＜あなたへの証し＞ ～第２の書　『新潟への道、新潟での歩み（2006年10月～2011年3月）』～ ＜第4章『悔い改め』(2)＞

　この教会と、この教会の牧師との出会いから半年たったこの時、僕は夫としての『罪』を本当に悔い改めることができたのだと思います。 

　この教会と、この教会の牧師との出会いの時、僕は確かに罪を知り、罪を悔いました。でも本当の悔い改めには至っていなかったのです。しかし、この祈りを通して、イエス様の愛に触れた時、罪を頭で分かっていただけの僕は、『心』でイエス様の愛と僕の罪を知ったのでした。 

　そして、「もう一度、妻を愛する。いやもう一度ではなく、本当に妻を愛する。主が与えてくださった妻を本当に愛する」と決心しました。そして、その力、愛を与えて下さるように、毎日毎日祈りました。「妻を愛することができますように」と毎日です。 

　するとどうでしょう。一月もすると妻をいとおしく思う気持ちが湧き上がってくるようになったのです。『意志』に『感情』が着いて来たのです。イエス様が、僕の『決心』を見てくださり、愛を与えてくださったのです。僕は『愛は意志である』ということを、確かに体験しました。そして僕は、妻に謝りました。そして「もう一度一緒にくらしたい」と頭を下げました。

　そして、僕がこの教会にきて、ちょうど1年後の3月16日には、家族も東京から新潟に引っ越してきて、2年半ぶりに家族そろって生活できるようになりました。

(了)