保存修復師のいたわり

どんな言葉も嘘っぽく聞こえるときがあって、その嘘は自分に嘘ついていて

ならば、本来のカタチを見出すために、

保存修復師になれたらな。

修復師って名も、働きかけ方も素敵。

埃がかぶり、亀裂や傷、欠けたところ。カビと日焼け、ときが経ち色褪せたもの、劣化した部分をその過去の作品を何年もかけて慎重に修復していく。

いいなあ。
修復するっていいなあ。

作者の想いを察しながらこれかな?あれかな?と、作品と対話しながらじっくり治し、自ら再生を施す。

いいなあ。
こんな生きかたが出来たらいいなあ。

ときに必要に感じます。
とても難しく感じますが
そのように生きれたら、いいなあ。

修復するということ。

ささやかな亀裂を抱く私の現実の課題かもしれない。

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