【眠無理ネム様 有償依頼作品③】
溢れる気持ち (片想い編)
作:Luna
せーんぱいっ!お届けものです
なんちゃって この前頼まれてた資料です
今回 ここのグラフがいい感じに
できたので見てほしいんです
ですよね!私 頑張りましたよね!
やった!褒められた
てことで先輩
今日 ご飯連れていってください
え〜、お願いしますよ〜!
最近 一緒に行けてないじゃないですか?
どうしてもダメですか?
やった!私の粘り勝ちだ!
あそこのお店予約しておきますね!
どこって?それは二丁目のイタリアンに
決まってるじゃないですか!
あぁ、楽しみ~♪(鼻歌)
〈場面転換〉
んん〜!やっぱり美味しいなぁ
実はこのお店 先輩に教えてもらった日からたまに来てて...
大事なプレゼンの前日とか
今日みたいに勇気出したい日とか... (小さめの声で)
え?いや、あの... 私... 先輩のことが... 好きなんです!
もちろん、一人の男性として
<分岐その① これだけは>
もちろん素敵な奥さんと可愛いお子さんがいることも分かってます
ご家庭を壊すつもりもありません
先輩には笑顔で幸せでいて欲しいから…
ただ、これだけ許して欲しくて...
これからも先輩のこと...好きでいてもいいですか?
《 完 》
<分岐その② もう少しだけ>
これからは後輩としてだけじゃなくて
彼女として隣にいたいです…
たまたま入った喫茶店が素敵だったとか、この前見た映画が面白かったとかそういう先輩のこと私が一番先に知りたいんです
返事は今じゃなくて大丈夫なので
私とのこと考えてみてくれたら嬉しいです
~ 少し間をあけて ~
今 こんなこと言うの
違うかもしれないんですけど...
近くのBARで飲み直しませんか?
もう少しだけ一緒にいたいです...
《 完 》
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