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トレードスタイルの種類

これからのあなたにとって大切な、トレードスタイルについて解説します。

この記事を読むことで

🎮トレードスタイルの種類と名前

🎮あなたに合ったトレードスタイルの見つけ方

が分かるようになります!





トレードスタイルの種類


一言でトレードスタイルと言っても、

どんなものがあるか分からなかったり、
そもそも何なん?」って困惑される方もいると思います。

💡トレードスタイルとは、
  1度エントリーしてから決済までの時間や使う手法といった
  トレードのやり方のこと

ポジションの保有時間によって狙う波のサイズも当然、変わって来ます。

主要なトレードスタイルは3種類です。

で、どのスタイルが有利なん?」これが気になると思いますが、
もう結論から言っちゃうと、
あなたの性格や生活リズムに合っていれば、どれでも良いです

あなたに合うものが有利なんです!
では、どんなものがあるか見て行きましょう!


スキャルピング


💡scalping=皮を剥ぐ

という意味から【相場から細かく利益を抜いて行く】スタイル
短時間(数秒から数分間)で何度も売買を繰り返して値幅を取っていきます

短時間(数秒から数分間)で何度も売買を繰り返して値幅を取っていきます。

狙う値幅が小さい分、比較的大きなレバレッジをかけて、
大きなLotで小さい値幅(数Pipsから数十Pips)を抜いて行きます。

スキャルピングはとにかく勝率が大事です!

しかも短時間で何度も売買を重ねるので、
勝ち続ける事が出来れば資金効率も良いと思いますが、

負けが重なると、とんでもないスピードで資金が減ります!

 

ネットの情報とがだと、
「スキマ時間にサクッと簡単にお小遣い稼ぎ♪」みたいな表現とか

「保有時間が短いので、トレード初心者も安心♪」
みたいなのを見かけますが、

僕はそうは思わず、むしろ全く逆!!めっちゃ難しいと思います。

短時間のトレードということは、
一瞬での判断力や、逆行した時の素早い損切りの実行力、
チャートを見ている時間が長くなるので
途切れない集中力などが求められます

大きいLotを持っている状態で迷ってしまったりして、
本来なら損切りしないといけない場面で損切りが出来なかったりすると、
一撃で大きな損失も出てしまうでしょうね。

取引回数も多いので、スプレッドを払う手数料も大きくなります。

 

スプレッドについて知りたい方はこちら


凄腕のスキャルピングトレーダーの方もいるので、
稼げないわけではないですが、

判断力や集中力など、ある程度センスが必要と思います。

これから始めるトレーダーにとっては難しいと考えられます。


デイトレード


💡デイトレード(日計り)は
  トレードスタイルの中で最も選ばれているスタイルです


何となく、名前を聞いたこともあるのではないでしょうか?

1日の中の値動きを利用して、
その中で優位性のある場面だけにピントを合わせて値幅を取ります。

基本的には、
当日中にポジションを決済します(次の日まで持ち越す場合もあります)

さっきのスキャルピングより保有時間は長く、数十分から数時間程度。

狙う値幅もスキャルピングより大きく10Pipsから50Pipsくらいですかね?
環境次第ではもっと取れる場合もあります。

 

スキャルピングより長めの保有時間になるので、
ややゆっくりとしたトレードスタイルです。

チェックしている通貨の数にもよりますが、1日に1~10回前後くらいですが相場環境によってはトレードしない日が何日も続くことも結構あります。

名前からして毎日トレードしてそうなイメージですが、

💡デイトレードで利益を出す為に必要なものは、待つ力です

エントリー出来る条件が揃うまで待つ!
狙ったポイントにレートが来るまで待つ!

待つ!待つ!待つ!

まぁ、どのトレードスタイルでもそうなんですけどね笑

日足や4時間足、1時間足などの
上位足(長い時間足)の流れをしっかりと考慮してから、

5分足や15分足の短期足でエントリーのタイミングを合わせます。

 

利益を出す為に勝率も重要ですが、
大切なのは損小利大(損は小さく、利益は大きく)との兼ね合い、
勝率とリスク・リワードレシオのバランスがとても大切です!

💡リスク・リワードレシオとは?

1回のトレードで取るリスク(損失1)に対して
どの位のリワード(利益)を上げているか?


を数値化したもので、RRやリスクリワードとも表現されます。

リスク1に対して2倍の利益が出たトレードだと「2」になります。

RR比率=勝ちトレードの平均利益÷負けトレードの平均損失で計算します。

このRR比率も、それぞれの性格に合ったものを見付けるのが良いです。

利益が損失より大きい方が安心な人も居れば、
勝ちの数が負けの数より多い方が安心の人もいると思います。

この話はまた別の記事に書くので、デイトレードに戻しますね。

 

デイトレードくらいの短過ぎず、長すぎない保有時間の規模が
テクニカル分析も反応やすいので、
自分の中でしっかりと作戦を練ってからエントリーすることが出来ます。

瞬間的な判断が必要になる時もありますが、
スキャルピングほど判断し続けることもないです。


あと、スキャルピングもですが、
指標発表時はトレードしない方が良いです!

意味不明なくらいに値動きが大きい時もありますし、
なんと言っても「不安定な状況だから」です。

はじめのうちは徹底して下さい!
目安としては発表前後の30分は控えましょう。

ちなみに僕も、このデイトレードのスタイルです。

何故かと言うと、
「ポジションを持ったまま寝ると気になってソワソワしちゃう」からです笑

自分の性格に合うトレードスタイルって
こんな感じで決めちゃっても大丈夫です笑

瞬間的な判断は少ないとしても、時間の経過ごとに状況や、
流れの勢い、時間の変わり目なども意識していないといけません。


スイングトレード


💡スイングは数日から数週間くらいの、
かなりゆったりとしたトレードスタイル

月足、週足で環境を見て、
1時間足や4時間足の波を丸ごと狙うイメージです。

大きな波を狙う以上、上昇中の押し安値や、下降中の戻り高値といった
トレンドを調整する押し戻しにも耐えなければなりません。

そして何より、トレンドが出ない事にはトレードできません
なので、トレンドが出やすい通貨ペアを選ばなければなりません。

トレンドの出やすい通貨ペアは常に一定ではないので、
トレードする通貨ペアの種類を絞り過ぎずに
色んなペアを見ておく必要があります。

何日や何週間も同じ様なレートで
少し上がったり下がったりの迷子になっている状況で
ポジションを持っていてもストレスが溜まっちゃいます!!

長期足の方向を決めるのは、ファンダメンタルズ
長期的な方向はテクニカルだけでは読み切れないです。


💡ファンダメンタルズ要因で向いた方向に、
テクニカル的根拠でエントリーして
その根拠が無くなれば決済といった感じで、
ファンダメンタルズとテクニカルのどちらの要素も
バランスよくトレードシナリオに入れる必要があります

1トレードあたりのポジションは比較的小さめです。

大きな値幅を丸ごと取りに行くスタイルなので、
損切り幅にもゆとりを持たせる必要があります。

大きなLotと大きな値幅で大きな利益は夢の様な事になりますが、
逆行すれば1撃で終わるのでリスクは取り過ぎない様に注意!

スイングは、仕事や家事など様々な理由で
チャートがあまり見れない方も実践しやすいスタイルです。

「スキャルピングやデイトレは忙しくて疲れるから、ゆったりめが良い」
って方にもオススメです。


まとめと今日の宿題


デイトレードには待つ力が必要とお伝えしたのですが、
どのスタイルにしても【待つ力】は必要です

狙う値幅のPipsはあくまで目安なので固執しちゃダメです、その時に環境によって変わってきます

他に必要になって来るものとしてどのスタイル共通で

事前に決めていた複数のシナリオ(こうなったら、こうする)を【守る力】です!!

決めていた「こうなったら、こうする」を実行するのって難しいんです

これが出来なくて、本来なら損切りをするラインにレートが来た時に出来ないトレーダーが多いんです

結果、資金が無くなって退場になっちゃいます

まずは生き残ること、そのために自分の性格や生活リズムに合ったトレードスタイルを見つけましょうねー!


🎮今日の宿題🎮

あなたの性格や生活リズムに合ったトレードスタイルを見付けよう!

今日学んだ3つのトレードスタイルから、
あなたにとってどれが相性が良さそうか?」を決めましょう。

今後、変わる事もあるでしょうが、
今のあなたにとってどれが良さそうですかね?

性格を紙に書き出してみて、そこから選ぶのも良いと思います。


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