空海生誕1250年の記念イヤー、映画「空海」を改めて見直してみる
今年は弘法大師(空海上人)の生誕1250年の記念の年らしい。
1250年って、ちょっとキリがよくない感じもするけど、
記念イヤー。
空海さんについて、特に詳しいわけではないんだけど…
私は日頃、日本発祥のヒーリングである「レイキ」の師範として活動している。
レイキの創始者は「臼井甕男」さん。
大正時代に亡くなられている。
時代は全然違うけど、臼井先生の伝記をたどると、なんだか空海さんのイメージにかぶるのだ。
あくまでも私の主観だけど。
そんなわけで私はレイキの講座をするたびに空海さんのお名前を出してしまうし、勝手に親近感を感じている。
私が空海さんのイメージと臼井甕男さんのイメージを重ねるようになったきっかけになったのが、「空海」という映画。
1984年に作られた映画らしい。
若き日の北大路欣也さんがめちゃくちゃかっこいい。
この映画、弘法大師空海入定1150年を記念して作られた映画だそうな。
全真言宗青年連盟映画制作本部と東映がタッグを組んで作っている、なかなか豪華な映画だ。
入定(にゅうじょう)とは、もともと「禅定に入る」という意味だったのが、空海が永遠の瞑想に入っているという入定信仰につながっている。
空海は835年に入定
生死の境を超え弥勒菩薩出世の時まで、衆生救済のために永遠の瞑想に入り、現在も高野山奥の院で入定していると信じられている。
さてさて、映画に話を戻そう
この映画、以前はAmazon primeで、無料で視聴できたので、何度も見た。
でも、私は本当に忘れっぽいので、何度見ても新鮮な気持ちを味わえる。
無料じゃなくなってからも、Amazonでレンタルして見た。
今回はU-NEXTで無料で見ることができた。
何回見たんだろ?
でもすぐ忘れるから大丈夫(笑)
時代は平城京からの遷都騒ぎのころ
叔父・阿刀大足(森繫久彌)を頼り、大学に入るため奈良の都に出てきていた佐伯の真魚(まお)。
真魚は故郷の讃岐国では天才と言われてて、叔父さんの阿刀大足も大きな期待を寄せていたのに、あと一年で大学を卒業というときに、突然姿を消してしまう。
[桓武天皇(映画では丹波哲郎が演じてる)は、784年に奈良の平城京から、長岡京(京都の南西)への遷都を行った。
仏教勢力が力を持ちすぎたので、寺院移転はせず、お寺は奈良へ置き去りにしたまま都を移すことで、仏教と政治の間に距離をとろうとしたんだね。]
しばらくして、真魚は乞食のような汚い身なりで故郷に立ち寄る。でも、
家族の止めるのも聞かず、すぐにまた命がけの修行の旅へ…
阿刀は僧侶の悦々に真魚を連れ戻すように命じる
真魚の旅の目的は、「人はなぜ生きるのか?」という問いの答えを見つけること。
もし自分が生きるに値する人間ならば、仏が生かしてくれるだろうと無茶なことを言って、崖の上から飛び降りる。
命は助かったものの、気を失った真魚は、夢の中で色情に溺れる自分の姿を見る。
その後も真魚は修行を続ける
ある夜、真魚が洞窟の中でお経を唱えていると明星(金星)が真魚の口の中に!!
この場面好き
空海さんが修行してて、明星が飛び込んできたこの場所は、高知県室戸岬近くの「御厨人窟」(みくろど)というところ
ちょっと前に、行ってきました
映画のあらすじと紹介はまだまだ続きます。
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