アーティストチャレンジ⑦

⑦画家になって
展望

前回の投稿では不穏な影を残して終わりました。
しかし結論から言えば、今、私はとても元気です。
元気どころか、人生で最も調子が良いです。

地元に帰って来てからは心身共に回復傾向にありました。ラブホテルのアルバイトで社長から気に入られていたので、このまま正社員になって役職に就くことも視野に入れていました。が、当時郡山女子大でタッチフットのコーチをしていた住職の石田先生からお寺の職員になるお誘いを受けました。
施設管理をされていた方が退職されるそうで、お寺の清掃や施設管理の他にタッチフット関連の普及活動も併せて行う形です。ドタバタ忙しくも楽しかったホテル業務にもやや未練がありましたが、28歳になって初めて正社員として働くことになります。

山形を離れ会津に戻ってから、収入の安定に伴う制作環境の整備や公募展などにも再び積極的に参加するようになり、そこから少しずつではありますが認知度が高まってお仕事の依頼も舞い込むようになり歯車が上手く回っている実感があります。

いくつか活動報告を。
五浪美術館での個展やワークショップの開催、会津文芸様からの装丁の依頼、会津美術協会への加入、美術協会展でのライブペイント、遊び心ですが地元の有志でアパレルブランドの立ち上げ、地方紙からの取材、ステイホーム期間のアートぬりえイベントの開催、レストランの看板デザインなど。
いくつか画像を添付します。

結果的に大学時代から大切にしてきた人との交流の中で仕事が出来ています。これも支えて下さっているみなさんのお陰です。私一人では本当に何も出来ないので、本当に有り難い日々です。
高校生までの「画家」と言えばアトリエに籠もって絵を描いて、それを売って、そのお金でまた新しい絵を描く、そんなイメージでした。ギャラリーや美術館でシャキッとする格好良さももちろんありますが、今となっては自分の足であっちこっち走り回っているこの泥臭さがとても楽しく、私に合っている気がします。

様々な場所でたくさんの人に出会い、パワーをもらいながら制作活動をしています。コロナの影響でキャンセルになってしまった展示企画もたくさんありますが、全くへこたれずに新しいステップを踏み出しています。
現在は8月末に行われる大規模フェスのアートディレクションに携わる機会を頂けたり、10月に向けて行われる個展に向けて作品を大量に準備しています。

さてアーティストチャレンジバトン、今回で最終回です。
ご覧頂きありがとうございました。

#アートチャレンジ #アートチャレンジ7日間
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