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プラットホーム(017)『クリスマスの意味』④

<原罪> 

 人類が「堕落」によって陥った「罪」と「悲惨」。 

 ここでいう「罪」とは、『的外れの生き方をする』ということです。それは、「神様から目をそらし、神様に従わない」という、『「生まれながらの性質」の腐敗』を言います。これを「原罪」といいます。 

 わたし達が犯してしまうあらゆる違反、犯罪、問題が、この「原罪」から生じます。この「原罪」は、普通の出産によって生まれる私たちに、遺伝するかのように、そのまま伝えられてしまいます。ですから、私たちは生まれた時から罪を犯さずにはいられない存在だということです。 

<悲惨> 

 そして、私たちが置かれてしまった、「悲惨」とは、具体的にどのようなものかというと、それは「神様との交わりの喪失」「神様の憤りとのろい」です。 

 私たちは生まれながらにして、「悪魔の奴隷」「神様の怒りを受けている子供」だと言えます。それゆえに、「今生きている世界(この世)と、死後の世界(来世)とにおける、すべての『刑罰』を受けなければならない状態」にあるのです。 

(1)この世における刑罰

①人間の内面の変化 

「傲慢」「妬み」「怒り」「憎しみ」「情欲」「裁き」など、良くない感情が、私たちの内側に入り込んでしまいました。 

②神様ののろいによって、私たちの生活に「労苦」が入り込みました。 

神様から離れたので、神様から養って貰えなくなり、一生苦しんで食べ物を得なければならなくなりました。 

③私たちに様々な「害悪」が降りかかってくるようになりました。 

「健康」の問題、そして「人間関係」「家庭(夫婦、親子)」「お金」の様々な問題、「仕事上のトラブル」「犯罪」が、世界各地でひっきりなしに起こるようになりました。「私達の内側にある良くない感情」と「のろいによる労苦」が、これらの問題を引き起こします。 

④「死」が私たちの生活に入り込みました。 

「死」には「霊的な死」と「肉的な死」があります。「神様との交わりが無くなった」から、人間はどこへ向かってどう生きていけばいいのか、わからなくなりました。神様の導きを受けて、神様に従って生きるのが人間の本質でしたから、私たち人間は、自分の存在の意義を見失い、自分勝手に生きるしかなくなっているわけです。これが「霊的な死」です。「肉的な死」は、誰でも知っている目で見える「死」です。肉的な死は長くて120年位かけて緩やかに進みます。 

(2)肉的な死後の世界における刑罰 

①新しい体を与えられて、神様と永遠に断絶されます。 

②地獄の火の中で魂と体は永遠に苦しみを受けます。これらの刑罰は、本当に悲惨で、恐ろしいことだと思います。

⑤へ続く

『全ての問題はイエス・キリストが解決してくださいます。イエス・キリストを信じて一緒に天国に行きましょう(^-^)/』

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