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KataGoの設定の仕方(macOS)

以下の手順にまとめています。


Homebrewをインストールする


まず、HomebrewのWebサイトから以下のコマンドをコピーし、ターミナルにペーストしてreturnキーを押してください。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

ターミナルの開き方がわからない場合は、Macでcommand + スペースキーを押すと「Spotlight Search」が表示されるので、「terminal」と入力してみてください。

それっぽいアイコンが表示されたら、それを選択してreturnキーを押してください。

ターミナルが開いたら、先ほどコピーしたコマンドをペーストします。

Sabakiをインストールする


おそらくSabaki以外のアプリでも大丈夫だと思いますが、自分はSabakiを使っているので、ここではSabakiを紹介します。

リンクはGitHubのものですが、使い方がわからない場合は、Homebrewを使ってインストールできるみたいなので、それを紹介します。

ここでもターミナルを使用します。

以下のコマンドをコピーしてターミナルにペーストしてください。

brew install --cask sabaki

これでSabakiがインストールされるはずです。

command + スペースキーから「sabaki」と入力し、アプリが表示されれば、インストールは成功です。

KataGoをインストールする


KataGoもHomebrewでインストールできます。

以下のコマンドを使用してください。

brew install katago

これでKataGoのインストールが完了するはずです。

Sabakiにエンジンを搭載する


Sabakiを開きます。

次に、左上にある再生ボタンのようなアイコンをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されるはずです。

自分の場合、すでにKataGoを搭載しているので「katago」と表示されていますが、初めての方は「Manage Engines…」のみが表示されていると思います。

「Manage Engines…」をクリックします。

次に、表示される画面で「Add」をクリックします。

「Path」のところに

 /opt/homebrew/bin/katago

と入力します。

次に、「No arguments」のところに


gtp -config /opt/homebrew/Cellar/katago/1.14.1/share/katago/configs/gtp_example.cfg -model /opt/homebrew/Cellar/katago/1.14.1/share/katago/g170-b30c320x2-s4824661760-d1229536699.bin.gz

をペーストしてみてください。

うまくいかない場合は、configかmodel、またはその両方の値が正しくない可能性があります。

configの値は

brew list --verbose katago | grep 'gtp.*\.cfg'

modelの値は

brew list --verbose katago | grep .gz | head -1

で確認してみてください。

それでもうまくいかない場合は…、んーw

使ってみる


KataGoを使うには、4で紹介した再生ボタンみたいなのをクリックします。すると、4で添付したスクリーンショットのような画面が表示されるはずです。

自分の場合、「katago」と名付けているので、「katago」をクリックします。

これでKataGoがロードされるはずです。

使い方としては、Engines -> Toggle Analysisや、対局もできるので、いろいろ試してみてください。

お疲れ様でした。

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