音響機器メーカーと音作り
僕は前から言っていますが、音響機器メーカーで「がんばっている」メーカーというのは必ず何らかの信念が感じられる製品を作っています。
そして、とても頑固です。頑固ジジイのラーメン屋よりも頑固かもしれません。
なにせ10年でも20年でも同じ原理のドライバーを使い続けていたり、スピーカーメーカーなら一切浮気せずに、時代の波にも飲み込まれずに「ただそれだけを作り続けていたり」と、最初は何だろう?と思うのですがそれこそ20年経って製品ラインナップを見ても同じに見える製品をかたくなに作り続けていたりするので、最後は感心してしまうと云うことになります。
今日はそんなメーカーを幾つか紹介しましょう。ちなみにどうして思い立ったのかというと、昨日の夜、イヤホンを物色していたらNuforceという懐かしいメーカがイヤホンを出していて、サイトを見たらあの2万円のパイオニアのDVDドライブを基盤ごと削り出し筐体にそのまま納めて140万円で販売したと伝説を作ったスイスのゴールドムンドと共同開発みたいな事をしているので、まぁこのnuforceというメーカーならその程度だよな、と悪い意味で感心したという事もあります。
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