20190729_灰色キンギョ

急に絵が描けなくなるとき

タイトルはこうだが、特に解決策を提示しているわけではない。というか、私も知りたい。

ときどき、絵が描けなくなる。
今、そうなっているのでこんな文章を書いているのだが、なんとかして絵を描きたい。推しをたくさん描きたい。描けないのは困る。
そこでGoogleを開いて「急に絵が描けなくなった」等のワードで検索すると、スランプから抜け出す方法がワサワサ出てくる。絵から離れて他のことをしろ、模写の練習をしろ、飯食って寝ろ、なんでもいいから描け、などなど。
しかし、どうも私のスランプはそれとは違うようだ。

どう違うのか?説明するより見てもらったほうが早い。
こちらが描けるときの絵。

20200111 Wi-Fiルーターを背負うサブちゃん

20190612 ちいさな植物ニンジャたち


Wi-Fiルーターを背負うサブジュゲイターと、かわいらしい幼体エメラルド&グリーンオーガである。我ながらニッチな絵を描いているなあ。
画力はさておき、何を描いたかはわかると思う。


そしてこちらが描けないときの絵。

20191029 ドーナツを持つサブジュゲイター

20191029 寝るディスカバリー

何の絵かわかりますか?
「ドーナツを持つサブジュゲイター」「寝るディスカバリー」だそうだ。ファイル名にはそう書いてある。スランプとかそういう問題ではない。もはや絵として破綻している気がする。

どうしてこうなるのか、さっぱりわからない。
普段、絵を描くときには脳内に「こんなのを描くぞ」という構図を思い浮かべてから紙の上にそれを写すのだが、それができない。頭の中が空っぽで、いくら考えても何も浮かばない。模写をしてみても全くダメだ。ペンを持ったまま「絵ってどうやって描くんだっけ……絵ってなんだっけ」とぼんやり固まってしまう。
それでもなんとか手を動かしてみると、上のようなものが出力される。

もう少しマシな絵がこちら。

20190729 灰色キンギョ

タイトルは「灰色キンギョ」とある。まあ、さっきの絵よりはわかる。モチーフはともかく。

どう見ても「スランプで描けないんだよなぁ……」というレベルではない。
脳の機能が破綻している気がする。こういうときは字も書けないことが多い。ミミズがハリガネムシを吐いたような線がノートにのたうつ。ひどいと喋れなくなる(なぜか聞くほうは支障がない)。ほっとくと数分~数時間で治る。
定期的に神経内科にかかっているが、医者によると脳梗塞やてんかんではないようだ。じゃあ何なんだ、これは。ひとつ思い当たるのは、病状が悪化するとこういう絵になっていくことである。
……病気のせいじゃないか!どうすりゃいいんだ!画力なら練習でなんとでもなるが、免疫細胞の攻撃は私にはどうしようもない。私の脳細胞に何をするか!変性ヨロシ白血球に入れ替えるしかないのか?

理由が何だろうと絵が描けるようになりさえすればいいのだが……何かナイスアイデアがあったら、教えてください。それか私の代わりにかっこいいCEOのウキヨエを……描いて……!

【終わり】

フルツとか医学書とか買います