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【デュエプレ】シロガシラ・ジュカイのガイド【ADレジェンド到達】

知人より代筆。筆者=使用者でないことに注意。

この記事を書くに至った理由
・使用者(≠筆者)がAD環境でレジェンドに到達し、それなりのポテンシャルがあるデッキであると感じたため。
・シロガシラを出してから非常にユニークな動きができ、面白いデッキであると判断したため。(但し、調子に乗って回し過ぎると殴り切る前にタイムオーバーになるので注意)
・比較的低資産で組める、使用者はADでレジェンド到達したが、NDでも使える可能性を感じたため。

このリストの場合、超次元ゾーンはブラフなので最悪なくてもいいです
2022/6/7 DDZカップAD レート1569、レジェンド到達


デッキコンセプト

高い展開能力を持つ〈大地竜機シロガシラ・ジュカイ〉をコンセプトに、1ターンで大量のクリーチャーを展開し、〈爆双カエン・ウンゼン〉や〈キリモミ・スラッシュ〉でSAを付与して一気にワンショットを決めるデッキ。
一方、シロガシラ・ジュカイの展開力を最大限活かすためには「マナ爆誕」や「マーシャル・タッチ」能力を持つクリーチャーをある程度採用しなければならず、デッキの構成自由度が狭いのが欠点。
ライゾウにも言えることだが、下手に防御札を濫りに増やして回転率を下げるくらいなら防御札を削ってでも回転率を上げ、早期に確実にワンショットを決められるようにした方がいい。

構築のための資産に関して、今後の眺望

このデッキで必須なSRは核のシロガシラ・ジュカイ、VRはアブドーラ・フレイム・ドラゴンのみであるため比較的低いDPで組むことが出来る。一方、シロガシラ・ジュカイは専用構築のデッキでしか活躍できず、汎用性が低いという特徴があるため、考えなしにクラフトするくらいなら同レアリティで高い汎用性を持つ〈爆竜GENJI・XX〉や各種超次元呪文を生成したほうが有益な場合もある。
また、紙のデュエマにおいて「マナ爆誕」「マーシャル・タッチ」は両方とも覚醒編で局所的にフィーチャーされたキーワード能力であり、まだ紙から輸入されていないカードも数枚は存在するものの、それらの数枚であれば次の弾でも採用できうる新規カードが追加される可能性があるとはいえ、次々弾以降では新規をもらえる可能性は低いと考えている。
特に「マーシャル・タッチ」に関しては、デュエプレではアクア・サーファーを筆頭に紙では敵・味方問わずクリーチャーを手札に戻せる効果が敵限定に弱体化されるなどといったケースが少なくなく、味方クリーチャーを手札に戻せるといった効果は大分出し渋られているため、そこを踏まえても迂闊にデザインしづらい効果なのではないか、と考える。

そのため、いくらカード資産が安く、それなりのポテンシャルがあるとはいえども、特に無課金ユーザの場合はこのガイドを読んでシロガシラを生成するべきか否かは慎重に決めて欲しい。
次弾で泣く泣く生成したシロガシラを4枚砕いてガード・ホールやバルカディアスを生成する羽目になっても困るので

なお、身も蓋もないことを書きますがライゾウとクロス・NEXとサファイア・ドラゴンとGENJI・XXを4枚ずつ作れる余裕のある方はライゾウ握ったほうがいいかもです。

基本的な動き

カエン・ウンゼンのSA付与によるワンショット、もしくはマナ爆誕クリーチャーを展開してビートダウンしていく流れになる。
理想的な流れとしては、2Tor3Tブーストから5Tにギフト+シロガシラで次のターンにゲームエンドに持ち込む。ハンドに多色カードを抱えすぎるといざという時に理想的な流れを妨害する虞があるため、幻緑の双月などでテンポを損なわないように埋めて行くのがベター。

採用カード

大地竜機シロガシラ・ジュカイ
核。4積み推奨。

フェアリー・ギフト
シロガシラ・ジュカイを早出しして相手が動き出す前に決着をつける。4積み推奨。

爆双カエン・ウンゼン
ワンショット要員。多色なのと、デッキからシロガシラ・ジュカイの効果で踏み倒したいのも相まって出来るだけ素引きしたくないが、ワンショットできない方が困るので4積み。

陰陽の舞
紙だとループに悪用されてしまって殿堂入りしてしまった哀れなカバ君。マナ爆誕で1マナでシロガシラの効果を発動させる。素引きしてもマナに埋めるしかない点やマナ爆誕の自己ランデスが痛いのと、案外回り切ればデッキを全部掘れるので4は過剰と判断。多くて3。

幻緑の双月(ND使用可)/シビレアシダケ(AD限定)/大冒犬ヤッタルワン(AD限定)
初動要員兼マナ爆誕→マーシャルタッチで手札に帰って来た陰陽の舞等をマナに埋め直す要員。このデッキに関しては種族はどうでもいいので、墳墓避けで分けることが推奨される。無理に生成する程ではない。4枚でいいが、不安であれば5枚以上入れてもよい。

青銅の鎧
兎に角シロガシラを手札に引き込むかマナに早く落ちてほしい構築なので、デッキを回す要員。マーシャル・タッチの受けになるのでフェアリー・ライフ等のブースト呪文より優先。回転率を上げる役割があるので4枚採用したい。既にシロガシラが立っている状態では実質2マナでシロガシラの能力を起動でき、cipで落ちたマナも多色でなければ起きた状態になるため、その1マナで陰陽の舞を出せる点も優秀。

アラゴト・ムスビ
紙だとループに悪用されて殿堂入りしてしまった哀れなおにぎり。マーシャル・タッチとマナ爆誕を兼ねている点が優秀で、中盤のブースト要員とワンショット要員を兼ねている。上の2枚から2→4、もしくは3→5(こちらはマナ爆誕でもいい)の流れができるのもポイント。
他にマーシャル・タッチとマナ爆誕を兼ねているクリーチャーは〈分解屋ゲンナイ〉がいるが、デュエプレだと未実装なため現状では唯一のアイデンティティ。

隻眼の粉砕脚ポン吉
コッコ・ルピアやムシャ・ルピアを焼き鳥にしたり、リキピの頭数を減らしてツヴァイの着地を妨害し、アブドーラ・フレイム・ドラゴンまでの時間稼ぎを行う。刺さる相手ならば2枚で回すのもオススメ。STだが、火力として期待しない方がいい。

桜丸パグのすけ
基本的には防御札。マナ爆誕なのでシロガシラからの展開に使えるが、バフは相手プレイヤーを殴れなくなる制約もつくためワンショットしたいターンに出す場合は要注意。
カエン・ウンゼンでシロガシラをマナに置き切った場合次にマナに置かれるのはこれだが、陰陽の舞の方がマナに置かれてほしい場合はいっそのこと採用しないという手もある。(その場合、このカードの枠をコルテオやリーフストーム・トラップなど別のSTに割ける。)

サラマンダー・リザード
恐らく相当好みが分かれるであろうカード。除去範囲の広まったポン吉として運用するのもアリ。コスト参照なので、ブラッディ・シャドウなどコストに対してパワーの高いクリーチャーに有効である一方、実際のコストより低いマナで出てくるクリーチャーには間に合わないこともある。特にツヴァイやディアス、ストーム・カイザーXXは構築上こちらのデッキのクリーチャーの最大コストが7なのでどう足掻いても除去できない場合もある。仮想敵や環境によって調整。あまり放置しておきたくないL・デストラーデを除去できる点は優秀。

アブドーラ・フレイム・ドラゴン
最高打点マーシャル・タッチ。全体5000火力が優秀。ウィニーを一気に掃けるため、相手次第ではこれ一枚で勝敗が決定することもある。

採用候補カード

式神シシマイ
キリモミ・スラッシュと併せてワンショットを狙うときに使いたい。入れ替え候補はST獣とアヴドーラ。守りを捨ててキリモミリーサルを狙いたい。 シシマイを入れる場合、シロガシラワンショットよりもマナ爆誕展開ビートの方が強いので丸々構築を見直す必要があったりなかったり。肝心のホーリー・スパークは防げないので油断は禁物。

幻緑の双月/シビレアシダケ/ヤッタルワン(増量)
最速ポン吉を狙うのに青銅と入れ替え20戦ほど回したが、ポン吉が刺さる速攻デッキには後攻ではまず勝てないのと、 これらを引きすぎても手札の消耗が激しいだけでマーシャルタッチとの相性も悪く、戻しても2度場に出す様な事はなくマナに埋めるだけになってしまう。 一刻も早く青銅で上からマナ爆誕を引き寄せた方が良いと判断し抜いた。好みで計6枚ほど入れてもいいがおすすめはしない。

ホッピ・ルッピ
NDだと幻緑の双月しか採用できないため、2コスマナブーストが追加で欲しいなら候補となる。
シロガシラがドラゴンであるため、シロガシラがいるとマナに引っ込まなくなるが引っ込んだところでマナは起きないのでそこまで気にならない。はず。
カエン・ウンゼンやアブドーラが立ってるときにうっかりブースト目的で切らないように。

コッコ・ルピア
カエン・ウンゼン、シロガシラ・ジュカイがドラゴンであるため、軽減対象となる。コッコ・ルピア→カエン・ウンゼン→シロガシラ・ジュカイと繋ぐことができるが、別途マーシャル・タッチの種を用意しておく必要がある。但し、コッコ・ルピアを戻してカエン・ウンゼンでそのまま盾を割りに行くというプランも相手次第では悪くない。ADであればフェアリー・ギフトの方が要求値が低く使いやすいため、NDもしくは火マナ欠損でポン吉ループ等を決められない場合に候補となる。

霊騎コルテオ
タッチ光。防御札。デッキの回転率はやや下がるが、ある程度速攻を見れるようになる。クリーチャーである利点が大きいのでホーリー・スパークより優先的に入ると感じた。マーシャル・タッチで回収して繰り返し手打ちして膠着状態を打破したりもできなくはない。

未来設計図
理想ムーブに足りないカードを引き込める。コッコ・ルピアを採用したり、2ターン目に何もできないことを嫌う場合には採用候補。

リトルアイズ・グロース
決まれば4→7、最速4ターンでシロガシラを着地させられるが、ADの場合ギフトの方が役立つ場面が多い。 6マナ溜まっており、手札はゼロ、マナにシロガシラがいた場合、トップでギフトを引けた方が良い。2ブーストできる保証もないのでおすすめしない。

リーフストーム・トラップ
このデッキのメインギミックは確定除去を持たないため、確定除去が欲しければ採用となりうる。アラゴト・ムスビor青銅の鎧orサラマンダー・リザードorアヴドーラの数を減らして入れ替え。4ターン目にフランツorミル・アーマを絡めて飛んでくるチャクラに間に合うのもポイント。ツヴァイを除去できるようになるので、入れるなら3枚以上。 ただし先にリーフストームを見せてしまった場合、警戒されてマーキュリーで殴ってくるので注意。 防御札が厚くなるので速攻相手にも勝てる可能性が高まるが、枠の都合上かなりギリギリになってしまう。 入れ替えるなら自然のカードと入れ替えある程度火マナを確保したい。使用者は火マナが溜まらずポン吉が出せずにツヴァイに負ける事が多かった。 (この時点で火18枚だが、3ターン以内にポン吉以外の火が来ない事もザラ)

その他のマーシャル・タッチ/マナ爆誕クリーチャー/サポートカードに関して

百足兵アインラッド
一応2→4でアラゴト・ムスビに繋がるがそれ目的なら幻緑の双月でいい。常在型能力でのコスト軽減がマーシャル・タッチとアンチシナジー気味。火文明で初動要員は貴重なので、どうしても火文明の比率を上げたい場合であればお呼びがかかるかもしれない。

ビートル・モグッタン
初動要員だが、マーシャル・タッチで回収する旨味が薄く、青銅の鎧の方が良いと判断した。マナ爆誕ビートプランに寄せるなら採用を検討できるかもしれない。

火炎の流星ソンクン
ミル・アーマ、チャクラ、ゼンアク(ゼン)など役割対象がいない訳ではないが、これらが入るデッキには元々有利なので対策する必要がないと判断し抜いた。 一応アクア・ガードやアクア・ハルフォート等、ツヴァイの進化元ブロッカーも焼けるが、あちらの射程範囲内でもあるのでポン吉で十分。

無双大地ナズナグマ
ツヴァイを殴り倒せる14000というパワーとTBという点は魅力だが、重すぎて結局間に合わなかったり事故りそうなのと、結局カエン・ウンゼンでSAにならないので要らないと判断した。特にカエン・ウンゼンでシロガシラをマナに落とせなくなるというデメリットも大きい。(下のババン・バン・バンにも同じことが言える)マナ爆誕展開プランに寄せ、なおかつワンショット要員をカエン・ウンゼンではなくキリモミ・スラッシュを優先させるのであれば採用されるかもしれない。

恵みの大地ババン・バン・バン
ブーストが明らかに過剰なのと、このデッキでコレを出すくらいならどう考えてもシロガシラを出す方が得策なので入らない。一応次のターンにシロガシラを2体出す荒業もできるが、カエン・ウンゼンを筆頭にマーシャル・タッチクリーチャーがごっそりマナに落ちてシロガシラで十分に展開できないという本末転倒なことになりがちなのでいらない。マナ爆誕ワンショットプランであれば採用できるかもしれない。

絢爛の超人/雪布妖精ユウコ
流石に実質バニラじゃどうしょうもない感じしかない。
ゼノン・ダヴィンチ採用のドルゲーザとかダイヤモンド・ブリザードの方がまだ入るんじゃないの

15弾の新カードに関して

・秋麗妖精リップル

デッキからコマンド(このデッキの場合、多くはシロガシラ・ジュカイ、もしくはカエン・ウンゼン)をサーチできる。
2マナブースト→これ→ギフトジュカイ、もしくは(未来設計図→)コッコ・ルピア→これ→シロガシラ・ジュカイの流れを決められるが、マナ爆誕のコストが重すぎるためシロガシラを出したあとにブンブンするには不適格。一応ここぞという時に確実にカエン・ウンゼンを引き込めはする。だがマナ爆誕が重すぎるので同じターンに決められない以上本末転倒感はある。
ラムダ持ってきてそのまま進化できたりGENJIを持って来れるので多分その内来るラムダビートで使うカードだと思います。

超次元に関して

上記のリストでは超次元は不要と書いてあるが、使用者はB・ロマノフのDEATH・ドラゲリオンを見るために〈超次元フェアリー・ホール〉及び、〈冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン〉を試験的に採用して回したこともある。しかしながら、ピンポイントメタであるのと、不利対面がそこまで覆らなかったという理由で抜けた。
一応、全然ダメというわけではないので、相手にフェアリー・ホールを警戒させるためにジャパンとジョンは持ってれば入れておいた方が良いかもしれない。

対面

【ツヴァイランサー(リキッド・ピープル)】(不利)
現環境のAD環境トップ。14弾でアクア・ジェスタールーペやアクア・メルゲを獲得したことにより、回転率に磨きがかかった。
先行ならポン吉2枚でループさせ、リキピを破壊し続けるかギフトアヴドーラ(シロガシラ)で、盤面妨害しながらマナを伸ばして6体以上クリーチャーが並んだら殴る。 後攻だと、ムーンナイフ→ポン吉しか妨害が間に合わないので、相手が4マナ時点でリキピを4体並べ損なう事に賭けるしかない。 ジェスタールーペの連鎖が不発だったり、そもそもツヴァイを引けてない場合もあるので、諦めずギフトアヴドーラを狙う。
なお、赤マナが欠損していてポン吉ループができないで敗けたこともあったため、ツヴァイを見たいなら確実にポン吉ループをできるように火文明の比率を高めておきたい。

【バルガライゾウ】(不利)
基本的には相手が事故るのを祈るしかない。ギフトが絡んだ場合4ターンでライゾウが出てくるのでお手上げ。 (2Tライフ、3T龍の呼び声orピースルピア成功、4Tギフト→ライゾウ)
こちらは最速4ターンシロガシラ、5ターンでフィニッシュなので、速度的に負けており、4Tキルデッキには間に合わない。NDでもお互いギフトを失っているので展開速度はそこまで覆っておらず、依然厳しい。
ライゾウは言わずもがな、ストーム・ホールに関してもまともにストーム・カイザーXXを除去する手段がないため警戒しなければならない。(リーフストーム・トラップが無ければ全力で相手のトップがドラゴンでないことを祈るしかない)

【ドロマー超次元】
ハンデスデッキにはかなり有利。 シロガシラはマナに逃がし、ひたすらマナを貯める。ギフト1枚手札に残しておけば、6マナでマナから出せる。 1枚シロガシラが着地すればマナブースト及びマーシャルタッチによる手札補充もできるため、ディアボロスの覚醒に怯えることは無くなる。 最速チャクラビートをされると若干しんどい。その場合マナ爆誕並べて数で圧をかけて牽制するのもあり。 1ターンシロガシラが場で生存できた場合、相手は盤面の処理とハンデスは諦めざるを得なくなる。

【デイガナイト】
シーザーやキング・アルカディアスを出されると厄介なので進化元をこまめに除去しておく。最速でシロガシラを出せるならハンドに持っていてもいいが、そうでないならハンデス警戒で埋めてしまうのがよい。
なお、キングの効果で最初に出た単色が場に出ずに墓地送りになっても何故かシロガシラの効果がトリガーする不具合がある。

【B・ロマノフ】(不利)
デスドラで盤面リセットされると苦しいため、着地前に殴り切るか、除去された後に二枚目のシロガシラを投げて再展開する。積極的に序盤から殴っていった方が良い。

【赤白速攻】【黒緑速攻】(不利)
先行ポン吉ループでシロガシラかアヴドーラまで延命、後攻なら負け。

【ガントラビート】(微不利)
最速シロガシラで畳みかければ間に合うことも多い。アヴドーラで敵は減らせるのでコルテオ対策も可能。 ただしホリスパを踏めば負けてしまう。

【エンペラー・キリコ】
【ドリームメイト(ケンジ・パンダネルラ将軍)】
【アーク・セラフィム(ソルダリオス)】
【アポロヌス・ドラゲリオン】(いずれも微有利)

例のごとくポン吉orアヴドーラで盤面を荒らしてフィニッシャーの着地を妨害し時間を稼ぎ、シロガシラ着地かギフトシロガシラで運だけアヴドーラを狙う。 引きが悪く相手の盤面を荒らせない場合でも、相手の引き次第では5~7ターンのゲームエンドに要する時間があるため、シロガシラが間に合う事もある。

【超次元ビート】(微有利)
相手の理想ムーヴはジョン+アンタッチャブルで全覚醒、その後にGENJIXX等なので、アヴドーラが非常に刺さる。 さらに覚醒やマナブーストに時間をかける為、その間にシロガシラ着地が狙える。 最速チャクラビートはやはりキツイので、ADでよく見るようになったらソンクンorサラマンダー・リザードの採用や枚数追加も検討。

【バイオレンス・フュージョン】(有利)
相手がサンダー・ムーン軸ならポン吉かサラマンダー・リザードで羅月サンダーの進化元を潰せば対応可能。 ババン・バン・バンかクリスタル・フュージョン軸ならその前にシロガシラが間に合うので問題なし。除去にターンを費やせられればさらに有利。

【カウンターHDM】
十分な打点を用意し(Wブレイカー6体並べて殴れば)勝てる。盾を増やされると面倒なので、デストラーデはサラマンダーで除去しておきたい。

【サムライ(剣誠・ドラゴン)】
剣誠の着地を妨害してれば勝てる。ギフトシロガシラで最適解を引き寄せたい。

【武者・ドラゴン】
コッコ、ムシャルピアをポン吉で焼いてればいつの間にかシロガシラが場に出てる。シロガシラ・ジュカイが武者の6000火力圏内なため焼かれてしまうが、マナから再展開し続ければ手札が枯渇し処理できなくなる。
しかしホリスパを踏むと負ける。

【ボルシャック・NEX】
VS武者同様、ファイアー・バードを除去するなどしてNEXの着地を遅延してシロガシラ立ててフィニッシュ。コルテオやピースルピアが出てくるので過剰打点気味に6体以上用意してから一気に畳みかける。 しかしホリスパを踏むと負ける。

【ジャイアント(ドルゲーザ)】
基本的に展開のし合いになるため、アブドーラ・フレイム・ドラゴンで妨害するのが良い。

【リーフメビウス】
相手がアストラル・リーフ→メビウスチャージャーを最速で決めてしまった場合、次のターンから宝剣ロストソウルが飛んでくる。全力でマナだけを伸ばし続ける。幸いにもこちらはマナ爆誕でハンデスされても展開できるため、マナから適当な爆誕を決めて相手の処理能力を上回れれば勝てる。

【カチュアシュート】
カチュア自体はどうとでもなるが、もし最速でバジュラが飛んできた場合、落ち着いて投了で問題ない。 

【パーフェクトアース】
絶対に勝つことはできない最凶の天敵。運よくサラマンダーで除去できれば何とかなるが、もし放置して畳みかけた場合、 インビンシビルアビスとティラノリンクノヴァを踏みさらにバイフュから神々がご降臨なされる為、勝つことは不可能になる。 (現に3~4回ほど当たったが全敗した)

総括

後攻の時点で不利な上、速攻デッキにも不利だが、手札が良い(初動ブースト+ギフト+シロガシラを引き込めている)場合に限り後攻でも何とかなる事もある。 但し、このデッキで「ADは“そういう”環境」だからと割り切って、速攻対策は不要と判断した。
ツヴァイや速攻にうんざりした他のプレイヤーが対策をしてくれると判断し、例えばツヴァイランサーも14弾リリース前の新カード情報でAD環境で暴れることが想定され、実際にAD環境のトップとなったが、数日後にはツヴァイをメタる構築が増加した。
現に使用者はこのリストで200戦ほどADに潜っているが、ツヴァイに当たった回数は20~30回程度。6~10回に1回くらいしか当たらない。 環境上位デッキを対策してくれる皆様に感謝。 それに速攻不利と言っても、相手が事故れば勝てる試合も多いので、短絡的に面白ファンデッキと評価するのは早計であると感じた。

筆者 @LunPage(るなっぺ)
※重ねて言うが、筆者は使用者ではないことに注意。
「構築のための資産に関して、及び今後の眺望」のみ、筆者による考察。


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