証券会社の裏側(お客様編①)
こんにちは、ほのぼの投資です。
前回は証券会社の中の日常についてお話しさせて頂きましたので、今回は私が出会った1人のお客様のエピソードをお話しさせていただきます。
先にお伝えしますと、オチはないです。ただこれが現実です。
証券会社のお客様は基本富裕層で、きちんとした人が多いです。
ですので、あまり変わった人はいてませんが、それでも一定数は変な人はいらっしゃいます。
投資詐欺に引っかかったお客様
当時、相場も良く約年利20%くらいで利益が出ていたお客様がいらっしゃいました。買えば儲かると言うタイミングで、お客様も儲かり上機嫌でした。
ある日、そのお客様は私に得意げに「証券会社と付き合うより、もっと儲かるものを見つけた。君たちは手数料ばかりだ。君には何か教えないけどね。」と儲かっているにも関わらず、いきなり文句と自慢を言われました。私もそんな言われ方をされる覚えも無かった為、イラついてしまい「そうですか。なら勝手にしてください(笑)」みたいなことを言い返した記憶があります。
そこから徐々に売買をしなくなり、最後は私の電話にもほとんど出ることがなくなりました。
半年位経った頃、電話がかかってきました。
電話に出ると第一声が、「詐欺にあった」とのことでした。
内容を詳しく聞くと、「年利回り40%の金融商品を買っていた。最初は利息も出ていて良かったが、ここ3ヶ月利息が出なくて、その会社に電話しても電話が繋がらない。なんとかならないか?」とのことでしたが、私に言われてもなんともなりません(笑)
強烈に馬鹿だなって思った記憶があります。詐欺の商品についてはここでは書きませんが、かなり怪しい投資でした。
何度か分けて投資していき1000万円近くやられたようでした。
そこからなぜか私に怒涛の電話が掛かってきました。電話の内容は相変わらず、詐欺にあってからの状況やどうしたら良いのか?などでした。
私にどえらい文句を言ってきて、自分が困ったら電話してくる。なんだこいつは?って感じでした(笑)
そして、最終泣き寝入りでこの詐欺話は幕を閉じました。
最後に電話が来たとき「鬱になった。話し相手に来てくれないか?」とのことでした。ここまで来ると少し怖かったです。
「私は証券マンでカウンセラーじゃねーよ」って思ってました(笑)
幸いにも転勤のタイミングだったため、電話で挨拶して担当を外れました。
オチはございませんが、これが現実でした。
皆様もやたらと高い利回りの物に投資するときは気をつけてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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