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眼下に海が広がる山の家

軽自動車でも通れるのだろうか?
という道だけど、この道を走れば山肌の密集民家を
一望できる・・・それで地元の散歩人に尋ねてみた~

「この道~走れますか?」
「大丈夫、大丈夫!」
「本当に? この車でも走れますか?」
「大丈夫、マイクロバスも走るし、2tトラックも走るのだから」

この最後の言葉に励まされて走ったときにあった家
眼下には遮るものもなく海が広がっている
1か月ほど住んでみたいなぁ~~

写真中央に小さく見える人影・・・
この死にそうな階段を上ると頂上に赤い屋根の一軒家がある
まるでジブリ映画の舞台だ

その天国の家から坂道を日傘を差して降りてきたご婦人が
写真中央に小さく写ってる

写真右に延びる死の階段を登る勇気はないが
日傘のご婦人が歩く坂道を降りてみたいなぁ~
たぶん、眼下には絶景が広がってる

日々の生活がたいへんだと敬遠される山肌の密集家屋
でも、これジブリの世界で楽しいよ

写真は被写体を正確無比に写し取った(再現とかコピーとか)
もの・・・という人が多いけど、筆者は物を撮ったことがない

建物は設計した人、建てた人、住んだ人などなどの
心が滲んでいる
お地蔵さんや仏像でさえ、作った人や拝んだ人の
心が染みついている
もちろん風景にも~行き来する人々や住んだり仕事する人々の
心が眠っている

筆者は、そんな心を撮っている
そして筆者は自分の心も写真に写している

筆者の写真から、そんな心を見つけてくれた時~冥利に尽きる

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