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【創造営2021アドベントカレンダー企画】〜クリスマスイブに贈る俞更寅の温かさ〜

 優しさの塊として有名な俞更寅さん。(以下親しみを込めて🐟さんと呼ばせていただきます)
今日はそんな🐟さんの優しさを感じて心から温まりましょう◎

①【初舞台、舞台下で見せる優しさ】
 初舞台の際、🐟さんが席で隣にいた赖耀翔に声をかけるシーンを皆さんは覚えているだろうか?(本編では主題歌クラス分け時に流れたと記憶している)
 🐟さんは台湾からたった一人でやってきた彼を優しく気遣った。その時に信頼関係を結んだ二人、主題歌のクラス分けで赖耀翔が見事Fクラス→Aクラスへ昇格した際、🐟さんは雄叫びを上げながら彼に駆け寄った。

 赖耀翔への気遣いは創造営の中だけでは終わらなかった。卒業してしばらく経つ頃、なんと🐟さんは自分のマネージャーと赖耀翔とのご飯をセッティングしたのだ(🐟さんは不在)。
 マネさんは赖耀翔と同じ台湾出身、地元から遠く離れてたった一人で努力する若者に、少しでも地元の味と安心感を届けたかったのだろう。なんて温かい…
(マネさんは非常に優しくてかわいいおじさんです、見知らぬ土地でこの人頼っていいよって紹介されたら私でも嬉しい)

※当時の赖耀翔のインスタ投稿


②【後世に伝えたい神対応、一公の舞台裏】

 第一回公演"女孩"の奇跡的勝利はサバ番歴史に残るものだと確信している。
 その勝利の立役者は間違いなく🐟さん。個人よりチームを優先して自分のパートをチームメイトに譲った話は有名だけれど、同じチームの张欣尧も🐟さんを見習ってパートを譲ったことを知っている方は少ないはず。
 张欣尧は、一人でご飯を食べていた自分に最初に声をかけたのが🐟さんだったから、この人を信頼してついていこうと決めたそうだ。

 女孩組の名場面といえば、練習で発音がうまく行かず泣いてしまった原部凌くんに対して”没关系~”(大丈夫だよ~)と慰めながらも、先生に対して”老师不是你的问题”(先生のせいじゃないですからね)とすかさずフォローを入れるシーン。この神対応は後世に語り継いでいきたい。どう育ったらこんな人間になれるのか、そんな人に私もなりたい。

 原部くんが後に語った女孩組での一番の思い出は「深夜にスタッフに隠れてみんなでカップラーメンを食べたこと」。
 🐟さんは真面目そうに見えて、こういうちょっといけないことをやってしまうのがまた愛おしい。きっと、ハードな練習の中でもチームメイトに楽しさやわくわくを感じてほしいという思いもあったのだろう。愛おしい。
(ちなみに603号室でもカップラーメンを率先して盗みにいった話がある、綿密な計画を立てて実行したとか、愛おしい)

※第一回公演の女孩はこちら


③【二次創作、我是傲娇小鱼儿誕生秘話】
 さて、皆さんは二次創作のR0SE組がどうやって生まれたのか知っているだろうか?

 一公のあと、韩佩泉が泣きながら🐟さんに「どうしたら良いグループが作れるのか」相談し、🐟さんはいつか一緒に組もうと約束していた。一方で、张欣尧がみんなとあまり打ち解けてないのを見て助けたい気持ちがあった。

 二次創作のチーム編成では、20人近くから一緒に組みたいとお願いされた🐟さんだけど(どんだけみんなを支えてたんだよ)、韩佩泉からリーダーやってほしいとお願いされて、韩佩泉のところだったら同じ抖音(中国版TikTok)出身の张欣尧も打ち解けやすいんじゃないかと思って、张欣尧の加入を条件にリーダーの件を承諾した。

 韩佩泉も実は🐟さんが「アイドル像」を気にしすぎて心から笑えていないことに気づいて助けたい気持ちがあったそうだ。
 そう、R0SE組は優しさで誕生したのだ。そして、あの、伝説の傲娇小鱼儿が生まれたのだった。

※R0SE組誕生の詳しい経緯はこちら

※二次創作のR0SE組の動画はこちら
(歌詞も素晴らしいのでそこにも注目してほしい)


④【王子様が泣いた、二公では一体何が】

 第二回公演といえば、歌い終わった後の🐟さんの涙が印象的。あの時一体何があったのだろうか?

 当日、現場には🐟さんを6年ほど追いかけてきたファンがたった一人でいた。二公のチームは人気の学員が多く、周りはその子達の名前を呼ぶ声でいっぱいだった。しかしそのファンは負けじとありったけの大声で🐟さんの名前を呼び続けた。

 🐟さんもファンに気づいた。この曲はファンを想って歌うと言っていた🐟さん、最後の歌詞は”多爱我″(どれだけ私を愛していたか)……… 

 この時の涙は、決して順調ではない道を進んできた自分に長年ついてきてくれたファンを想ってこみ上げてきた、温かくもほろ苦い涙だったのだ。

※ファンの方のレポはこちら

※第二回公演のステージ動画はこちら


⑤【三公、仲間の淘汰に涙する】

 第三回公演後の順位発表で、🐟さんは仲間を想い二度号泣している。
 一度目は吴海の淘汰。席で見ていた🐟さんはその場で泣き崩れた。吴海とは女孩以来、言葉なくても分かり合える心友となっていた。
 吴海がコメントを言い終えたあと、真っ先に🐟さんに駆け寄ってハグしたシーンは、いま観ても込み上げてくるものがある。

 二度目の号泣は何屹繁の淘汰。一番最後にカードを見る二人。この時点であと一人しか決勝に進めないという過酷な状況だった。自分のカードに決勝の文字を見た🐟さんは何屹繁に背を向けたまま泣き崩れた。
 何屹繁は🐟さんにとって6年間共に切磋琢磨してきたかけがえのない仲間。決勝に一番連れていきたかった存在だったではないだろうか。

 大事な話はここから。この話の登場人物、吴海と何屹繁と🐟さん。そう、この三人は卒業後ルームシェアをすることになるのだ。それには、決勝まで一緒に進めなかった二人と、もう少し時間を共にしたいという🐟さんなりの気持ちがあったように思えてならない。そういう人なのだ、🐟さんというのは…

⑥【決勝戦、どうしても歌いたい曲があった】
 決勝戦ソロステージの選曲は「他不懂」。

 この曲はそれほど多くの技能を必要としないし、現場受けもよくないため、歌の先生からは「もっと難しい曲を歌って自分の技術を披露した方がいい」と曲の変更をアドバイスされていた。

 しかし🐟さんは、例え評価されなくても絶対にこの曲を歌いたいと頑なだった。なぜなら、この曲は2017年に歌ったことがあり、創造営までの4年間の道のりをすべて詰め込んで、4年前とは全く違う感情を込めてファンに歌って聴かせたかったからなのだ。

※4年前の歌唱と創造営での歌唱両方観れる動画はこちら(bilibiliより)

 目に見えるものより「思い」を大切にする、そしてその「思い」はいつか形となって現れる。これこそが🐟ポリシー。創造営では思い届かずに終わったけれど、彼が蒔いた優しさの種は必ず芽が出て、ぐんぐん伸びて、大きな木になると私は信じている。

上記画像の動画バージョンはこちら↓(かわいいからぜひ開けてみて)

 🐟さんの心温まるエピソード、いかがだったでしょうか?皆さんにも、皆さんの推し達にも、温かいクリスマスが訪れますように🎄✨

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