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中国ミニアプリ事例集~WeChat編~

YJキャピタルの李です。いつもNoteを読んでいただきありがとうございます。

今回はPayPayアクセラレーターの一環としてのプレイベントを実施するにあたり、イベント告知兼ミニアプリの研究という形でミニアプリに関する文章を書かせていただきました。より詳しい情報はぜひイベントにいらしてください。そしてPayPayアクセラレーターに興味があるならぜひ応募してみてください。:D

https://zoom.us/webinar/register/WN_TaEAH0ZbSw-ZEx_02qROsw

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WeChatやAlipayを筆頭に中国はスーパーアプリが普及しており、ミニアプリの種類も日本よりも遥かに多いです。

このnoteでは、日本にはまだリリースされていないような中国のミニアプリ先行事例を大量に紹介していきます。今日はその前編として、WeChatの代表的なミニアプリを紹介していきます。

また、11月25日(水)19:00から、WeChatやAlipayのエコシステムや、日本のミニアプリでの勝ち筋の考察を行うイベント「PayPay Accelerator Program LIVE 第三弾!〜中国におけるミニアプリ事例紹介〜」も行います。

ゲーム【跳一跳】(ジャンプ!)
キャラクターをタップでジャンプさせて、ボックスを飛び越えさせるゲームのミニアプリ。特徴は、日本のLINEツムツムのようにランキングスコアを共有し、友人と競い合うことが可能で、拡散性の高いコンテンツである点。

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ショッピング【拼多多】(Pinduoduo)
中国のソーシャルコマースサービスとして有名な「拼多多」のミニアプリ。ソーシャル内のシェアに特化したコンテンツや共有機能が追加されている。
また、ソーシャルで商品を共有した際にミニアプリ内の購買ページに遷移させることで、ネイティブアプリのダウンロードが不要になり、離脱抑止にも繋がっている。

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物流【顺丰速运+】(Shunfeng Express)
中国の郵便サービス事業者が提供するミニアプリ。郵送の依頼や、発送した物の配送状況などが確認できるほか、当社のオプションサービスの注文も可能。利便性の高さから、ネイティブアプリよりもミニアプリのみの利用者が多いのが特徴。

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O2O【美団外売】(MeituanDelivery)
日本でもUber Eatsなどで提供されているデリバリーサービスだが、料理のほかに野菜や薬などデリバリー出来る商品種類が多い。
「ちょっとした買い物を手早く簡単に済ませたい」というニーズが多いのか、ネイティブアプリよりミニアプリユーザーが圧倒的に多い

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お出かけ【滴滴】(DiDi)
日本でもミニアプリをリリースしているDiDi。ネイティブアプリ並みのサービス提供はもちろん、決済もWeChatのアカウントを使って行える。

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金融メディア【雪球】(SnowBall)
中国の金融メディアで、Yahoo! ファイナンスのように株価確認も行えるサービス。ミニアプリでは、株式銘柄のシェアや株価推移をクイックにチェックできる、ソーシャル特化した機能に抑えている点が特徴的。

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教育【班级小管家】(オンライン担任)
先生・生徒・保護者が利用する、学習管理サービスのミニアプリ。宿題管理や学校への支払い、クラスのコミュニティへの投稿などネイティブアプリ並みの機能が提供されている。

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より中国のミニアプリ事情が知りたいあなたに!

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YJキャピタルでは、ミニアプリ開発に特化したプログラムであるPayPayアクセラレータープログラムをPayPay、East Venturesと共同運営しています。
11月25日(水)第三弾イベントとして、WeChatやAlipayなど、最もミニアプリの活用が進む中国のミニアプリ事例を紹介するプレイベントを開催します。

■概要
WeChat、Alipayをはじめとした中国のミニアプリのユースケースを、中国出身のキャピタリストである李からご紹介します。
現在のPayPayのミニアプリにはPayPayモール、PayPayピックアップやフードデリバリー、金融サービスがありますが、中国ではどんなサービスが増加しているのか、中国の事例を基に解説していきます。

■申し込み方法
以下URLよりお申し込みください。お申込みいただいたメールアドレスまで、イベント参加用URLを送付いたします
https://zoom.us/webinar/register/WN_TaEAH0ZbSw-ZEx_02qROsw

「PayPay Accelerator Program」について
「PayPay Accelerator Program」は、PayPay、YJキャピタル、East Venturesの3社が協同で提供するプログラムで、参加するスタートアップ企業に対し、PayPayによる技術的支援とYJキャピタルおよびEast Venturesによるビジネス面におけるメンタリングサポートを行います。参加対象となるスタートアップ企業は、業種は問わず、アーリーステージ(※1)の企業が対象で、本プログラムで完成したプロダクトを全国で3,300万人以上(※2)が利用する「PayPay」のミニアプリとして提供(※3)できます。

PayPayは、10月26日より開発者向けツール「PayPay for Developers」上でミニアプリに関するオープンAPIの提供を開始しました。オープンAPIを公開するだけでなく、「PayPay Accelerator Program」を提供することで、スタートアップ企業の先進的な技術、斬新なアイディアとのシナジーで、ユーザーの生活をもっと豊かで便利にする「スーパーアプリ」化を促進するようなミニアプリの提供、拡充を目指します。

<ミニアプリに関するオープンAPI提供開始について>
https://about.paypay.ne.jp/pr/20201026/01/

募集内容およびスケジュール、参加企業への特典などの詳細はプログラム公式HPをご覧ください。

<プログラムHP>
http://accelerator.paypay.ne.jp/

※1 自社提供のプロダクトがすでにある、シリーズA以前のスタートアップ企業を主な対象としています
※2 アカウント登録を行ったユーザーの数です。(2020年10月19日時点)
※3 企業が自社サービスをミニアプリとして提供を開始するためには、「PayPay for Developers」で加盟店登録を行い、所定の審査に通過した場合のみ可能です。また、本プログラムにおいては、最終成果報告会において承認されたサービスにつき、ミニアプリとして提供を開始する予定です。

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