「柱は白い」という矛盾

みなさんこんちゃ！

今回はみんなが騙されやすい「柱」が抱える矛盾についてです。
決して柱は白くありません。
もっと言うなら柱はなにひとつ村利がありません！

柱についてもうすこし深堀りして考えてみましょう

そもそも柱ってなにさ？

柱というのは昼時間で吊り位置が固定できなかった場合に「自分吊ってもいいですよ！」と自吊発言をする事です。
この発言をする人は「自分が狩人ではないから」「狩人が吊られるぐらいなら」「残っても議論に自信がないから」自分吊を提案します。

こういう人は、人狼ゲームの性質をはき違えているとしか言えないです

柱発言者を吊った「先」に待ち受けるもの

柱発言者を初日に吊る事のメリットとデメリットを考えてみましょう

メリットは狩人が吊られなかった事

デメリットは狼が吊られずに人外が飽和する事

メリットとデメリットが釣り合っていませんね。
前回の記事で記載していますが、人外飽和の盤面で決断しなければならない事項。
それは決め打ちの決断です。
では、柱を吊った場合に翌日決め打ちができる盤面になるのでしょうか？

結論は「ほぼならない」です。

柱発言が出た人を吊ると決定した場合にそこで議論がストップします。
狼が自分吊の危険を回避した状態になるので混乱を招かなくても良いからですね。
同じように狩人も積極的に議論しなくなります。
目立ちたくないからですね。
こうなると要素の取りようがありません。
要素が取れないとどうなるか？

決め打ち時の判断材料が不足して負けに直結してしまいます。

柱発言者は白いのか？

結論から言いましょう。
柱発言を白要素で取るのは危険です。

柱発言をしているのだから狼で吊られてしまっては意味がないので村陣営だろうという考えは希望的観測です。
狼からすれば、村にそう思わせることができるだけでメリットになるからです。
かといって放置はできません。
柱発言者を放置する場合は狼を否定して考えを進めることになります。

狼が柱発言をしないと言い切れるのでしょうか？

柱発言者は吊るしかなくなる

柱発言者が居ると議論がすり替わってしまいます。
即ち「誰が狼なのか？」の議論から「この人は狼なのか？」です。
柱発言者は初日に吊らない選択をした場合翌日からは吊縄が届かなくなります。
別の人を吊って白結果が落ちたならなおさらです。
何の要素も無いまま特定の人物に色をつけることができますか？

柱発言者はどのパターンであっても初日に吊るしかないのです。

村の柱発言はほぼ利敵行為

柱発言で得られるメリットが狩人の保護しかない以上、絶対に柱発言はしないようにしましょう。
もちろん、ゲームが進んで狼を圧迫できており自分吊で狼が破綻する場合はしてもかまいません。
しかしそんな状況はほぼ到来しません。
初日の柱は絶対にやめましょう。

柱発言をする暇があるなら狼を探しましょう。
柱発言が出たら問答無用で吊りましょう。

なにより自ら進んで観戦席に行きたいなんてマゾなんでしょうか？ｗ
甚だ疑問に思うところです。

文：諸悪の根源