ノイズキャンセリングヘッドホンってどこで使うの?
ノイズキャンセリングヘッドホンの使い道というか、どこで使うのかいつも不明なのである。
そもそもヘッドホンなど屋外で使うものではない。
必然的に自宅にて楽しむ事になるのだが、自宅のどこでノイズをキャンセルする必要があるのかが分からない。
僕もBOSEのノイキャンヘッドホンから入ったが、これは当時コンシューマー向けとしてかなり早くBOSEが商品化したので欲しくて欲しくてたまらなくなってあちこち試聴したあげくに「最高の性能」だという事を確認して買ったものだ。
最初は自宅でエアコンの音などを消して楽しんでいたが、すぐに僕は気がついてしまった。
エアコンの音など消す必要が無いなと。
自宅で図書館並みの静けさが実現するといううたい文句みたいなものに惹かれて買ったしまったが、自宅を図書館にする必要はなかった。
他にもいいたいことはある。
ヘッドホンをしてしまうと寝返りが打てないのだ。
イヤホンでも「寝ホン」でなければ寝返りを打つことは難しいが、ヘッドホンでは頭を動かすことすら困難だ。
こうやって考えてみると、ノイキャンヘッドホンを自宅で使う意味は無いと思った。
もともと一部の人たちはノイキャン自体に疑問を呈していたのは本当だ。
密閉性の高いイヤホンを使えばそれ相当の騒音低減効果は得られてしまう。
だから昔からノイキャンヘッドホンを使うのならイヤホンを耳栓代わりにした方が効果が高いと云う人も多い。
ある意味それは本当だ。
ところがSONYの最新ノイキャンイヤホンを聞いてみたら、その考えが変わった。
要は必要な能力を達成したノイキャンイヤホンは絶大な効果がある。
つまり「騒音低減能力とそれに伴う歪みと背景のホワイトノイズがない」ということだ。電車や病院の待合室などの屋外使用なら本当に効果的だと思う。そもそも屋外で音質優先してもあまり意味は無い。
今のところSONYとBOSEが至ったノイキャン性能は、イヤホンとして屋外で使用するのなら強く推奨しておく。
だが一方でノイキャンヘッドホンというのは色々考えてもあまり有効な使い道が思いつかないが、性能の高いノイキャンイヤホンは違う。
そもそもヘッドホンに対して耳栓としての効果が期待できる分、最初からノイズ低減性能はイヤホンの方が高い。
そのベース性能に更にノイキャンが上乗せして加わるのだからその効果は有効的だと云えるだろう。
今回、読者の方からBOとshureのノイキャンヘッドホンをお借りして聞き比べて非常に貴重な体験を重ねさせていただいた。BOSEやSONY以外のノイキャン性能がどの程度なのかを知る事は大切だと思う。
近い内にshureのAONIC50のレビューも行かせていただくが、そのまえに読者から送られた「家電批評」のコピーを掲載しておく。
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