NYの友達と変わった対話

印象的な対話を思い返す。

友達の名は通称、バードくん
特徴:デザイナー、日本語ペラペラ。元日本人。

バード「久しぶり。元気?まだピンポン球の中に住んでる?」

と、チャットが入ってます。

私「久しぶり、元気よ。どちらかというと今はピンポン球に住みたいと思っているよ。空気だけやし。笑」

バード「相変わらず抽象的だね」

私「うん、特に気をつけて抽象的に話したり、抽象的な言葉にしたりしてるよ。笑」

バード「なんで?どういう意図?」

私「具象的にかな?説明っぽくロジカルに話すことかな?それは、何というか、リスクがあるよ。細かい言葉のディテールに引っかかって、言おうとする話が制限されるし、その言葉は理屈だけで囚われてしまう人がいて、なかなか真意まで行き着きにくくなる時がある。もちろん時と場合による使い分の分別はつけたいよ。」

「ただ、自分の思想的なものは、抽象的に表現した方が広がりがあるのかな?なんか、抽象っていうのは割と言葉に表現しにくいメッセージを大体に表現できたり、可能にしたり出来るでしょ?感性で思想や哲学などを察っして読み取る作業がいる。相手と対話する前に、一旦本人の想像の中で本人と対話することが可能になりやすい気がして、じっくりと考えを深めたりも出来る。時たま反射的に拒絶されたり、遮断されたりもするけどね。」

バード「芸術的で抽象的な言葉は趣向とか波長が影響してくるから仕方ないよ。割り切れるけど、僕は。ロジカルよりメッセージが届くスピードある時もあるよね。さらに芸術的側面なら、ただの言い分ではなく、お互いのメッセージの価値を見出せる。言葉の芸術というか、それが成り立つと場合によっては、音楽みたいに人間の確執を超えることも可能かも知れない。だけど問題は、感性によるから、それはそれでリスクあるよ?」

私「うん、そう。感性とか想像する力が問われるね。けど、それは私は委ねるのも自然な感じはする。案外理解して欲しいというより、「だいたいこんな感じです」ぐらいなモチベーションでもあり、言葉でただ遊んでたり。抽象的に伝えた際、解釈は相手の自分次第の受け入れ具合が露呈してくる難しさはあるけど、ロジカルよりは攻撃性はないかな。ロジカルよりな話になると、〜派とか、〜主義とか具体的にお互い違う考えとぶつかってしまう。アメリカも対立とか分断が生じたりする?日本は結構分断しちゃう。今や細分化されてみんなピリピリバラバラ。まぁ、ばらけても良いけど、むしろバラバラも良い。ただ、攻撃性とか精神的な暴力に繋がるとお互い総合的にフリな気もする。」

バード「NYではいろんな状況や反応があるよ。人種差別、格差差別、宗教差別や党派、主義、それぞれのステータス、アイデンティティなどなどいろんな人や民族が集結してるから、ぶつかっている時はかなりロジカルに議論されてる。だけど、議論されても時としてお互い引かないから大変。銃とか持つ人もいるし。激しい感情のぶつかり合いになる。コロナでより銃社会が激しい地域もある。実際貧しい人から不利になってる。その反面、良い感じでルーズさもあったり、基本的に雑で陽気な人が多いかな。そして現代アートとかも盛んだから、斬新な考えを持つ人がいても、興味津々にブーイングしたり喝采したりを繰り返して、気に入ったらすごい盛り上がったりする。で、一旦は解決したり。一旦はね。」

私「一旦は解決して、その後どうなるの?」

バード「一旦は解決する。というより、一旦はぶつかり合いがおさまる感じかな。時代や政治、経済や情勢が人をまた争うようにしてる。今って、違う側面では世界中を上手くコントロールできた感じにも見えるでしょ?そんな感じで、コントロールされる一般の人は知らずに混乱して、また、対立する。対立を促されるかのように。」

私「うん、色んな問題が次々に出てきてるよね。」

バード「喧嘩ならコミュニケーションになるけど、対立は時としてコミュニケーションを壊す。人間関係の弱体化になる」

私「その2つの違いはやっぱりあるのかな。」

バード「なんとなく言ってみた。それこそ想像してみるのが良い。」

私「賛成。笑」

バード「考えすぎたらがんじがらめ、だね。」

私「うん」

バード「○○がいうように、空気の中にいるけどね、なのに人間関係はたくさんの隔たりがある。」

私「人間が勝手に価値観風船を作ったんだよ。笑」

バード「風船?」

私「人間は呼吸するでしょ?その自然な呼吸さえ、その息を自分の好きな風船で都合よくガードして飛ばしてる。いつか割れるけど。割れたら衝撃的。パン!!笑」

バード「うん、あらかじめ空気の皮を剥がしたいね」

私「上手い!」

バード「そういえば、最近絵は描いてる?」

私「描いてない。描けない。頑張らない。笑」

バード「いつか気が向いたら描くよ。」

私「私もその時を待っちょります。」

バード「今日は何気に面白い会話したね。そろそろ出ないと。価値観風船がぶつかり合いしないと良いな。」

私「面白い。風船上手く使うね。^ ^お願いがあるけど、このチャット内容をSNSのnoteに載せて良い?」

バード「良いよ。匿名なら安全だし。何かの可能性に願う種まき?」

私「うん、とりあえず。ありがとう。この独特な対話は面白いから、ただ載せたい。」

バード「ラフに言うと、言葉遊び〜。そろそろ寝て。」

私「ありがとう、そう受け止めてもらうと、より平和なメッセージの交換になるね。ほっとしますがな、おやすみちゃんどんごん」

バード「ちゃんどんごん」

以上、眠いので誤字脱字がありますが、すみません、頑張らないで寝ます。

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