奥の細道がうまれたのは、

彼女は言った。

旅立ちにふさわしくいい天気でございます。

彼は言った。

今日は晴れでも、
明日は雨かもしれん。

雨任せ。
風任せ。
月任せに行くばかりじゃ。

それは、神仏さまが見てるくださると信じる。

そこから松尾芭蕉の旅立ちが始まり、奥の細道がうまれた。

芭蕉の彼女の言葉と立ち振る舞いも美しい。

否を求めないということ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?