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太陽みたいなきみへ

どぎょむくんに関して綴ろうと思う、




わたしの前に現れたまるで太陽のような人





今年の春、たくさんのものたちを失った。こころがからっぽで虚無感に溢れる日々。毎朝起きてまた一日が始まる事に絶望する。終わりの見えない地獄。好きだった人やものに対しても今まで通りの好きの感情を抱けなくて、苦しくて、アイデンティティを奪われたかのように感じた。好きが分からなかった。まるで宇宙の中に一人放り投げ出されたみたい。孤独、暗闇、静寂、息苦しさ。人生で初めてだった。希死念慮では無くただ消えたかった。どこかに逃げ出したかった。



それでも、当たり前だけど仕事には行かなきゃ行けないし、生きなきゃいけないのでどうにかして理性で動いていた。でもそんなのには限界があって、もうドロップアウトしたくなって。



そんな時ある音楽に出会った。
曲名は Fighting
そう、BSSである。
当時韓国アイドルに全くと言っていい程興味の無かったわたしは、その存在すら勿論知らなかったけれど何故かその時は曲に惹かれて、気がついたら聞いていた。



………韓国語わからない。
でもわからない、はずなのに涙が出てきた。この時のわたしが何かに惹かれたり心に引っかかるという事が無かったので、わからない に対して縋りたかったのもあったのかもしれない。気になって調べてみる。Fighting BSS 。SEVENTEENという韓国のアイドルの中のユニットなんだ、そういえば友達が好きって言ってたな、



そして日本語訳をみてその歌詞たちにまた感情を揺さぶられた。涙が止まらなかった。特にサビの歌詞が響いた。

반복되는 하루에
繰り返される一日の

시작이 되는 이 노래
始まりを告げるこの曲

네 옆에서 불러주겠어
君のそばで歌ってあげるよ

힘내야지 뭐 어쩌겠어
だって頑張るしかないじゃん

Fighting


世界一の応援ソングだと思った。どうしても頑張らなきゃいけない日々に 君のそばで歌ってあげるよ なんて、そんな優しい歌詞に出会えて心から嬉しかった。
気がつけばこの曲を聞くことが毎朝の始まりにルーティーンになった。おはよう。朝が始まる。どんなに苦しい世界でも誰かがそばにいてくれる、そう思っただけで頑張れそうな気がした。



この曲とわたしの推し(キティちゃん)の言葉たちのおかげでこの苦しい日々は何とか終わりがみえて、元通りとまではいかないけれど今はだいぶ心が安定している。本当に音楽って偉大。1番信じられる。言語が違くたって、世界共通で伝わる。



そこから少しすぎてやっと辿りついた。
どぎょむくん。色々あってまたSEVENTEENに触れ、ベデルギウスのカバーを聴いてきみだ、と思った。歌から惹かれたアイドルどぎょむくんが初めてだった。きみの歌が好き。優しくて感情が痛いほど伝わる、明るくて力強くてどこまでも届きそうで、うまく言語化出来ないけれど心が揺さぶられる声で、魔法で、道標で、そんなきみの歌ずっとずっと聴いていたいと思った。



そしてあの時のあの歌をきみも歌っていた事を知る。その事実でFightingは二重の意味でわたしのお守りになった。きみは、わたしがきみを知る前から照らしてくれていたんだね。ありがとう。やっぱりきみはわたしの太陽。



そこからは早かった。13人のメンバーたちを覚え、過去のアルバムを買い漁って様々な曲に触れて、コンサートも申し込んで、ALWAYSの8形態に驚きつつも予約。ウィバースの存在を知り、ゴセを毎日見る日々。初めてTwitterで趣味のアカウントも作った。そして気がつくと今。あっという間にSEVENTEENをどぎょむくんを追う日々が当たり前になって日常のひとつになって、それが嬉しかった。また誰かを好きだと思えて幸せだった。



どぎょむくんの笑顔が好き。優しくクシャッと笑うその顔。晴れやかな、太陽みたいな明るさ。毎日その笑顔に照らされて救われてる。ありがとう。きみが太陽でいてくれるからわたしは頑張れる、生きようって思える。光。そんなきみに出会えて心から嬉しい。



もうすぐ、やっと会える。
未だに実感が湧かないのはまだきみが同じ世界に存在することを信じきれてないからなのかな、
はやくきみを、わたしの太陽を浴びたい。

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