アーティストチャレンジ③

③高校時代その2
カラーとモノクロ

高校二年生で初個展をすることになります。
風と土の芸術祭の企画で、会場は元銭湯でした。
公募展にたくさん出展していたので30〜100号のアクリル画とスケッチブックに書き溜めていたペン画を並べています。
そして初個展から展示会場で絵を描いています。
個展会場でお客様とお話をしていると、制作意欲が沸々と湧いてきて、いてもたってもいられなくなるので即座にアウトプットできる環境を整えておくことは大切です。

公募展向けの大きい作品を普段から制作していましたが、高校の休み時間(あまり大きな声では言えませんが暇な授業中)に制作出来る様にスケッチブックとペンを常に持ち歩くようにしました。(コソコソとバレないように制作するため)多くの色は使用せず、黒ペン一本です。
いくつか画像をお見せします。

そして当時の絵の具を用いた作品も併せてご覧下さい。

私の絵の二大要素が、「形態」と「色彩のコンビネーション」であると思っています。ペン画では色を使えない制限が最初はもどかしかったものの、だからこそ思い切りのいい線を走らせることが出来た気がします。
今にして思えば、新しい気分で何かを始めたい時は、何かを取り入れるのではなく今ある要素を削ってトライする方が本質的に自分が大切にしたいことが見えてくる気がします。

ここまでのアーティストチャレンジではちょっと照れ臭くも華々しいお話が続いてきましたが、次回はちょっとした挫折や葛藤をお話しできればと思います。


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次回
④大学時代
なんでもやる

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