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2-8.「りぼん」という不思議な空間
パートⅡ:2つ目の奇跡「リボーン」
8.「りぼん」という不思議な空間
「金菌up cafeりぼん」という名前のお店、カフェとつくけどカフェじゃない?飲食ではなく空間を提供するちょっと変わったお店です。
外にはピンク色のインパクトのある看板があるので、ふらっと入ってくる車もちらほら。
でもそんな時はいつも「すみませ~ん、今日貸切なんです」と言って入店をお断りしていました。
お客さんを返すなんて、いったい何をしてるお店なの?あやしい。きっとそう感じた方も多かったはず(笑)。
外部の人たちから見ると、ちょっと謎の多いお店ではありましたが、りぼんは恵子さんの信頼できる人をお招きしてイベントを開催するランチ付きのカフェでした。
そのイベントに行きたい!と事前にご予約していただかないと入れません。
ランチも恵子さんにお墨付きを頂いた方たちの集まりで、ワンデイシェフとして毎日違う方にお願いしていました。ですから、身体に優しくておしくて毎日違うものが食べられます。
事前予約なので食材のロスも出ませんから無駄もなく、環境にも優しく、天才的な発想です!
そしてイベントをしてくださる講師陣も異彩を放った方ばかり。これから芽を出していくであろう新人から、もうすでに活躍中の有名人まで様々。
レンタルスペースではなく、恵子さんがこの人なら、という人にしかお願いしないので、開催されるイベントはレベルが高いし、面白くて興味の引くものばかり。
そして、お手伝いするスタッフもこれまたユニークでみんなボランティア。ランチの助手や配膳、洗い物を手伝うのですが、その代わりランチは無料、時間があればイベントにも参加できます。りぼんのボランティアなので「りぼんティア」と呼んでいました。
そんな私もりぼんティアの1人として、お仕事が休みの日に参加させてもらっていました。
当時、私はデイサービスの介護職員として働いていました。8時半から5時半までのフルタイム。毎日は辛いので週3くらいの勤務にしてたので、空いてる日はりぼんに通っていました。
だって楽しいんだもん!
新鮮でワクワクさせる知識や体験を毎回与えてくれる講師の人たち。そしてお腹も心も満たしてくれる食事。そしてその日に集まった人たちとランチしながらのおしゃべり。
ここに来ると、外の世界の人たちとの差が浮き彫りになります。りぼんにいる方が断然居心地がいいのです。まあ、いわゆる波長が合うというのでしょうか?どっちがいいとか、悪いとか、そういうことじゃなくて合うか、合わないか?っていうこと。
りぼんが合う人もいるし、合わない人もいます。私の場合はこの空間が好きだな、と感じていました。
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