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配当金4.48%!武田薬品が秘める"お金の増殖"の可能性

こんにちは、バンコクで修業中です。

今回は、多くの投資家から注目を集める高配当銘柄、武田薬品工業(4502)について詳しく解説します。特に、毎月10万円の配当収入を得るために必要な投資額を具体的に計算してみました。

武田薬品は、240年以上の歴史を持つ日本を代表する製薬会社です。2019年にアイルランドの製薬会社シャイアーを買収し、グローバル企業としての地位を確立しました。主要な治療領域は、消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経科学)の5つです。

2024年3月期の決算報告によると、武田薬品の業績は好調です。売上収益は4兆3,815億円(前年比+6.2%)、営業利益は4,592億円(前年比+9.3%)、当期利益は2,301億円(前年比+10.5%)と、いずれも増加しています。特に、炎症性腸疾患治療薬「エンティビオ」や希少疾患治療薬「タクザイロ」の販売が好調でした。

2024年9月6日時点の株価は4,271円です。PER(株価収益率)は115.5倍とやや高めですが、これは将来の成長期待が織り込まれているためと考えられます。一方、PBR(株価純資産倍率)は0.86倍と1倍を下回っており、純資産に対して株価が割安な水準にあることを示しています。

武田薬品の魅力の一つは、高い配当利回りです。2025年3月期の予想配当金は196円で、配当利回りは4.48%となります。日本の上場企業の平均配当利回りが2%程度であることを考えると、非常に高い水準と言えるでしょう。

では、武田薬品の株式で毎月10万円の配当収入(税引後)を得るためには、どれくらいの投資が必要なのでしょうか?具体的に計算してみましょう。

  1. 年間の必要配当収入(税引後):10万円 × 12ヶ月 = 120万円

  2. 税引前の必要配当収入:120万円 ÷ (1 - 0.20315) = 1,505,322円
    (配当所得には20.315%の源泉徴収税が課されます)

  3. 必要な株数:1,505,322円 ÷ 196円 = 7,680株(小数点以下切り上げ)

  4. 必要な投資額:7,680株 × 4,271円 = 32,801,280円

つまり、約3,280万円の投資が必要となります。

この金額を見て、「夢のまた夢」と思われた方も多いでしょう。確かに、一度にこれだけの金額を投資するのは難しいかもしれません。しかし、長期的な視点で段階的に投資を行い、配当再投資を活用することで、徐々に目標に近づくことは可能です。

例えば、毎月10万円ずつ投資すると、単純計算で約27年かかります。ただし、これは配当再投資や株価の上昇を考慮していない数字です。実際には、複利効果により、もっと早く目標に近づける可能性があります。

もちろん、投資にはリスクも伴います。株価変動リスク、配当金変更リスク、為替リスク、医薬品業界特有のリスク(新薬開発の失敗など)、負債リスクなどがあります。一つの銘柄に集中投資するのではなく、分散投資を心がけることが重要です。

夢の配当金生活は、一朝一夕には実現できません。しかし、現実的な目標設定と着実な積み立てを続けることで、少しずつ近づいていくことができるのです。皆さんも、自分なりの配当金生活プランを立ててみてはいかがでしょうか?

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