ベーグルされたかも?見破り方解説(人狼解説)

みなさんこんちゃ!

今回は当人狼会メンバーのうさぎさんからのリクエストにお応えしてベーグル噛みの見破り方とその対処の解説です。
かなり状況に左右される内容になりますが知らないと一方的にカモられるので知識の一つとして知っておきましょう。

ベーグルのおさらい

ベーグル噛みがどんなものか皆さんは覚えていますか?
以前解説した内容なのですがさらっと復習です。

ベーグル噛み:占い真狂かつ狼目線での占い真偽がついていない状態にも関わらず初日にどちらかの占いを噛むことで確定噛みor漂白噛みでの村のミスリードを狙いつつ残った占い師の信用を下げる事で実質的な占い師の無力化を狙う作戦

メリットは占い師の無力化

デメリットは狼があらゆる視点から考えないといけないので処理する内容が多く、破綻しやすい。(ボロを出しやすい)

ベーグルの一番難しい部分

初日ベーグルされた場合翌日に気が付くのは至難の業です。
しかし2日目に気が付かなければ残った占いロラで確定情報不足に陥ったり占い残しで白吊り=3日目PPもあります。

ベーグル噛みという作戦の中で村にとっての一番の難所・・・
それは「如何にしてベーグルに気が付くのか?」「ベーグルであると証明するにはどうすればいいのか?」と村人の意識を誘導されてしまう事です。

ここで考えてみましょう。

ベーグル噛みが発生した瞬間、これがベーグルであるとほぼ把握できる人は存在するのか?
残った占い師視点で判るのか?
残った偽占い視点で判るのか??

答えは「判るわけがない」です。

ベーグルで真占いを噛んだ場合でも残った偽占いは確定噛みかベーグル噛みかの判断がつきません。
逆も同じですね。漂白噛みなのかベーグルなのか真占い目線でも判断できません。

にもかかわらず確定噛みか?漂白噛みか?と議論を誘導される。
真占いが残っている状態で「(偽)占いが噛まれた!これは確定噛みだ!!(真)占いの初日の白先である(村)さんは黒だ!!」とか言われてしまうと真占い目線で必死で(村)さんの白を証明します。

「いやいやこれは漂白ですよ!(偽)占いの初日白先が怪しいです!」
「いやいやこれはベーグルですよ!!狼はとりあえず占いの信用を下げようと適当に噛んでいます!!」

さてさて、みなさんなにか気がつきませんか??

ベーグルの本質は議論のすり替えである

シンプルに考えてみましょう。

初日の夜に片方の占い師が噛まれました。
残った占い師は真か偽か?=残った占い師を信用するのか?

それを判断するのは誰でしょうか?

村の総意であり進行ですよね。

では信用に値するかを判断するのは何でしょうか?

それは残った占い師の占い理由や占い位置、初日の発言からの要素取りです。

決して噛み内容の考察ではありません。

しかし上記のように占い師が「この噛みは漂白だ!」「この噛みはベーグルだ!」と釈明する状況になる・・・・

これは、本来の要素取りという議論から噛み考察をさせるように議論のすり替えが行われている事にほかなりません。

穿った考えを書くとすれば「これは確定噛みだ!残った占い師が偽だ!」等と占い師の真偽ではなく噛み考察からの占い師の信用下げ発言を行った人物こそが「噛み考察をさせる事により議論の遅延及び議論のすり替えを目論んだ人外である」と言えます。

注意すべきなのは初日の発言内容から偽要素を拾い、初日の白先と合わせて考えた結果確定噛みや漂白噛みにたどり着いた人は黒くないという事です。
自身の考察を出したうえでの発言はしっかりと聞き入れましょう。

人外がこの記事を読んで自身の考察出したうえで議論のすり替えしてきたらどうするの??

この場合・・・というか2日目の状況でも行うべき議論があります。
なんなら噛み考察の流れになったら「それはもういいから・・・」とこの議論をすべきです。

それは「つじつまが合うかの確認」です。

9人村の場合、初日グレー5でグレー吊り+ベーグル噛み。
偽が残った場合で白進行(霊能白、2日目の占い結果も白)
初日は自分の白が霊能に刺さっているとしましょう。

この場合、偽占い目線で囲いの可能性があるのは1名で確定白は1名。

では(偽)占い師目線での黒位置はどこでしょう??

偽占い目線だとのこったグレー3の中に2W?
今日の白先が囲えていると信じてグレー吊りを押しますか???
今日白を吊ったらPPなのに??

偽占い師が残った場合は必ず初日囲いを押してきます。
次点でロラでの自吊ですね。

グレーに2Wの可能性の方が高いので対抗である真占いが出した白を吊る盤面になれば必ず狼が有利に動くからです。
そしてグレーを吊るぐらいなら自分吊の方が真っぽく死ねます。

では真が残った場合は??

同じ状況とした場合、初日囲いは考慮します。
しかし、グレー2Wの方が可能性が高いのでグレー吊りを強く押します。

状況によってこの考え方はガラっと変わります。

大事なのは「黒位置の確認」「それが真占いにマッチした考え方と主張なのか?」「自分視点で黒位置のつじつまが合っているのか?」この3点を議論の中で見つけていくことです。

おかしい部分を発見すればそれを自分の考察として村に落として自身の白を取りましょう。

もちろんこの考えも利用されたりしますがここまでできればみなさんも自分なりの攻略ができるはずなので自分らしくベーグルの対処を考えてみてください。

黒位置の確認は人狼会だとファイアーさんが鉄板で行いますね。
このあたりがファイアーさんの強いところです。
情報の中から自分で必要なものを取捨選択して白黒つける・・・・
人狼の基本にして最大の攻略方法です。

狼目線の成功と失敗

ベーグルを採用する狼が目指す場所・・・それは一体何でしょうか?

●吊縄を占い師に使わせる事
●残った占い師が黒を出しても残った占い師=信用がない理論で吊逃れを行う事
●議論をすり替える事で議論時間を圧迫する事

極端な話、ベーグルを選択した時点で狼にとっては残った占い師がどうとか全く関係がありません。
だって翌日吊りに行って縄を消費させますからw

噛んだ段階でアドバンテージとも言えます。

では失敗の盤面はどうでしょうか?

それは
偽占い師を噛んで残った占い師が真として吊られなかった場合です。
2日目の夜に残った占いを噛めればいいですが狩人が守ってるなんてことになったら目も当てられません。

なので狼は何とかして残った占い吊に動くのです。
というかベーグルした時点で残った占い師を処理できなければ意味がないですw

狂人もそれをわかっているので偽占いが残った場合は議論のすり替えに乗りますしロラを受け入れやすいです。

長くなったのでまとめ

①ベーグルかどうか?に気を取られないで!!基本に忠実に残った占い師から要素を引き出して真偽をつけましょう。
ベーグルだと思うから残った占いを吊る!ではなく残った占い師から真要素が取れないから吊る!というような思考を持ちましょう。

②議論をすり替えられないで!!
噛み考察と残った占い真偽をつけるのは難しいです。
近道して当該占い師に噛み考察させるのは議論時間の無駄です!
回り道でも要素取りを行って自分の位置で真偽を判断しましょう。
(議論をすり替えようとしてくる人は人外目が濃いですよ!)

③狼もベーグルで偽占い師噛みのリスクを背負っています!
なので狼は占い師の単体精査を阻止しようとしてきます。
その動きを見逃さないで!!

④ベーグルは通常よりも多くの情報が出てきます。
議論の誘導を行った人物はいますか?
その人物を黒と見たときに、残った占い師は該当人物に対して白で見ていますか?黒で見ていますか?

そんな人物を白として残りの黒位置を提出する人が真占いだと思いますか?

その人のせいで無駄に噛み考察させられてムカつかないんでしょうかね?
真の感情だと私はおもえないですね・・・

ベーグルの細かな解説を書くと3記事ぐらいできそうだから今回はこの辺で!
細かく知りたいんだけど!ってひとはまた連絡してください。

ではまた!!

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