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a16zが240億円投資するAptos、次に爆発するL1ブロックチェーンの正体は

今月、私はアメリカに向かいました。その目的の1つが、ニューヨークで開かれたあるイベント。仮想通貨取引所バイナンスとして世界的な影響力があるChangpeng Zhao(CZ)、それにEthreum(イーサリアム)を作った若き天才、Vitalikも出席するカンファレンスメインネット(MAINNET)への参加です。この中で私が最も注目したのが、 L1ブロックチェーン「Aptos」のファンダーMo Shaikhのセッションでした。
このセッションに私は驚きました。彼はとても熱狂的でありながら、一方で、研ぎ澄まされた禅の世界観を持っていました。「詩人の言葉をまとったエンジニア」という表現が最もふさわしいかもしれません。
「Apots」を初めて聞いたという人もいるかと思います。Aptosは今、米国で最も注目されている新規のブロックチェーンです。それを裏付けるように、トップ投資家のa16z(Andreessen Horowitz)やFTX Venturesなどから$350M(約500億円)のシリーズA調達を完了しています。今回の記事では、なぜ彼らがこれほど注目されているのかに迫ります。


「イーサリアムが占める」のブロックチェーンのいま

Apotsの話題を進める上で、まず触れておきたいのが、現在、世界で広く利用されているブロックチェーンの1つ「イーサリアム」の存在です。

  • イーサリアムは、特定の中央機関に管理されることなく、アプリ・組織の構築、資産所有、トランザクション、それにコミュニケーションを行うための技術です。

イーサリアムファンデーション(イーサリアムをサポートする団体)が定義しているように、イーサリアムは中央集権をせずに資産を動かす技術があり、さらに、プログラムを可能とすることで、イーサリアム上にアプリケーションを構築し、さまざまな応用を行うことができます。
今はイーサリアムのエコシステムの中には、2970個のプロジェクト、7100万超えのアカウント、11.6兆ドルのトランザクションがあり、イーサリアムは世界で最も使われているブロックチェーンの1つとなっています。


イーサリアム上新DApps数の変化
イーサリアム上アドレス数の推移
イーサリアムにおいて発生したトランザクションフィー

このイーサリアムの地位を不動のものとしたのが、おととしの夏(2020年)、DeFiサービスが集中的に利用されるようになった「DeFi Summer」と呼ばれる時期からです。具体的に、DeFiの代表サービス、Uniswap、MakerDAOなどがその時期に発足して大きく成長しました。

また、イーサリアムの創業者であるVitalik Buterinが見せる天才的な世界観や考え、それに追随するブロックチェーンに対するコミットメント、ブロックチェーンの普及に働きかける活動が、現在のイーサリアムの土台となっています。Vitalik Buterinを中心に、今後もイーサリアムはさらなる発展を見せていくでしょう。


ブロックチェーンに存在する不可能な三角形

では、イーサリアムが、そこまで完璧なものであれば、なぜ他に類似するブロックチェーンが立て続けて出てきているのでしょうか?
実は、イーサリアムへの不満は簡単に示すことができます。それは主に、「ガス代(トランザクションにかかるコスト)が高い。処理速度が遅い。エネルギーの消耗が激しい」ことが挙げられます。そして、決定的な理由は、イーサリアムが直面している「不可能な三角形」という部分です。
不可能な三角形は下記の図式にあるように、「スケーラビリティ」、「分散性」「安全性」と三つの要素で構成され、現状のイーサリアムでは、この三つを(同時に?)満たす状態を作れないというジレンマが存在しています。この問題はブロックチェーンの実用性を制限する弱点です。


参考にイーサリアム以外での代表的なブロックチェーンのパフォーマンスを見てみます。


グラフを読み解くと、TPS(毎秒処理トランザクション数)や費用面は明暗が別れています。太字にしている行のTPSとTransaction on feeの項目下、「Solana」といった高性能ブロックチェーンのパフォーマンスが良いことがわかります。しかし、そのSolanaもよくネットワークが落ちるという安定面においてまだ課題があると考えられます。

なぜ不可能な三角形は不可能なのでしょうか?

読者のなかには、「なぜ不可能な三角形」が解消できないのか?と感じた方もいると思います。もう少し、不可能な三角形を詳しく見ていきます。
いまから30年以上前。1985年にサイエンティストであるFischer、LynchとPattersonがFLPという理論を打ち出しました。非同時分散型のシステムのなかで、一つのノード(処理する節目)が異常に発生した際に、完全一致性を解決するコンセンサスアルゴリズムは存在しないと発表したのです。ブロックチェーンが現在、採用しているProof of Work, Proof of Stakeと呼ばれるコンセンサスシステムでは、全てのノードが同時に計算を処理しておらず、たとえ1か所でもクラッシュが起きると、計算の結果が信頼できなくなり、ノードの信頼基準、計算の流れなど何かを犠牲しないと計算の効率化が図れないことを表しています。
比喩的な表現でイメージするとすれば、中国の三国時代。魏の曹操、蜀の劉備、呉の孫権が一堂に揃って、中華大陸の外敵をどう対抗するかを議論している状況で、それぞれが対策を提案しても一人でも提案の内容に疑わしい要素があれば、破談して進められない場面に近いです(要は対策の必要性は全員が分かっているが、すべてが合致しないと、どうにもできないということです)では、ここからが本題です。この不可能な三角形は解決できるのでしょうか?

ブロックチェーンで次を担う存在になりうる「Aptos」とは

その答えとして、私は「Aptos」という高性能のブロックチェーンの存在に注目しています。

Aptosはことし7月に、シリーズAの資金調達をクローズしました。最初にも言及したように、投資に関わったのは、世界トップティアの投資家であるFTXベンチャーズ, a16z, Multicoinなど目を引く名前が並び、さらにBinanceも戦略的な投資を実行したといわれています。(金額未公開)。報道によると、全体のバリュエーションは$2.75Bにのぼるといわれてます。

このAptosは、元Facebookのブロックチェーン「Diem」のコアメンバーMo ShaikhやAvery Chingが昨年立ち上げたばかりのプロジェクトです。わずか数ヶ月で世界の著名な投資家がこぞって注目し投資を決めたことも、過去Diemで培った技術アセットや実績が評価されたポイントだと考えられます。
当時Diemはトランディンナルなフィンテック企業を巻き込み、世界17億人が利用できるデジタル通貨の経済圏を野心的に取り組んでいました。裏側をサポートし主導したチームはAptosのMo氏とメンバーたちです。


Aptosが高性能チェーンである理由は以下の特徴があります。
①高い安定性
 AptosはAptos BFT(Byzantine Fault Tolerance)コンセンサスを採用しています。
 Aptos BFTを端的に言うと、進軍している軍隊の中で、一定数の小隊が脱線したとしても、軍全体の進行に乱れを生じないための仕組みを作ることです。
AptoBFTはコミュニケーションにかかる時間を最大限まで短縮できるように改良されています。また、参加者の中にネットワークに害となる行為者が仮に3分の1いたとしてもネットワークが正常に機能する能力を持つコンセンサス・プロトコル、と言われています。

②高い安全性
 次は安全性についてです。Aptosは、MOVEと呼ばれるプログラミング言語で開発されています。MOVEは元々Diemのために設計された言語であり、ブロックチェーン上で安全にリソースを管理することや検証の可能性という点で期待されています。
 具体的に言うと、イーサリアムに使われているSolidityという最も広汎的な言語は、柔軟性が高い点が評価されている一方、コードに脆弱性があり、セキュリティが弱くなる点が挙げられています。この点、Moveは、トークン情報やスマートコントラクトをリソース(プログラムが使用するデータ)として保存することにより、資産の複製や紛失が発生しないような設計を言語の中に直接組み込んでいます。
これにより、二重支払(同じトークンを不正に二度送信すること)や所有権の重複というバグが、言語レベルで阻止されています。結論を言うと、資産の保護が簡単にできるのです。
 そして、プロトコルレベルのアップデートも可能(プロトコルレベルの最適化を図る内容の更新)になっています。実際には、プロジェクトレベルで資産を恣意的にコントロールできるリスクは残っていますが、プロトコルの脆弱性を常に把握できる点はポジティブに捉えられています。

③ハイスケーラビリティ
 最後はハイスケーラビリティについてです。スケーラビリティはユーザー数、トランザクション数などネットワークの規模を指す概念であり、スケーラビリティの規模は各ブロックチェーンが追求する根本的な有用性に等しいとされています。Aptosは並列処理による解決に注力し、Block-STMと呼ばれるエンジンを利用しています(STM= System Transaction Memory)。

三つの特徴が揃い合わせた結果、下記の表でわかるようにAptosは理論値レベルで他のブロックチェーンよりも高いパフォーマンスを生み出し、ここでは、大きなインシデントもありません。


V字隊形で進化するクリプト、スーパーフォロワーのAptos

2020年のDeFiSummer、そして2021年のNFTブームの中、普通であればユーザーから受け入れらてもらえないであろう「ガス代」(トランザクションに必要な費用)が、そのニーズ性から日常茶飯事に支払われ続けてきました。その盛り上がりを見た開発者たちは市場に次々と参入し、プロジェクト数は2021年の年末ごろまで爆発的に伸びてきています。

そこで二つのことが発生しています。

①より安い取引費用を追求するユーザーと法人が現れたこと
②レッドオーシャンなイーサリアムではなく、ブルーオーシャンを探したいニーズが出てきたこと

クリプトは新大陸のように冒険者たちが相次いで進出し、ゴールデン探しに遅れないような状態になっています。そこでは、イーサリアムが圧倒的なコミュニティ(ユーザー数、Dapp数)を有していて、乗り遅れた人たちが横に発散しにいっている最中です。BNB、Solanはイーサリアムの代替として登場したあと、イーサリアムのエコシステムから溢れ出た開発者やユーザーを受け入れる形となりました。


DeFiLlamaのデータで見てわかるように、最初ほんとんブルー部分(イーサリアム)のシェアが大部分を占め、そのあと分散化しています。ブロックチェーンに必要な安全性、スケーラビリティなどの問題を一つのチェーンで解決できない状況の中、今後もこの傾向は変わらないでしょう。

イーサリアムは現在、一般のユーザーからすると、クリプトの入門暗号資産になっていて、その座を動かすことは相当なメリットがない限り、リプレイスは起きにくいと考えられています。一番大きいユーザー市場、整備された開発環境、潤沢なキャピタル、といった点はイーサリアムのネットワークエフェクトを構築しています。

しかし、Aptosは異様なポテンシャルを示しています。

  1. 注目度:メインネットがまだローンチ前にも関わらず、ローンチ予定のプロジェクトは200+に及んでいます。

プロジェクトの一部

その背景にエンジニアたちが金銭的なインセンティブを追求し、新しいブロックチェーンで「アルファー」を探したいのは明白です。1年半以内にDiscordのコミュニティ10万人超え、Solanaの13万人と匹敵する規模感になっています。おそらく他のプロジェクトにおいて見たことのない熱気になっていると思われます.

2.技術完成度

まだ開発者が少ない中、で技術は成熟しているとは言えません。しかし、Solanaよりもバランスがとれた選択肢ではないかと考えています。

Solanaは高性能チェーンのなかにおいて、信頼性よりも最高のパフォーマンスを選択するブロックチェーンであり、理想の状態に最適化しているチェーンです。その欠点はリーダーとなるノードがうまく機能しない場合、ブロックチェーン全体に支障をきたしてしまうことです。

一方でAptosはSolanaより少ないCPU設計で効率性を犠牲にしていますが、その代わりにネットワークのアップタイムを保証しています。具体的に下記の図のようにイーサリアム、Solanaとポジションを取っています。

Aptosの設計思想は、分散性重視でもなく、効率性重視でもない、ユーザーが使いやすいことを一番重視しています。特にクリプトは資産の意味合いが強く、信頼性とパフォーマンスに比重をおいた設計です。

従って、これからブロックチェーンがさまざまなサービスに浸透していく中、Aptosは重要な一席を取れるのではないかと推測しています。

3.ファンダーMo氏の魅力
次はAptosのファンダーMo氏の魅力について述べていきます。まずこれは、彼がイベントで発した言葉です。

「I took that pain with me to Facebook, and Facebook was thinking about it from a different lens. They were looking at how do you think about the existing web3 infrastructure three and a half years ago, well four years ago, and how do you scale it for billions of people. And if you looked at all the elements out there, whether it was Bitcoin, Ethereum, all the L1s that were trying to come to Market they were not solving for scale, they were not able to issue upgrades, they were creating scenarios where security and safety were often compromised for speed. And that's when you know Libra and DM realize we need to start something and build something from scratch. And it was amazing to have a front row seat and and drive a lot of that Innovation at Facebook.」
Mainnet2022
「(日本語訳)私はその痛み(前クリプト系起業した時の悔しみ)をFacebookにぶつけましたが、Facebookは別のレンズからこの問題を考えていました。3年半前、いや4年前の既存のWeb3のインフラをどう考えるか、それをどう数十億人のためにスケールさせるかを考えていたのです。ビットコインにしろイーサリアムにしろ、マーケットに参入しようとしたL1は、スケールを解決できず、アップグレードもできず、スピードのためにセキュリティや安全性がしばしば犠牲になるシナリオを作り出していました。そこでLibraとDiemは、何かを始め、ゼロから何かを構築する必要があることに気づきました。Facebookでイノベーションの最前列に座り、その多くを推進できたことは、素晴らしいことでした。」

私が感じたこととして、彼は平和的で、友好的ですが、パワフルに話すのが特徴です。見た目もセットで見ると、最初に私が述べた「禅的」な雰囲気がより伝わると思います。彼の発言を見てもとてもユーザーにフォーカスした発言が多く発せられています。また、FacebookというWeb2の根本的な考え方が引き継がれていて、彼がどのようにブロックチェーンやエコシステムを作るのか期待しています。

過去に何度かイーサリアムキラーのブロックチェーンがありました。しかし多くは少なくとも現時点では失敗に終わっています。Aptosが今後、チームの安定性と長期的に戦えるかどうかも大事な要素です。その点、私の目でみたMo氏は人惹きつける力がありそうです。

総合的に、Aptosは一斉に飛び立つクリプト渡り鳥たちの中で、スーパーフォロワーの立ち位置を取れるのではないかと考えています。


Mo Shaikh登壇の姿

Aptosのエコシステムの現在地

Aptosにおいてどういうアプリケーションが盛り上がるのでしょうか。今年10月のデータによると、メインネットのローンチ前に合計214のプロジェクトがあって、NFTマケプレを含めNFT関連のプロジェクトは70超であり最も大きなポジションを取っています。


Aptos Ecosystem による統計

筆者が複数名Aptosの起業家や関係者にインタビューしたところ、Aptosは意図的に特定のジャンルを育てる戦略を取っていません。しかし、Aptos自身の前文において述べた特徴から、特にNFTとDeFiのプロジェクトに多く取り組んでいます。イーサリアム上のプロジェクトからの進化を予測すると、特に取引速度・ファイナンス機能を強めたNFT、DeFiは注目されるのではないかと考えています。以下いくつかのプロジェクトを紹介します。

1/ Liquiswap(Pontem Network)

Twitterフォロワー:45k+
Discordメンバー数:44k+
概要:Liquidswapは簡単にいうと、AMMDEXです。 Liquidswapはスワップ、流動性プールの追加、流動性プールの作成、LP回収と収益の交換など通常のDEX機能で既に実装されています。

最も特徴的なのが、Uniswapなどの通常のAMM DEXとは異なり、分散したアドレスにある同じペアの取引で複数の流動性プールを作成することが可能です。MOVE上でプロトコルを開発するメリットを生かし、Aptosチェーンの並列処理により高いTPSを実現できています。

2/ Souffl3

Twitterフォロワー:65k+
Discordメンバー数:49k+
概要:Souffl3はNFTの取引の自動化を目指すプラットホームです。
マルチチェーンに対応しており、ユーザーはチェーン間(Aptos、Solana、Eth、その他のEVM)をシームレスに切り替えることができます。Souffl3のスマートトレーディング機能により、ユーザーは現在の価格を把握し、割安なNFTを探し、売買することができ、ソーシャルトレーディングに参加することができます。
プラットフォームの最新「ベイクオフ」NFTキャンペーンは、Move言語を用いた技術的特徴より、開始48時間で600k以上のNFTミントを集めたようです。Aptosでなければなかなか実現できない手法の一つと言えるでしょう。

3/ Dialect

Twitterフォロワー:11k+
Discordメンバー数:3.7k+
概要:DialectはSolanaで構築される、15個その他Dappsやウォレットに通知やメッセージ機能を提供するアプリケーションです。 現在、Aptosチェーンにおいても同時に開発をしています。

Dialectの特徴は、メッセージングのためのプロトコルです。 入金成功の通知などのDapp内通知や、ユーザー同士のウォレットを介したチャットのほか、メールやSMSなどにも利用でき、メッセージや通知の適時性が期待されています。高性能チェーンにおいて普段利用しているメッセージングアプリやSNS級のトランザクションに耐えるのではないかと考えています。

全体を通して、Aptosのエコシステムの多様性や立ち上がりのスピードに異常値を示されて、目下たくさんの開発者はAptosの移行を考えているようです。7月にSolanaの開発者とAptosの開発者がほとんど同じ人たちという逸話まであって、今後はさらに開発者のマインドシェアを取っていくのではないかと考えています。

Aptosのリスク

ただし、言及しておかなければならないのは、AptosのMo氏は資金調達において総額10BUSDの訴訟に直面していることです。詳細の情報はまだ少ないですが、Aptos初期の投資家である富豪のShari Glazerと資金調達において、Mo氏が株式価値をShari氏が投資した会社以外のところに移したのではないかと提訴されています。10月12日の報道によると法廷はすでに提訴を却下していますが、先はまだ不透明なままです。

最後に

「HOWではなく、WHYを追求する」という考えがあります。しかし、逆のこともあるのでしょう。「火」が人類の目の前に初めて現れてきて、Whyを解いてから使うものでしょうか?照明、料理、鋳造、のように「火」という手段をさまざまな実験をして人類の生産性を最大化に迎えていっていました。

同じことは今のWeb3・ブロックチェーンでも言えると思います。それは、AptosにせよSolanaにせよないし他のブロックチェーンを含め、正直まだ一般的に使って便利なアプリケーションと言うにはまだまだ距離があります。しかし、圧倒的に機能を進化させ、利用するコストを低くするのが普及するための条件であるゆえ、Aptosには無限の可能性が秘められていると感じております。

余談ですが、Mainnet近くで参加した最も熱いイベントはAptosの集会でした。
残念なことに、アツすぎて本来たくさん撮るべき写真を撮るのをすっかり忘れていました笑。文面から感じる雰囲気で察してください。

Aptos NYCの様子

今回はAptosについて書きましたが、Z Venture Capitalはブロックチェーンの実用化、それにユーザーに利便性を提供するブロックチェーンとアプリケーションに注目し、特に高性能チェーン関連に関心を持っています。

また、情報が少ないため書いた内容が不足・すぐ風化する可能性がありますので、ぜひご指摘ください。そしてこの件に関して、私と議論をしたい!という方。Twitterの「@lucheng_li」までお気軽にお連絡いただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

参考文献

  1. https://solanabeach.io/#/

  2. Why it is Impossible to Solve Blockchain Trilemma? https://nuls.medium.com/why-it-is-impossible-to-solve-blockchain-trilemma-c03745debb6

  3. バイナンスラボ、レイヤー1ブロックチェーン「Aptos」に再出資https://news.yahoo.co.jp/articles/b8b8bc1497f9c2bbf69a1ed7ccfd921206768035

  4. Explore Aptos Ecosystemhttps://www.aptos.systems/

  5. Aptos投研报告https://mp.weixin.qq.com/s/x-dyXoL03coBjfffppNHRw

  6. Upstart blockchain unicorn Aptos Labs faces a $1 billion ownership fight https://www.bizjournals.com/bizwomen/news/latest-news/2022/07/1b-ownership-battle-hangs-over-aptos-labs.html?page=all

  7. Why sharding is great: demystifying the technical propertieshttps://vitalik.ca/general/2021/04/07/sharding.html

  8. Vitalik Buterin on why cross-chain bridges will not be a part of the multi-chain future https://cryptoslate.com/vitalik-buterin-on-why-cross-chain-bridges-will-not-be-a-part-of-the-multi-chain-future/

  9. Ethereum -> Solana -> Aptos: the high-performance competition is onhttps://antiape.substack.com/p/cf40447d-d674-4454-9e09-f003517de6de?s=r

  10. A detailed guide to blockchain speed | TPS vs. time to finality | Solana, Aptos, Fantom & Avalanche compared — which chain has sub-second finality? https://pontem.medium.com/a-detailed-guide-to-blockchain-speed-tps-vs-80c1d52402d0

  11. Aptos' Mo Shaikh on the Move Moment - Messari Mainnet 2022 https://www.youtube.com/watch?v=z9WoYlRNSL8&t=146s

  12. spooks list https://spooks.land/list/

  13.  Aptos、Sui、Linera—注目のDiem(旧Libra)系L1チェーンを比較|前編

    1. https://coinpost.jp/?p=387756

  14. 「Aptos、Sui、Linera—注目のDiem(旧Libra)系L1チェーンを比較|後編」https://coinpost.jp/?p=387832


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