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藍の月に照らされて (藍月なくる 1stワンマンライブ "クラリムステラ"感想)

皆さんこんにちは、るたるなです。
今回は、藍月なくる1stワンマンライブ「クラリムステラ」に行ってきた感想を書きます。
是非見ていってね!


初めに

2月4日、それは我が最推しの1人、藍月なくるさんの1stワンマンライブが開催された日でした。
同人音楽の世界にどっぷり浸かり、推しが多すぎな私ですが、その中でも藍月なくるさん(通称なくちゃ)については最古の推しの1人にしてずっと曲を聞き続けていた特別な存在です。

そんな彼女の1stワンマンライブが開催されるとなれば、行かないわけにはいきません。
追想のラグナロクの最速応募券を使って応募し、無事に抽選を当ててライブ参戦が決まったのでした。

ライブ感想

ライブ前

そんなわけでライブ前日の2月3日、航空機に乗って東京へと向かいました。

いざ東京へ


福岡から遠く離れた東京ですが、かつて2年ほど住んでいましたし、ライブで何回も行ってるので最早慣れたものです。

ホテルは秋葉原を選択。総武線と都営新宿線の2ルートで本八幡へ向かえるため、トラブルがあっても会場へ行けるのが理由です。

そしてついに来たライブ当日、物販開始前に会場に着きましたが、すでに多くの方が待機しています。

なくちゃ'sを引き連れ会場へ


これまでボッチでライブ参戦してきたので、知り合いのいない私でしたが、数少ない相互フォロワーさんには声をかけることができました。
良かった...!

そして12時、物販が開始されます。ライブグッズは事前に購入していたので、目当てはガチャ!会場に遅れるという方の分を確保しつつ、再び並んで自分の分の10連ガチャを確保するのでした。

この時、Xで声をかけてグッズ交換をしたことにより、知り合いを増やすことができました。
ボッチを極めすぎていた自分にとって、初めての他ファンとの交流です。緊張した...!

そして、本八幡で時間を潰し、いよいよ来たライブ本番...!
自分の席は2階でした。ステージは遠いけど、思ったよりは見やすいのでまあ結果オーライです。

・序曲


そして、ライブが開始...!
暗くなったステージ上に現れたのは、もちろん藍月なくる様。海をイメージしたセットに照らされ佇む様は、まさに深海に浮かぶ月のよう。

ライブの出だしを飾るのは、『Azura Luno
この曲から来るとは!
でも確かに、随所に「始まり」の歌詞があるこの曲は、このライブを、そして藍月なくるの物語を始めるのに相応しい曲なのかもしれない…そう思ったのでした。

そして2曲目に来たのが、『Cosmodiver
ライブ前の投稿で宇宙から近づいていたので、それを表しているのか...?それはともかく、段々と会場のボルテージも上がっていきます。

3曲目が『コトノハ』まさかこれが来るとは...!
ライブ会場に美しい透き通った声が響き渡り、美しい世界が広がります。でも歌詞は結構儚い。

・より深い世界へ

そして、次に来たのは『追想のラグナロク』。まあこれはね?応募券入ってたCDの曲が来ないわけないよね。
骸の山が築かれた滅びゆく世界、その中で佇む様がなくちゃの透き通りつつ儚さを連想させる声で思い浮かびます。
凄惨な状況のはずなのに、どこか落ち着いている。自分たち以外誰もいないからこそ、安心できる。そんな狂気の世界へ堕ちていきます。

そして、次に来たのは…

Oxydlate』!!!!!

来ました、推し曲その1!!!
イントロが流れた瞬間、会場も大盛りあがり。
やっぱり人気なんですねこの曲。

なくちゃの美しい声と曲の雰囲気が合わさって出来た残酷なほどに透明な世界。
こんなに透き通っているのに、どこか奥底に狂気を感じ、息苦しさを感じる様が圧巻です。

途中、「私は呼吸を手放してしまった…」のところで、崩れ落ちるなくちゃ。
その瞬間、呼吸が止まってでもこのライブを成功させるぞ、歌い切るぞ という気迫を感じました。もはや、私はこの瞬間からずっとこのライブに圧倒されています。

・えんどる

続けて、でるたさん登場!えんどるきちゃ!
Endorfin.の楽曲が始まります。

そして、始まる『Horizon Note』
いや、初手でそれは最強すぎでしょ!
えんどるといえば、やっぱこれですね。先程までと打って変わって、元気で明るい曲調に。

それでいて、いや、どんな曲でも透き通った美しさを感じさせるのが、なくちゃの凄いところです。

次に来たのは『花残り、蕾ひとつ』
春の訪れを感じさせる、そんな新生活をイメージしたような爽やかさが素晴らしいです。

そして次は、『彗星のパラソル』
本当に、えんどる曲は綺麗で良いですね(語彙力ゼロ)

そして、えんどるゾーンのトリを飾ったのは...?『Spica』でした!
この曲好き!この曲が収録されているアルバムのジャケ絵のような、幻想的で美しい世界が脳裏に浮かびます。
そして、えんどるタイムが終了。
もっと聞いていたいのに…

・闇の果てへ

ここで、なくちゃはいったん休憩に入ります。
その間に、画面には概念ちゃんが登場。『Indigrotto』を歌ってくれました。

そして、休憩が終了し謎の椅子が出現。
これは...?
と思いきや、キービジュアル衣装に変身したなくちゃが再登場し、始まったのは!?

Evil Bubble!!!

ついに来た!!!推し曲その2!!!
てか最推し曲!!!

https://youtu.be/m_ces-y7brc?si=sw78-S-fT7NpxcQo


初めて聞いたときから、間違いなく1番多く聞き続けていた曲!ずっとこの曲の虜!

なくちゃの闇を最高に表現した、激しくカッコいいダークなメロディー!
愛憎入り乱れたドロドロの感情を表現したMV!!
「ぷかりぷかり堕ちていく」「ぱちりぱちり弾けてく」といった、タイトル通り泡を連想させるような歌詞と激しい曲調のギャップ!!!
そして、何より普段の透明感が残りつつも圧倒的な勢いと激しさを感じさせる歌声!!!!! 
全てが最高の曲です!!!!!!


そんな最高の曲ですが、なんと演出も最強!
ダンサーさんが現れ激しく踊るのを、中央の椅子から見下ろしつつ、暗い舞台の中歌う様子はまさに闇の女王様

ライブ会場の迫力の音響、ダークな衣装、ダンサーさんの素晴らしいダンス、そして椅子に佇むなくちゃの存在感。
全てが合わさり最強の曲となっています。

とてつもない存在感を放ち、一生忘れられないような光景を私の目に刻みつけていきました。

そんな最強無敵のEvil Bubbleから繋がるのは、『Lilith
あまり聞いたことのない曲でしたが、ライブで見るとめっちゃいい!
先程はダンサーを踊らせていた(?)、なくちゃでしたが、今回は椅子から降りて一緒に踊ります。
暗い舞台の中、曲の妖艶さとダンスが合わさり、最高に妖しい雰囲気を醸し出しています。

らぷりのライブ、特に「進め!ラブリーアイドル ラプリエール」を見たときにも思ったのですが、なくちゃのダンスは一生懸命さが伝わってきて最高です。

その次は『逆沙華』!

間髪入れずに推し曲その3が来ました。
もうね、なくちゃの表現する闇と和風の相性は最強なんですよ。
そしてこのライブでは、ダンサーさんが和傘を持って舞い踊ります。最高すぎでは?
闇に浮かぶ彼岸花のように幻想的な朱の雰囲気が会場を包みます。
もちろん、ペンライトは赤色に変更。この曲は赤一択でしょう。

その次に来るのは『Killer neuron』
もう歌詞からして純度100%の闇です。
あまり聞いてない方の曲だったけど、会場で生歌を聞くと迫力が違って凄く良かった…。

ちなみに私、このカッコよさに魅せられ、ライブの後からこの曲を連日狂ったように聞きまくっています。完全にハマりましたね。

・アイドル登場?

そんなカッコよさと狂気が渦巻く時間が終了し、次の曲へ…と思ったら、
突如、照明が暗転。

謎のアイドル?が出現します。
そしてそんなアイドルがお送りするのが、
来ました『FAKE IDOL』!!!

事前の投票で100%来るのは分かっていましたが、このような演出でくるとは。  
もうこの曲は言うまでもありませんね。

最初の可愛らしさから一転してダークな2番、途中の独白のようなセリフパート、そして背景の歓声が消えたラスサビ。
なくちゃのキービジュ衣装と曲の雰囲気も最高に合っていますね。

次は『コンティニュー!
100%闇アイドルかと思っていたら、ちゃんと可愛らしい曲もありました(失礼)
明るい曲もダークな曲も、どんな藍月なくるも最高です。

そして来るのは...これはまさか...?
わたしがわたしに至った10の理由』!!!

えっコレ来るの!!!?? マジで!!?

今回のライブで1番驚きました。完全に来ると思わず油断していた。推し曲その4です。

この曲の魅力はなんといっても、色んなキャラの藍月なくるを見れること。これだけのキャラを声だけで演じ分けれるなくちゃの実力に恐れ慄きます。
そして、ダンサーさんとの演技も最高に可愛くて良かったです。

十人十色、様々なキャラを演じきるこの曲はまさに藍月なくるそのもの。
普段のほよほよした雰囲気、様々な所で見れる可愛さ、このライブのダンスでも見れるような一生懸命さ、曲で見せる圧倒的なダークさ。
どれも藍月なくるであり、なくちゃを構成する魅力なのです。

・ラストスパート!

そんな謎のアイドルさんの出番も終わり、ラストに来たのは... 『これくらいで

申し訳なくも、この曲は存在は知っているだけというレベルでしたが。
曲の前に本人から伝えられた想いやファンの方々の喜び方から見るに、なくちゃにとって大切な曲であることが分りました。
曲にもなくちゃの想いが込められていて、まさに集大成に相応しい曲でした。

そして終わり…ではなく、もちろんありますアンコール!
でも何くるんだ...?そう思いつつ再登場したなくちゃが歌ったのは『クラリムステラ

まさかのラストが表題曲。
しかもここで初披露。

なくちゃらしさ全開のぶっ飛び展開でした。
そして歌われる、このライブへの想いが込められた歌。まさに、ライブのラストでありながら、新たな始まりも感じさせる素晴らしい歌でした。

ライブを終えて

そんなわけで、最高の盛り上がりを見せたクラリムステラのライブでしたが、私の感想はと言うと...?

もう、最高のライブでした。

本当に申し訳ないのですが、私は最初思っていたことがあったんです。
もしかして、なくちゃのことだから、独特のぶっ飛んだ構成のライブが来るんじゃないのか?と。

予想も付かないような謎展開が来るんじゃないかとか失礼なことを考えていたこともありましたが、実際に来たのはそんな不安を吹き飛ばすド直球全力ストレート

もう、ファンの欲しかった物を100%詰め込んだ、考えつくかぎり最高のライブでした。
このライブを見て、なくちゃがどれだけファンのことを想っているかが伝わり、私は深海の底まで付いていくことを決めたのでした。

後書き

そんな最高のライブを終えて、最早なくちゃの事しか考えられなくなった私。
ライブの余韻に浸りながらあとは家に帰るだけ…今まではね!
今回は違います。なんと初のオフ会参加をしたのでした。(誘ってくれたフォロワーさん、ありがとうございます。)  

同じ推しを持つ同志と飲みながら仲良くなれたことは、ライブの思い出をさらに最高なものにしてくれたのでした。 

そして翌日、雪の影響で航空機が結構になる前に、ライブのグッズと思い出を抱えて私は帰路につくのでした。


最高のライブをありがとう

感想は以上になります。長くなってしまいましたが読んでくださってありがとうございました。

今回知り合ってくださった、なくちゃ好きorらぷりすの皆さん、またどこかのライブでお会いすることがあればよろしくお願いします! 

ではまた!

















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