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《OK!精彩》2019年11月刊

歳月は私を裏切らない

※2019年10月24日付


 初秋、土砂降りの午後、工場感溢れる実景撮影地で、真剣に撮影に励む羅晋に出会った。あまり涼しくない上海の気候の中、秋冬の新作服に身を包みビンテージカーの後部にもたれ、リラックスしながらもプロフェッショナルな態度でカメラマンとコミュニケーションをとっていた。

Q. 多くの芸能人が年齢とともに演じる役柄が変わりますが、それを挑戦と感じる人もいれば、危機と感じる人もいます。これについてはどう思いますか?
A. 以前は経験不足で解釈出来なかった役も、成熟した今なら上手くこなせるので、これは良い機会だと思います。
 
Q. 夫の役割が増えた今、仕事と家庭をどう両立していますか?
A. 家族が間違いなく一番です。撮影の時、両親がよく見に来るので、できるだけ一緒にいたいと思います。
 
Q. 今現在、息子であり、夫であり、大家族の大黒柱ですが、この責任をどう理解していますか?
A. 実際、家族の中で相互に助け合い、面倒をみることが最も良い雰囲気です。この助け合いは、経済的な面だけでなく、時間をかけて家族の話を聞き、寄り添い、心から慰め、支援することです。
 
Q. 最近の生活の中で、最も幸せな瞬間は何ですか?
A. 家族が健康で平穏に過ごしているのを見ていることでしょう。
 
Q. これまでで演じた中で、最も忘れ難い役は?
A. 私が選び演じた役は、どれも本当に忘れ難いです。
 
Q. メンズファッションに対する考えはどうですか?
どんな装いを好みますか?
A. 自分の個性に合うか、その装いで自分が快適であることが、最も重要だと思います。


Q. 装いの他に、ライフスタイルや姿勢もメンズファッションの重要な要素ですが、読者に伝えたいお気に入りのライフスタイルはありますか?
A. 最近は暮らしの中の美しい瞬間をカメラで記録することと、旅行することが好きです。
 
Q. 演じる上でドラマの役と映画の役では、どのような違いがあると感じますか?
A. 私にとっては、どちらも全身全霊を込めて役を作り上げる必要があり、大きな違いはありません。
  
Q. ご自身はロマンチックな人だと思いますか?今まで演出した最もロマンチックな瞬間はどんなものでしたか?
A. ロマンチックな演出をすることはあまり得意ではないと思いますが、永く寄り添い合うことが最もロマンチックだと思います。
 
Q. これまでのファッションショットの撮影経験から、どのようなファッションショットが良いもので、感動するものだと思いますか?
A. 表現力・内容・ストーリー性があるものだと思います。
 
Q. 一番共演したい俳優や監督は誰ですか?
A. ヒース・レジャーとアン・リー監督です。
 
Q. 普段集めている好きなものはありますか?
A. 身の回りの出来事や人々に注目することが好きで、一種の精神的なコレクションのようなものです。


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