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<あなたへの証し> ~第1の書 『教会への道(1963年4月~2006年10月)』~ <第1章『真理を求める』(1)>

 僕は、1960年代生まれです。小さなころから『不思議』系が好きでした。『幽霊』『UFO』『宇宙人』『四次元の世界』などなど興味津々でした。 

 でも、これらの事は、出版物は世の中にあれほど出回っているにもかかわらず、親も、学校の先生もそれらについては何も教えてくれません。理科でも社会でも、科学でも生物でも、どの授業でも扱いません。小学生の時一度、親に聞いた事があります。  

 「人間は死んだらどうなるの?」 

 「人間は死んだらそれで終わりなんだよ。」 

 親の答えにがっかりしました。僕は漠然と思うようになりました。 

 大人が教えてくれない事、教えられない事がある。大人は見えない物、つかめない物、理解できない物を「ない」という。僕はふと思いました。

「今見えている事は、この世界すべての事じゃあない。ほんの一部分だけが見えているのであって、見えていない事、大人が教えてくれない事の方がむしろ多いんじゃないか。そして、本当に見るべき事、本当に知っておかなければならない事は、実はそちら側にあるんじゃないか。そして、目で見えている範囲の事はもちろんのこと、見えてない事や大人が教えてくれない事をも含めて、この世界すべての事を説き明かすことのできる不変の法則があるんじゃないか。」

(了)

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