浄化と瘴気、それに関することについて


浄化

水属性は根付いてしまった瘴気も浄化する能力を持つけど、浄化した瘴気のうちのほんの一部が身体に溜め込まれてしまう。(水が汚染されるイメージ)そのため、浄化に適しているのは光属性のものか、水や光の魔石を用いたものである。他属性でも魔力の強い本流により瘴気を押し流すことは可能であるが、瘴気がケモノや植物等に強く根付いてしまっている場合はその方法を用いると瘴魔化した者の精神や肉体をも傷つけかねない。月夜霊の方が強い魔力を持つため浄化の力があるとされている。

瘴気を操れるヒト及び用いるデメリット

時折、瘴気に適応できてしまう生物(ヒトも含む)も存在する。彼らは魔力の大半が瘴気に蝕まれたものとなり、本来回復や浄化の力を持つ魔力を用いると逆にダメージを負ってしまうことになる。(あらゆる回復魔法がダメージとなるため、回復するためには薬草が必須となる。)
ただ生きるだけであれば、外へ瘴気を放つこともなく体の中で留めて置くことができ、周りのものにも影響を与えることはない。しかし、体内の瘴気を一度操ろうものなら自らの命を削り続けることになるだろう。場合によっては瘴魔化が一気に進み見る影も無くなるものも多い。なにしろ、適応したからといって、瘴気と元の魔力とが絶妙なバランスで噛み合っているだけであるから、自らが元から持たぬ負の力を使えばバランスが崩れるのだ。
それでもうまくバランスを取れたものであっても体の一部の異形化は避けられないだろう……
また瘴気を操るものが対策してない場合、周囲へ多少の瘴気の漏れにより弱っている精霊の瘴魔化や、瘴気に弱いヒトが体調を崩したりする場合も少なからずあるだろう。

月夜霊や精霊の消滅について

*月夜霊の1〜2割くらいの魔力量が多い子たちは精霊たちみたいに消えていくように消滅する。その時水晶玉のようなものに魂の一部が残る(以下オーブ)

*オーブは特定の魔法でほんの少し(5分未満)の時間だけ亡くなった本人の残留思念と会話ができる

*オーブには強い魔力が宿っている。

*精霊も亡くなる時には空気に溶けるように消滅し、コアであるオーブが残る。(月夜霊のものは占いの水晶玉くらいのサイズ、精霊のものはビー玉くらいのサイズ)

*巫やそれに準ずるくらいの魔力を持つ月夜霊がこのようになる。
それ以外は一般的な終わりと同じ。

*魔力が強いほど精霊に近い存在になる=瘴気への耐性が精霊と同等になりやすくなる(肉体を持つ憑依型と同等レベル)


風土病
※以下についてはその属性を持っているからといって
必ず起きるわけではありません。
※個人差あります。同じ行動をしていても
必ずしも発症するとは限りません
  • 水属性によるもの。寒い地域に多い

月の雫はあくまでも緩和剤っていう感じです。
瘴魔を浄化せず◯している場合にはそこまで瘴気の影響は受けないで済むけど、浄化した場合は瘴気の影響を受けるため月夜霊に罹患者が多い…っていうイメージです。
また、水属性の魔力を持つもの特有の症状になります。
人間でも発症しないわけではありません。

月の雫の種を帝国兵の目を盗んでグラシエラから持ち出した銀狐がいるため、月夜霊達の休息地にて栽培されていますので入手は可能です。
《補足》
月の雫は雪の降り積もる地域なら取れますので、少量であれば休息地で栽培される前にも銀狐に依頼して帝国領になってない場所から必要な分採取してました。
すなわちグラシエラ限定ではありません。

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