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Vol.2 Yalochat

本日は日本ではチャットコマースと訳される”Conversational Commerce Platform”を取り上げます。

”Conversational Commerce Platform”
会話型コマース・プラットフォーム(以下CCP)とは、ブランドが顧客とリアルタイムで対話をできるようにするインターフェース。eコマースウェブサイト、モバイルアプリ、ソーシャルメディア(Facebook、Twitterなど)上で、パーソナライズされたインタラクション(カスタマーサービス担当者と顧客間)が可能となる。CCPは、営業前や後のアフタフォロー、セールス、顧客関係、顧客ロイヤルティに関する問題を解決することができる。
引用
https://www.iadvize.com/en/glossary/conversational-commerce-platform/

日本でもZealsChat Bookが有名です。どちらかと言うとCCPとは呼ばず、チャットコマースという事が多いのではないでしょうか。どちらも簡単にチャットボットを作成する事ができ、自動ウェブ接客・コンバージョン改善を図り、営業の自動化及び顧客管理を行う事が可能です。

コロナでオンラインでの購入する人が増えていることから、ますますCCPのサポートが重要になってくるでしょう。実際にこの領域は2024年までに157億ドルに成長すると予測されています。

今日紹介するYalchatはアメリカの会社ですが、事業展開はラテンアメリカを中心に展開しています。

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◉会社名(設立年/拠点)
Yalchat  (2015年/サンフランシスコ)

◉創業者
Javier Mata

◉サービス名
Yalochat

◉サービス内容
WhatsApp、iMessageなどのメッセージングアプリを使用して、企業側はチャット(AIで自動対応)でユーザー情報を収集し、ユーザーの悩みや希望にあった物をレコメンドする事ができる。

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◉実績
ラテンアメリカ、ブラジル、インドの各地でオフィスを展開。ブラジルではコカ・コーラ社と連携。ユーザーとのやりとりをペンと紙、タブレットで行っていた中小企業への販売を強化。収益は前年比で5倍。パンデミック時に利用数は10倍、やり取りされるメッセージの量は650%も増加。今後はヨーロッパ、南アジア、自国アメリカに進出を予定している。会話型AIソフトウェア市場は2024年までに157億ドルに成長すると予測されている。

◉ステージ
シリーズB

◉資金調達額
総額2,500万ドル
シリーズA 2019年3月 800万ドル

◉調達元(太字がリード)
B Capital GroupSierra Ventures

◉分類
AI, CRM , Conversational Commerce(チャットコマース)
Analytics, Information Technology

◉ニュースソース
https://news.crunchbase.com/news/talking-to-customers-yalochat-raises-15m-series-b/

◉その他
日本だとzealsの領域。


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