カラーフィルター
このnoteではないですが、
深海の話を先日しました。
その話を綴る際、まるで脳裏の瞳にフィルターがゆらゆらとかかります。そのイメージカラーは深いセルリアンブルー。
セルリアンブルーフィルター。
私は、文章や文学、詩を読むとよく脳裏と瞳にフィルターがかかって、瞬時に目に映る世界に色とりどりに変貌していきます。
面白いです。
その時には、目に映る世界には湿度もあります。
面白いです。
音楽でも同様、コンセプトやエナジーが強い音楽は、波長を通じているのか、瞬時に脳裏と感情、感性を刺激して、カラーフィルターがかかっていきます。
感覚がいいときは、実際に風の色も見えます。
意図して見えることはなく、自然と見えてゆく感覚が気持ち良いです。
四季の移ろいの風の気配の色なのか。
中でも、春の風の色が個人的に好きで、美しい。あらゆる生命の芽吹く気配の色合いが多彩ですが、調和してる。
様々な水の粒子。
草木の水の粒子。
花が開花する水の粒子。
川の流れから放たれてきた水の粒子。
太陽が温めた土の水の粒子。
空から降りてくる水の粒子。
それは、イメージカラーフィルターでなく、風の色味のフィルター。
あー、こんなに空気を色とりどりに染めてゆくんだな。と美しい移ろいのカラーフィルターにささやかな幸せを感じるのです。
春の訪れを感じる日は、まだまだ長く待たないとな。
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