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Vol.16 Square Foods

本日はBabytechに触れたいと思います。

Babytechとは日本語で、ベビーテック、またはベビテックと呼ばれています。筆者は後者を好みます。

文字通り、BabyとTechnologyを組み合わせた造語です。つまりITを活用して、妊娠、出産、子育てを支援するサービスの総称となります。

Wikipedia によると、ベビテックは2016年にCESにて、BabyTechアワードが開催されて以降、頻繁に使われるようになったとのことです。

歴史的にはまだまだ新しい言葉みたいですが、フォーブスは”2019年の米国のベビテック市場規模を約460億ドルと推定し、投資家が2013年以降、同セクター内の企業に約5億ドルの資金を投入している”と報じているので、今後はさらなる参入が増えてきそうです。

本日紹介するSquare Foodsは、お子様の食事のニーズに合わせ、サブスクで食事を提供しつつ、その後の赤ちゃんの成長をフォローしながら食事や商品を推奨しています。

同じモデルが日本にはないのか?と思うかもしれませんが、もちろんございます。日本では、MiLthe kindestと言う保存が効く離乳食のサブスクを展開しています。

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またシェアダインは、実際の栄養士や調理師などが利用頻度に合わせて月2〜4回、家庭に訪問して離乳食を含む食事の作り置きをしてくれるサービスもあります。

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上記2社には個人的にも思いれがあり、このまま業界のトップになって欲しいなと密かに応援をしています。

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◉会社名(設立年/拠点)
Square Foods LLC(2018年/サンフランシスコ)

◉創業者
Katie Thomson

◉サービス名
Square Foods 

◉サービス内容
スクエア・ベビーは栄養科学に基づいて、お子様の食事のニーズに合わせて100%の栄養を毎日提供する。スクエア・ミール・システムは、果物、野菜、タンパク質、穀物など、赤ちゃんの1日の推奨摂取量の100%を提供している。またサブスクリプションの食事は、スクウェア・ベイビーのウェブサイトで14食79ドルからのプランが用意されており、同社は赤ちゃんの成長をフォローして食事や今後の商品を推奨している。

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◉実績
スタート時はカリフォルニア州だけ出荷していたが、今では8つの州にまで拡大。

◉ステージ
シリーズA

◉資金調達額
不明

◉調達元(太字がリード)
不明

◉分類
Baby、E-Commerce、Food and Beverage

◉ニュースソース
https://news.crunchbase.com/news/babytech-boom-millennials-startups-pave-way-for-growth/


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