スワップポイント
FXは価格の変動による為替差益によって利益を得る方法と
スワップポイントというもので利益を得る方法があります。
今日は、そのスワップポイントについてです。
この記事を読むことで
が、分かりようになります。
スワップポイントとは?
FXも含めたほとんどの投資で利益を得るには2種類の方法があります。
まずはその2種類の解説をします。
保有中に利益を得るか、売却して利益を得るかの違いですねー。
スワップポイントとは、インカムゲインに分類されるもので、
ポジションを持ったままNY市場の終わりをまたぐことで得られる利益。
朝の6時or7時までポジションを持っておくと
それだけで利益になるというものです。
6時と7時の違いは夏時間と冬時間というものがあり、
その違いによってズレが生じます。
なので、インカムゲインは「スワップポイント」になります。
スワップがもらえる仕組み
スワップポイントは、
2国間の金利差によって得られる損益だということを知ることができたのでこれをドル/円でイメージしてみましょうー。
【日本円の金利が0.1%、米ドルの金利が0.5%】で仮定して計算します。
ドル/円をロングしたとすると、
【日本円を売って米ドルを買った】の状態になりますね。
0.5% – 0.1% = 0.4% になるので0.4%の金利差をもらえます。
この金利差は年利なので、
それを日割りで計算した金額と買ったポジションの量(Lot数)によって
金額が変わります。
反対に、金利の低い通貨を買って金利の高い通貨を売っていると
支払わなければいけない売りの金利のが多くなるので、
もらえるどころか払わないといけません!
このスワップは、
FX業者さんによって同じ通貨ペアでも貰える金額が違うので
確認してみて下さいねー!
それならスワップ狙いのトレードは?!
金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買って、
そのまま持っておけば勝手に利益が出るなら、
何もせずとももお金の入る最高のシステムってことになります。
高い金利の通貨をハイレバで行けば更に加速!って行きたいところですが、残念ながらとても危険な行為です!!
レートの動く要因の記事で、【金利の高い通貨にはそれなりの理由がある】っての覚えてますかね?
この記事の下の方、リスクオフとリスクオンについて触れているのですが
金利を高くしないと誰も欲しがらない
それなりの理由があるから高いのです。
トルコリラや南アフリカランドなど、
俗にいうマイナー通貨はドルやユーロなどと違い、
FXではほとんど取引されないので、流動性が極めて低いです。
流動性が低いということは、
ちょっと大きめの金額の取引があると一気にどっかーん!!って
値が動くこともあります。
そんな不安定な通貨ペアを全力ハイレバでずっと保有するって考えると、
いくらスワップがもらえるとしても、あまり賢いとは言えないです。
ずっとソワソワしてしまいます。
もちろん、その国の通貨自体が紙切れ同然になることも考えられます。
そうなると換金出来なくなります。
まとめ
かなり長い期間ポジションを保有する場合だと、
スワップも重要になってきますが、
デイトレードでは、おまけ程度の気持ちで思っておくのが良いですね!
また、スワップ狙いのトレードは売りと買いの両方のチャンスがある
FXのメリットを活かせることが出来ません。
売り買いを自分の裁量で利益を狙うキャピタルゲインがFXの王道です!
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