波間に星

波間に漂いながら
天に瞬く火をみつめている
蝋燭の灯のように ちらちらと
儚い光を燃やして

いのちの炎
ただ輝く その姿が美しい

ぬくんだ風にゆらめく
星の灯よ
遠ざかる灯が燃やすさいごの光

闇の奥 いつか同じ場所に
ゆくのでしょう
いのちの歩幅は違う
それでも いつか逢える
先に行ってこのいのちを見守っていて
輝きはきっと君のが眩しい

ああ まどろみのなか
夢のような灯火を・・・


©2015  緋月 燈

AmijakanWatch https://twitter.com/AmijakanWatch/status/585632920754376704 様への返歌として

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