シークコンボまとめ~技解説編~


はじめに


    この1連の記事ではシークの基本的(台経由の複雑なものは除く)なコンボをまとめていくことを目標にしています。シークは非常に高い差し返し能力と隙のない技に由来する差し合いの強さが魅力のキャラです。しかし、差し合いが強い反面、単発火力と撃墜力は乏しいため、「いかに技をくらわないか」「ワンタッチでどれだけの火力を取れるか」がとても重要になってくるキャラです。今回の記事ではシークの技の基本的な使い方や当て方をまとめました。拙著ですが参考にしていただけると幸いです。

①技の簡単な解説(用途、当て方など)

《地上技》

○弱(用途:暴れ、コンボパーツ)
 ・発生の早さを生かし、空前、空Nをガードさせた後の入れ込み、密着状態での暴れや、序盤でのコンボに使う。
 ・密着で当てるとめくる。シークをよく知らない相手はガーキャン掴みなどをしてくるため、下スマを入れこもう。汚いとは言わせない。

○上強(用途:コンボパーツ、崖狩り、着地狩り)
  ・コンボの火力を伸ばすために使い方がとても重要な技。この技から跳魚や空後、空Nなど基本的に何でも確定するため、低%時のコンボでは積極的に使っていきたい。
  ・着地狩りの際相手の真下で使うことで火力を1番出せる着地狩りの択。
  ・台上に空上落としなどで落とした際小戦場だと上強が当たる。そこから空後や空前で追撃ができる。台上の相手に対して上強ダウン連などもある。
  ・崖の2Fに2段目が当たる。崖の方を向いてちょうどかかとの部分が崖端に当たるように打つことでその場上がり、ジャンプ上がり、捕まりっぱなしの3つを狩ることができる。ヒットしたら跳魚が確定する。ヒット確認が少し難しいので練習必須。

○横強(用途:コンボパーツ、着地狩り)
  ・30~40%でのコンボで最も高い火力を出せる始動技。後述するが横強空Nループや横強空上→各種空中攻撃or台に落として追撃など多彩なコンボに繋がる。判定は弱いので基本的に着地狩り以外で直接相手に当てるのはおすすめしない。

○下強(用途:コンボパーツ、崖狩り)
  ・早期撃墜コンボを狙える始動技。下強上スマなどの確定コンボはもちろん、根元あてのベクトルが良く相手を台上に乗せてダウン連や空上落とし、受身読みなど上スマの読み合いができる。
  ・崖の2フレームに当たり、後述するが撃墜可能なコンボが多い。

○DA(用途:差し返し、着地狩り、コンボパーツ、撃墜)
  ・早い発生を生かして差し返しで使う。
  ・着地狩りで針とともに対の択として使う。
  ・170~190%から撃墜が狙える。結構使う。

○横スマッシュ(用途:撃墜、コンボの締め)
  ・空上落としコンボの締めなどで使う。
  ・撃墜択。吹っ飛ばしは弱い。
  ・密着で当てるとめくる。シークをよく知らない相手はガーキャン掴みをしてくるので、下スマを入れ込もう。汚いとは言わせない。

○下スマッシュ(用途:着地狩りでのバースト、コンボの締め)
  ・空上落としコンボの締めで使う。横スマより発生が1F早いので確定するか微妙な時はこちらを使う。
  ・相手の着地地点において置くイメージ。2段ヒットのためN回避着地に当たりやすく、また姿勢の良さから暴れを透かすこともある。撃墜難を防ぐ大事な撃墜択。

○上スマッシュ(用途:コンボ撃墜、着地狩り)
  ・空上落としで相手を台の上に乗せた際相手が100%くらいから確定。この撃墜をどれだけ通せるかが撃墜レースや試合の行方を左右する。
  ・発生時の無敵を生かし相手の暴れ着地に合わせることができるが、難易度が高くシークは他の着地狩りが強いのであまりおすすめしない。台下から狙うのはあり。

○上B(用途:復帰、崖上がり補助)
  ・発生時に少し上方向に浮き、上昇が終わってから全身無敵が付与される。テレポート時にとても吹っ飛ばしの強い爆風が着いており、この2つの性質のため復帰阻止に来た相手が逆に撃墜するという場面も珍しくない。
  ・崖上がりの際、崖を離して上Bをしてもう一度崖に捕まる、崖離しから上Bをして崖上の相手に爆風を当てに行くなど崖上がりの択として使える。

○横B(用途:崖狩り、シールドブレイク時の最大リターン)
  ・崖狩りで置いておくことで相手の崖上がりタイミングをある程度こちらで決めることができ、炸裂丸自体の吹っ飛ばしが強いため当たるとそのまま撃墜することもある。ケンやセフィロスなどに対しては復帰阻止としても有効。
  ・シールドブレイクした際崖端で炸裂丸から跳魚で早期バーストがねらえる。ほぼ使わん。


○下B(用途:復帰補助、着地補助、ライン回復、復帰阻止、コンボ、撃墜)
  ・序盤は前投げ跳魚でのダメージ稼ぎ、終盤は針や空Nからの確定コンボや復帰阻止や崖狩りでの撃墜など攻めの要の技である。
  ・復帰や着地、ラインのない時など、不利状況を打開できる移動能力があり、めちゃくちゃつかう。しかし後隙もわずかながらあり、読み切られるとバーストされかねないので使いすぎには注意。
  ・相手の復帰時の吹っ飛び緩和の移動回避を狩ることができる。下スマで倒しきれなくてもその後の緩和回避を狩ったりできる。

○NB(用途:着地狩り、差し返し、復帰阻止、撃墜コンボ始動)
  ・単発火力はそこまで高くないものの弾速の速さとリーチ、約1秒もの持続を生かし通常リスクをつけられない相手の行動に対してリスクを付けられる。差し返しや着地狩りなど。
  ・復帰阻止時の針跳魚はもちろん針でジャンプを潰したり針を見せてジャンプを誘うなど様々使える。しかし判定はとても小さいので当てるのは使い込みが必要となる。
  ・針上スマ、針跳魚などローリスクな撃墜始動技。

《空中攻撃》

○空N(用途:ガーキャン、撃墜始動、コンボパーツ、復帰阻止)
  ・最序盤は本当て、中盤は本当てとカス当て、し終盤はカス当てがコンボ始動となる。ダメージ稼ぎの要でもあり撃墜の要でもある。めくりで打てばガードさせてもリスクは少ない。
  ・相手の小ジャンプを牽制することもできる。
  ・%によってはガーキャン空Nからダッシュ弱やDAが確定する。
  ・持続の長さを生かし横方向の復帰力か低いキャラにとってはカスあてだけでも致命傷となる。
  ・ジャンプ上がりとその場上がりにリスクをつけられる上、崖狩りで撃墜が狙える。降り空Nが80~120%のあ相手にヒットした時、追加入力によって跳魚が確定して撃墜する。降り空N自体のヒット確認は難しいため、その場上がりを確認して跳魚をいを入れ込ん方がいい。やジャンプ上がりに空Nが当たってもヒット確認は(筆者は)不可能。

○空前(用途:差し返し、起き、コンボ始動、コンボパーツ、復帰阻止、崖狩り)
  ・1試合を通して間違いなく一番多く振る技。先端を相手にガードさせても不利フレームが2Fとリスクが完全にない。根元当てしてしまった際や弱を入れ込むことで誤魔化せる最強の技。
  ・低パーではこの技からコンボ始動することが多い。根元当てか先端当てかによってルートが変わってくるので確認必須。
  ・崖狩りで振って置くとジャンプ上がりととその場上がりにリスクをつけることが出来る上、全体フレームの圧倒的な短さを生かし回避上がりは見てからDAで狩れる。空前が当たったら跳魚が確定する。上強や空Nとともにシークの崖狩りを支えている。

○空上(用途:着地狩り、撃墜、コンボパーツ)
  ・空対空での着地狩りで使う。判定は弱いのでかち合うとほぼ負ける。展開はめちゃくちゃいい。
  ・下強や横強から確定でバーストを狙える。下強空上は全キャラに入るシークのトップクラスに大事なコンボ。
  ・中パーセントでは横強や空前根元ヒットから確定し、その後も空中攻撃が確定するなどば火力を伸ばす鍵となる技である。

○空後(用途:コンボパーツ、撃墜)
  ・中盤で相手を掴んだ時の下投げ空後、横強空後、下強根元当て空後など空中攻撃の中で1番高い火力を活かしてコンボの締めに使う。
  ・序盤の横強空Nループが繋がらなてパーセント帯での横強空後ループなど序盤でもコンポパーツとなる。また、降りの空後からは投げやDAを確定し、始動技にもなる。
  ・100%を超えた相手を崖端で前投げした時、空後先端が確定し撃墜が狙える。
  ・高%帯だと降り空後から針が確定しそのまま跳魚かが確定する。


 

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