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必要なカメラスペック

自分の撮影に必要なカメラのスペックについて考えてる。

これ、意外と話が深いのです。
写真を撮るほとんどの人は、スマホのカメラで用は足りると言います。
成る程、その通りでしょう。
ただ私にはスペック的に少し足りない。
その理由は、画像のレタッチ耐性が低すぎるからです。
少し彩度をあげてもトーンジャンプが起きて、青空に縞模様が出来ます。
また、元々のデータがシャープ過度なので、ザラっとした画像になりやすいとか、データ補正で作られたものなので、立体感が皆無と言うのもあります。

あとは錯乱円…ボケが全く出来ないというのもあります。
これも写真の立体感が出ない理由のひとつです。
広角レンズですから致し方ないですが。
記録には使えますが、鑑賞には少し足りないという事ですね。

翻って、私の写真の使用環境を書き出してみます。
・テレビでの鑑賞
・スマホでの鑑賞と編集
・タブレットでの鑑賞
・noteで使用する
・Twitterで使用する
…こんなところです。

印刷をしないので、解像度そのものはあまり必要はありません。
モニターでしか視ないわけで、ネットを通すならば尚更大きなデータは無駄になってしまう。

しかし一方で、背景のボケだったり、ある程度の画像のエッジだったり、収差の少なさだったり、歪みだったりというのは、例えモニターであっても明らかに差が出てしまう分野です。
この中で、歪みとか周囲の解像能とかは補正も出来ますが、ボケのコントロールは難しく、しかもそれが立体感に繋がっても来ますから、安物でもOKとは言えないところが悩むところなのですね。

今までに「これなら八割がたは満足できる」と思ったカメラは数機だけです。
OLYMPUSのXZ10、CanonのG12、リコーのCX2です。
一眼レフは、私の場合は大きさ重さで不満が残る。
よく使う焦点距離は28~135㎜で、それでも望遠域と超広角が足りません。
ネオ一眼は、望遠はカバーしてますが、大きさが大きくて、ゴロッとしてしまうのが玉に瑕です。

贅沢な悩みですが…今現在はそれゆえに一眼が手放せないのです。
昔なら、大きさ重さはまるきり気にならなかったのに、最近は気合いを入れないと持ち運べないということが、妙に引っ掛かって邪魔になっています。




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