装飾なしの自由気分のバラッド
友達が尋ねてきた。
「自由な気分を味わうってどれほど素敵なことなの?」
断定出来ないからバラッド的な表現で、こう答えた。
「“自由な気分?”鳥たちだって制限コースに縛られて飛んでいられるんじゃないかなあ。自由なふりする気分を味わいたいだけかもしれないし、自由に感覚を楽しむことは出来る。」
「だけど制限があるから、自由になれることだってあるかもしれない。」
「ただ、自由な気分なだけだよ。本当の自由はすぐそばにあるかもしれない。もしかしたらいろんなものを削ぎ落としていかなきゃならないかもしれない。勇気がいるけど。多分。」
「もし、自由になれたらきっと素敵だよ。」
だって、「自分」を「由(よりどころ。よること。もとづくこと。)だから。」
と。
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