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小1娘の葛藤【先生が全て決めてしまう】

毎朝、朝食のタイミングでスッと起きてくる娘が今日は起きてこない。
様子を見にいくと、目は覚めているのにどこか浮かないい表情。

「ご飯だよ〜」と声をかけるも、「眠い、、」と。
「体調悪い?」と聞いても「眠いだけ、、」
ま、体調悪いわけじゃないならいっか〜と思いながら、いつもなら毎朝自分で塗っているオイルを今日は私がヌリヌリ。

そこで一旦表情も明るくなり、朝食を食べに起きてきた。
そのあとはいつも通りに準備を進めていたのだけど、出発15分前。

とうとう限界にきたのかぎゅーしに来てギャン泣き。
「先生がイヤ!七夕の劇やるんだけど、劇に出れるって言ってたのに始めの言葉にされた!劇に出たかったのに!」
「劇に出れるジャンケンでは全部負けちゃったんだけど、、でも出れるって言ってたのに、、」
「幼稚園の時の先生はみんなの話ちゃんと聞いてくれたのにK先生は全部決められちゃうからイヤ!劇に出たかった!出られないならゲームの進行が良かった!なのに勝手に始めの言葉にされた!」

なるほどね〜
言ってることはごもっとも。
通っていた幼稚園は、とにかく子どもの自主性を大切にしてくれて、子ども同士の話し合いもとことん見守ってくれるとても良い園だったんだけど、そこから一歩出てみると、そういう人ばかりでは無いことに気づく。
お兄ちゃんの時もそうだったけど、誰もがみんなと仲良くなりたいと思ってて、誰もが自分の話を聞いてくれる、そんな世界では無いんだと、小学校に上がって壁にぶち当たる。
もちろん、教育者も気をつけなければいけないこと多々なのに、そこに手が回らないくらいやること多くてすごく大変なのは職業柄わかるんだけど、この事を先生に私から言ったところで他人を変えることは難しい。
奇跡的にこの先生が変わったとしても、この先同じような人と出会う可能性もある。
私は、もちろん大人も変わらなければいけないこと、子どものために動いた方がいいことって沢山あると思うけど、それと同時に今の世の中を生き抜いていけるように子ども自身が育って欲しいとも思ってる。
そのためには、子どもにモヤモヤさせる人を私が排除していくんじゃなくて、子ども自身がその人との関わり方を身につけて、今後同じような人に出会っても揺らがない精神力を身につけた方が良いいんじゃないかと思う。
そのためには、今娘とどう関わったらいいか、、をいつも考えてるんだけど、今朝は泣いて興奮してしまっている娘に、とりあえず大好きなローマンカモミールの香りをかがせて、落ち着いたところでこんな感じで話してみた。

私 「その気持ちは先生に伝えたの?」
娘 「言えない。怒られるのイヤ」
私 「学校は休むの?」
娘 「、、休む」
私 「休んだら、そのモヤモヤは消えるの?」
娘 「、、、」
私 「その気持ちを先生に伝えてみるのか、心の中で我慢しておいてそのうちモヤモヤが無くなるのを待つのかどっちがいい?」
娘 「、、、言いたいけど怒られたらイヤなんだもん。怖いんだもん。」
私 「悪いことしてないのに怒られたことあるの??」
娘 「無い」
私 「それなら、話してみないと怒られるかわからないんじゃない?悪いことしてないのに怒るような先生なら、ママがブチギレてやるから!!」←笑

最終的にはママは味方だよ、そこはいつも伝えるようにしてる。
まずは自分でやってみる、ダメならママに頼る、そんな順番で。

つまりは、
●幼稚園の頃よりも色んな人がいる世界で今は生活しているから、思い通りにいかないことはこれからも沢山出てくる。そこで自分の気持ちを伝えるのか伝えないのか、その都度考える必要があること。
●自分の気持ちを伝えたからと言って、全てが受け入れてもらえるわけではない。今までどんな環境にいたかで自分の中の当たり前が違うから、分かり合え無いこともある。そうだったとしても、伝えた方が自分がスッキリするなら伝えてみればいいし、それでダメならそういう人もいるんだって思って、無理に仲良くする必要もないよ。
●最終的には、自分で一緒にいて心地よい人と一緒にいればいいし、そういう人が喜ぶことを考えたらいいよ。嫌いな人とどうやって仲良くするかを考えるよりずっと楽しいよ。

そんな事を伝えて、娘の中では
⭐︎とりあえず今日学校に行ってみる。それで、今なら先生に話せそう、というタイミングがあったら話してみる。
そういうことで納得して登校していった。

何が正解かわからない子育てで、今回の私の対応が良かったのかはわからないけど、こうやって親子でトライ&エラーを繰り返して成長していくんだと思うから、子どもがぶつかった壁を大人が排除してしまわないように、これからも試行錯誤していこうと思う。

さて、どんな顔して帰ってくるかな〜🤭

pr  doTERRAを日常に ー娘が愛用しているオイル達ー
寝起きに足裏にバランス、頭頂にフランキンセンス
心を落ち着かせるのにローマンカモミール


《追記》
帰宅した娘の顔はなんだかスッキリしていた。
私から話をふらずとも、自分から話をし出した。

・結局、先生に自分の気持ちは伝えられなかったこと
・劇に出る人たちがもうお面とかを作り始めてしまい、諦めモードになってしまったこと
・それでも自分の役割を頑張ろうと決めたこと
・仲の良いお友達を一緒にその役をやれるから楽しみになったこと

そうやって自分の中で昇華したみたい。
本人が納得して前向きになれたなら良かった😊

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