きみに夢中

前回こうして無事2017年ジャパンカップで競馬デビューした私

そのあとに待っているのは…

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前回の記事
2017のジャパンカップで
初めて馬券を買った私の話
https://note.com/lumlumluuum/n/n6211d68cb6d9?sub_rt=share_b

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そう、有馬記念

競馬を全くしたことなかった私でも聞いたことがあった単語“有馬記念”

当時の私は有馬記念って年末にやってるんだぁ〜知らなかった。へぇ〜！（もちろんファン投票があることも知らない）という状態である。

そもそも何でそんなに盛り上がるの？G1ってなに？なんかすごいの？なんかすごいレースなんだね！と、勝手に察しながらも有馬記念の馬券を買うことになるのであった……が、

有馬記念の前日
2017年12月23日
突然ギャルのなつみちゃんから連絡が来るのだ。
『今日ひま？あそぼー』

ギャルの連絡はいつもこう。
そうして私もまたフッ軽なので、『はーい』と返信するのである。

ギャルといつも遊ぶのは新宿駅。
当時私は下北沢に住んでいたので、新宿駅で遊ぶのはとてもありがたかった。

ちなみにギャルと呼んでいるが普通に高校のクラスメイトだ。
私は間違いなくギャルではないため、なんでギャルと仲良いのか謎であるがいつもお昼ご飯を食べるメンバーにいたのだ。

ギャルはちょっと前に家族ごと東京に引っ越してきたため、東京で遊ぶ友達が少なかったんだろう。

新宿で待ち合わせしたのち、まあいつも通り何か食べに行くのかなと思ったら突然ギャルが言い出したのだ

『ちょっと馬券買いたいからWINSにいこう』

ば、馬券！？！？！？！？馬券って言った！？！？！？
私が先月競馬デビューしたことはギャルにはもちろん言っていない。のに、ギャルが馬券購入しようと言い始めたのだ。

『オジュウチョウサンって馬強いらしくてね〜ちょっとこの子買いたいんだよね』

いきなりそう言い始めたのであった。
今でこそわかるオジュウチョウサン、
そして今でこそわかる有馬記念の前日は中山大障害

そうして私ははじめて想定もしていない状況で
人生初の紙馬券を購入することになるのであった。

ギャルになんで競馬はじめたのー？と聞いたところ、『なんか今気になってる人が競馬好きでさ！WINSにも前に連れてってもらったんだよね』と言っていた。

あ、よくある男の影響の人だ！！！と内心思ったが『なるほどねえ〜私も最近競馬やりはじめたんだけどやり始めたばかりで全然わかんないんだよね』と答えた。

WINSという紙で馬券を買える場所があることをはじめて知り、いきなり連れていかれた私。

そうしてマークシートをはじめて書くのだが
もちろん書き方なんてわからない。
テスト以外にマークシート書く日が来るなんて……

ギャルが『ウチが書き方教える〜！！』と言いながらマークシートの書き方を教えてくれた。
もちろん当時の私はまだ単複しか知らないがWINSに置いてある券種の本を見て色々学び始めて色んな券種をこの日に覚えた。ワイドを覚えるのがとても難しかった。

そして慣れないままオジュウチョウサンの馬券をギャルと共に買うのであった。

そして始まった中山大障害のレース映像をみて気づく

あれなんか馬…飛んでない……？

馬が…飛んで…る…？？

そう、この時の私はグリーンチャンネルも知らないため地上波でやっている大きいレースしか知らないのだ。
障害レースというものをはじめて見たのだ。

普段見たことがない馬が飛んでいる映像。とても新鮮だった。

馬が飛んでいることにびっくりしたと同時にWINS新宿のモニターに向かって叫ぶおじさん達をはじめて見ることになるのだが（いつも家で1人で見ていたため）

モニター越しに叫ぶおじさんたちを見て一番最初に思ったこと

え、こ、こわぁ……治安悪…

と思いながら気にしないようにモニターの映像をみる

なんか白い馬（アップトゥデイト）と
なんか水色のメンコの馬（オジュウチョウサン）が直線で叩き合いをしていた。

勝ったのはオジュウチョウサンだった

ギャルと、わーいと喜びながら馬券を換金した。
今思えば100円なので普通に残しておけばよかったが当時の私に“記念馬券”という発想はもちろんない。

100円が110円になることすら嬉しいのだ。

とにかく10円でも増えれば換金する。
10円でもお金が増えるという事実がわくわくするのだ。

いまは10円増えたことに何にも思わない身体になってしまったが、、、うーんこの時の私帰ってこい！（切実）

余談だがこの時にギャルにネットで馬券買うならマイケイバ入れた方がいいよと言われ、今も私はマイケイバで馬券を買うことになる

マイケイバアプリ

ギャルに言われなかったら違うアプリ使っていたかもしれない。
これもまた巡り合わせ。

よし、マークシートの書き方に慣れようと言いながら
翌日の有馬記念の紙馬券を買うのであった。
WINSにある券種の勉強冊子をみてボックスとがんばれ馬券など諸々覚えたわたし

適当に買った馬券がキタサンブラックのがんばれ馬券

キタサンブラックの記念馬券

そう、みなさんご存知の通りこの有馬記念は

キタサンブラックの引退レース

翌日テレビで感動的な有馬記念のレースを見て、
まつりを歌うさぶちゃんに感動して何にも思い入れがないキタサンブラックの引退レースの中継でつられて泣くことになる。

そうして私は競馬にドラマがあることを知ってしまい、もっともっと競馬に夢中になってしまうのであった。

まさに宇多田ヒカルの『君に夢中』通りなってしまうのである。
君に夢中、人生狂わすタイプ。

競馬をはじめて2ヶ月までの私はここまで。
私が三連単にハマったきっかけでも気が向いたら書こうかな、どうしようかな。