33) 過去日記 ー虚言癖ー
絶賛03日酔い中
私のPC画面を見て
虚言癖のあの子が言った言葉が
脳内から消えてくれない
過去の彼女と今の彼女を比べる
なんて無駄な事
自分の心が狭過ぎて嫌になる
久々に自分から
浴びるほどお酒を呑んだ
私の重さも痛さも
受けとめてくれるのは彼だけなのに
それは表面上だけのお話で
きっと心根では受け入れられてない
そんな事分かってる
今まではね
『 俺はこうだからななもこうね 』
って感じだった
私の世界は彼だけで回ってるからね
絶対だから
でも今は
『 俺はこうしたいからななもこうして?? 』
って感じなの
可笑しいよね
「〇〇(彼)はずるいよね ななが断れないの解ってて」
「好きだよ??今もずっと好きなんだよ??でもね..」
普通は本人には言わないよね
って言葉を散々本人にぶつけてまた泣いた
頭ぽんぽんよしよししながら抱き締めて
『ななが俺から離れてくんだよ..』
って困り顔
今まで見た事のない顔だった
あ- 一途ってなんなのかな
前なら彼の為に簡単に切り棄てられた物を
今、君さえいなければ..がついてくる
離れてる間に大切な物が出来てしまった
私の夢ばかり見て寝ぼけて
『 なな、なな、、』
って電話をしてくる君を
愛おしい気持ちが棄てられないの 今は
何も知らない僕はいつか眠りつづけるから
誰も届かない夢の中で溺れて君の側へ沈んで
悲しみにさえ手を伸ばして君を探すけれど
迷子のように僕らはまた離れて痛みだけが残って
「 赤い月をずっとながめた。
それだけでなんで泣くんだろう?
僕は消えたくなる。」
「Sink(Ver.2.0)」 / Plastic Tree