28) 過去日記 ex
あの時あたしが欲しかったものは
まちがいなくあなたでした
あなたが全部あたしのものにならないなら
あたし何もいらない
あの時あたしが欲しかったものは
のぞきこんだ鏡に映る
あたしの様なあなたを
捨てる勇気だったのでしょう
ジレンマ / speena
この曲ね
初めて心の底から好きになった人と
離れようって思った時に
その人の親友と2人で捜しまわって買ったCD
(親友の方が元々知り合いで仲良し)
当時は私の親友と4人でいつも一緒にいた
愛しくて愛しくて誰よりも大切だった人
夜職してる時
いつもお店に迎えに来てくれてたんだけれど
その日は大事な試験の前夜で来れなくて
その帰り道に
お客さんに無理矢理車に連れ込まれてのレイプ未遂
お店も巻き込んで騒動になってしまって
それでも私的には隠し通すつもりでいたのに
それを知った時のあの人の顔は
今でも脳内から消えてなくならない
どうして迎えに行かなかったんだろうって
自分を攻めて攻め続けて
そんなあの人と一緒に居る事が辛かった
なによりも私は平気だったから
確かに連れ込まれた時の恐怖心はあるけどそれだけで
それなのに傷ついてないと人間が可笑しいみたいで
嫌われる気がして
そんな私の為に傷ついてるあの人を見てるのが限界で
そんな私が傍にいたらいけないと思った
少しだけ距離をおこうって言っても
少しだけ離れようって言っても
聞いてくれなかったから
勝手に職場も辞めて半同棲してた家まで解約して
お別れせずに離れた
一緒にいたら駄目になるって
こーゆーのだと思ってしまったんだよね
私じゃなくてあの人だけだけれども
*
私は彼をそんなあの人に重ねたんだよね
初めて会った時、後ろ姿だけ見て
あの人と間違えて追いかけたの私
だからかな
暗闇は暗闇で消えた
いま、傍に居る人を
いま、傍に居てくれる人を
愛せないのはあの人が消えないから
消えない人をいつまでも消せないままで
馬鹿みたいだって解ってる
そんな事
誰かと誰かを比べてないものねだりして
無駄な事だって解ってる
そんな事
いま、思うのは
あの人の為だったって綺麗事にしてる自分に
吐き気、嫌悪感
どうしてちゃんとさよならを伝えなかったのか
だから思い出もなにもかも消せないまま
、、、、、
此処まで書いてたら君から電話がきた
君 『ねぇ、なな、お年玉頂戴-??』
な 「ななにはなにくれるの??」
君 『何欲しい??』
な 「愛情ー 」
君 『与えてるじゃん?? 足りないの??』
な 「持ちきれないぐらい重いのが欲しいの」
「ねぇ、〇〇(君)
ななね、誰の事も好きじゃなくなったよ」
君 『え??いまさら??』
『 ななはさ、どうして俺の事を好きじゃないの??』な 「?? 〇〇の事はものすごーく好きだよ??」
こんな噛み合わないくだらない会話が好き
君の事は私にとって唯一無二の存在
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