【マイキャラ創作】みさくんの話、まりぃの誕生経緯 1/2
プリマジのマイキャラとしては存在しないものの、概要欄に割と頻繁に出てくる男子「みさ」くん。姿を見せて活動していたのはプリチャンの間だけですが、プリパラからプリマジまでのルナアンティカの活動…特にまりぃの出自を語る上では絶対に外せないうちの最重要キャラです。
彼のプロフィールはプリマジ版キャラシでも一応触れてるんですが、プリチャン版の方が本人そのものの紹介になっているので概要は以下からどうぞ。
要は「ギフト・まりぃ・GIFT2の共同開発者」であり、「プリパラ版・プリマジ版まりぃの中の人」。
じゃあ、まりぃって実は男の娘なの?って事は…全くありません。これだけはマジで否定します。あくまであの子は女性だけど、活動するためにみさの身体をちょっとだけ借りてる感じ。
みさとゆぅりの出会い
「みさ」こと美崎操一郎くんはお父さんの経営する金型工場で働く顔が良すぎる(←ここ大事)お兄さん。工場を継ぐ気がなく音楽の道をふらふらしていたところ、当時GIFTシステムの構想中で自分でも音楽をやろうとしていたゆぅりに声をかけられます。この出会いが後々彼の人生を大きく狂わせることに…。
彼の人生のターニングポイント①、工場の倒産危機。主な収入源になっていた取引先から契約を切られ実家が路頭に迷いかけたのを助けたのがゆぅりでした。それまで趣味繋がりのちょっと変な外人ニキ程度にしか見てなかった相手が実は世界的にもたいへん有名なロボットメーカーの重役だったらびっくりだよね~…。ゆぅりの所の子会社として買収されることで難を逃れ、それどころか以前より格段に収入が良くなり音楽の道も諦めずに済んだことで、ゆぅりに対してひとかたならぬ恩を感じるようになったのでした。ついでにこの一件のせいでみさのお父さんはゆぅりのお願いを何でも聞いてくれるようになったぞ!
まりぃの誕生
それから少し時間が飛びます。
ゆぅりが親とひと悶着して会社を辞め、みさと2人で開発した初代GIFTは…大失敗!計画凍結!ショックでゆぅり失踪!~THE END~…と思いきや、プジの樹海から帰ってきたゆぅりは何かにとりつかれたようにGIFTに変わる新アイドルAIをたった1人で作り上げてしまいました。
学習前のまっさらなAIはまだアイドルの外見すら定まっていません。地上最強を獲る究極のアイドルにさせるなら、未だ誰も見たことがないような美少女にしなくっちゃ!でも参考になりそうな子が周りにいな…………
こんな思い付きのせいで可哀想なことに恩義を感じる相手に突然気絶させられた挙句AIが入った装置と読込上限いっぱいのラブリージュエルを装備させられて女子パラに放り出されたみさは、本来正規に男プリ入りしていればチェンジできたであろう姿と真逆に変換され、マリオネットミューが適合するお人形さん系アイドルへと大変身を遂げてしまったのでした…。
人生のターニングポイント②、まりぃの誕生です。
せめてゆぅりがまりぃにベタ惚れして単なる発明品以上の感情を持ちさえしなければ、今ほど複雑な人間関係にならなくて済んだだろうに。
こうして、機械の体を別に作って学習内容を引き継がせるまで、みさは中の人としてAIに体を貸し与える役割を担うことになりました。ライブを重ねるうちにまりぃはまりぃ(AI)自身の判断で動くようになり、みさはその間受け身で夢を見ているような感覚で彼女と視覚や聴覚を共有するようになります。
それにしても、至近距離で「可愛い」とか「好き」とか(それがみさではなくまりぃに対する言葉でも)言われ続けたら一体どんな気持ちになるんでしょうね。他人の色恋を見てるのはすごく気まずいだろうし、視界が常時VR乙女ゲー状態だとそのうち変な勘違い起こしそうだよね。
中の人からの独立
プリチャンへのお引越しが決まった頃、みさの工場の協力でようやくボディが完成しました。ゆぅりの作ったAI・みさが基準となって作られた容姿と性格はこのボディにインプットされ、ようやくまりぃは美少女ヒューマノイドとして独立した活動ができるようになったのでした。めでたし!
ちなみに、プリチャン版ヒューマノイドまりぃよりもプリパラ版人力まりぃの方がダンスの制御能力がちょっとだけ優秀だったとのこと。アイドルランクがみさのプリチケに記録されていた件からプリパラ出戻りの際もみさの体を使って入場していました。ゆぅりとまりぃの為…と彼の方は結構渋々だったようです。その頃になるともう完全に身体の自由をまりぃに奪われており、彼の意に反する行動をけっこう起こしていたとかナントカ…。
…まあそれもプリマジで一旦おじゃんになるんだけどね。可哀想に!
(続きます)
アイプリ代になるらしいよ