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プレビュー卒業!さよならのかわりに『プレビューのレビュー2020』

タイトル末尾に年数を記載すると、醸し出される『北の国から』感。
どうも、倉本聰リスペクトのBunです。
もう少し世代を若くすると、おそらく『LOVE2000』の方なんだろうね。
hitomiだね。「愛はどこからやってくるのでしょう?」
とりあえず、ルールルルと、自分の胸に問いかけてみます。
俺の胸から子狐が来ない程度に。来たら、手袋を買いに行かないとならないからね。

という事で、ようやく出しますプレビューのレビュー。一通り移籍の情報が収まらないと出してもなぁと思っていたら、プライベートが繁忙になり調子を崩し現在に至ります。詫びます。詫びます。詫びます。

最終節プレビュー後編の文末で、『本プレビューでは書かなかった感情や、今後に関してはそちらに書きます。』などと書きました。
そうしたら、某文豪系サポーターや、映画館で同じ列に座っちゃう系サポーターなんかに、「プレビューのレビュー、楽しみにしています(棒)」的な。事を言われました。
どうやら、その文末が彼らの何かに触れてしまったようです。
当人は、何に期待をされているのかよく分からんまま、筆を進めているという状態ではございます。
書く事が多くて、書いては消しを繰り返しておりますが、皆さんが読んでいるのなら、『ええい!ままよ!』って出したのだと思います。
どうぞ一つ、優しさに包まれた状態でお付き合いください。

【プレビューを書き始めた経緯】

プレビューのレビューには、プレビューを『何故書いたのか』の前提がとても大事なので、最初はここから記しましょう。

昨年から、プレビューを読んでいただいている方々には、既にお読みいただいているかもしれませんが、こちらがプレビューを書き始めた経緯です。これは読まなくて大丈夫。単に恩師に書けよと言われたという話です。

がしかし、恩師とのやり取りの中で、省いている話があります。
プレビューを始めた理由は、もう一つあります。レビュワーの集まりとかでは話していますが、改めて文章で残したい。そんな年頃。

きっかけは、ボス1年目の2018年。
その年、厳密には前シーズンに、マリノスは天皇杯決勝を戦っており、新チームの始動は遅れ、短い期間でボスのサッカーを落とし込まなければならない難しい状況でした。

そんな中迎えたプレシーズンマッチのFC東京戦。
味の素スタジアムで見た光景は、『この短い期間によくぞここまで』と思わせてくれる内容でした。少なくとも私には。
チームとしての続きが見たくなるサッカー。と言えば良いかな。
流石に急造なので、簡単にリーグ戦では勝たせてくれませんでしたがね。

そんな私の感覚とは裏腹に、その年のスタジアムからの帰り道で聞こえてきたのは、『くそサッカー』という自クラブサポーターの声でした。
この時、ほとんどTwitterは見ていないので、リアルで聞いた反応なわけですが、聞こえてくるたびに鈴木雅之が出てくるわけですよ。
『違う違う、そうじゃ、そうじゃない』と。

この何とも言えないスタジアム周辺で発生するモヤモヤとの戦いが、私の2018年だったと思います。

反対に言えば、
『このチームの挑戦している事は素晴らしい。だから分かって欲しい』
『理解をしてくれる人が増えれば、少しでもチームに良い影響を与えられるはず』
ってことだろ?と理解し、ヨシ自分で発信をしよう!
とポジティブな行動に遷移したので、今となっては大事な事象だったなと思います。

これが源泉であり、この話を恩師にした事で、プレビューを書く事になったというのが詳細な経緯です。

この様な形でプレビューを始めた場合、終わり方というのも決まってしまいます。単純に理解者が増え、成果を得られたら良いのですから、自動的にゴールは『優勝』という事になります。
ここから、優勝を目標にしたプレビュー生活を始める事となります。

【プレビューのレビュー2019】

さて、年を分けてレビューをしたいなと思いますが、2019年のプレビューは、皆さん知っての通り、結論としては大成功でした。

どれくらいチームの結果に寄与出来たかを測る事は出来ませんが、前章で書いた経緯とゴール地点を鑑みれば、素晴らしいリターンを貰えたと思います。本当にやって良かった。せっかくなので、何を意識して書いていたかを少しだけお伝えします。

もともと、全くつぶやきもしなかったTwitterですので、2019年はいくら発信をしようとも、読んでくれる人はいません。
故に、まずは自分の発信をどう読んで貰うかという所から始まりました。
誰かの役にたつかもしれないので、Twitterとプレビューのそれぞれで読んでもらう為にした事を少しだけ紹介します。

<Twitterでした事>
※特に初期は、フォロワーを増やす意味でとても重要視していました。

・Twitterで情報を取得する際の導線は、『TLからの広がり』か『検索』。フォロワーがいない場合は、検索に引っかかるように、出来るだけマリノスという言葉を使ってつぶやく事を意識。
・つぶやく内容は、マリノスに関係する事のみにする。
・ネガティブな発信はしない。
<プレビューでした事>

・試合を見る用の思考フレームを自分で作り、時間をかけてプレビューを作り込む。
※大事なのは自分でフレームを作るという事です。思考の方法は人それぞれ違います。既存のフレームを使っても良いですが、自分様にカスタムする事をお勧めします。
・読んでいただいた方に、次の試合は勝てそう!と思われる文章をどれだけ作れるかを意識する。
・チームにマイナスな事は基本書かない。

こんな感じでした。

ちなみに、プレビューをやるための素地は、サッカーをプレーしていた事とは全く関係ありません。私にはtotoを当てて遠征費用を稼いでいた時期が何年かあり、その時の考え方がフレームの作成に活きています。

少し脱線しましたが、こういった取り組みを行いながら、読んでいただける方が増え、比例してコンテンツボリュームも増え、同じ様な思いで発信をしているマリノスサポーターとも繋がり、優勝というものを共有できた。なんと完璧な1年目。それが『プレビュー2019』でした。

経緯を考えれば、この結果を手にした以上、これ以降において私のプレビューはあまり意味をなしません。少なくとも私の中では、やりたい事は終えています。

しかしです。
まだ、優勝が決まる前の11月のある日。
レビュワーが集まる飲み会に、旅行先から遠隔で参加した際。

『来年も書いてくれるかな?』
って、タモリ系サポーターが言い、

『いいとも!』
って、つい反応してしまったわけです。終わらせようと思っていたのにも関わらず。
間違いなく、旅先で浮かれていたのでしょうね。

これにて私は、2020年もプレビューを書き続ける理由と意味を探さなければいけなくなりました。

【プレビューのレビュー2020】

さぁ、昨年。
『いいとも!』と言った日から、ずっと探していました。理想の自分。
もうちょっとカッコ良かった気がするけど。

でもね。こころの中で、バリバリにリーゼント決めた俺が言うわけです。

『私の脳内のスタッフが、一生懸命、一生懸命探しました。プレビューを続ける意味、見つかりましたよ』

嗚呼!バラ色。
そう、それが『みんなのプレビュー』です。

何とも、企画色が強めなプレビューに辿り着く事になりました。
意味づけをしないと書けない性格なので、企画に寄るのは必然でしたね。

そして、この『みんなのプレビュー』を書く意味は、プレビュー前編にこそありました。

前編は、一方的な思考の押し付けにならないアウトプットにして、試合の展開を考えるきっかけにしてもらおうという意図で作ったコンテンツです。
この考える習慣があるだけで、拍手できるポイント、歓喜出来るポイント、プレー選択に納得出来るポイントが増えます。

新たなプレビュワーが出てきたら良いなとずっと言っていましたが、それは副次的なものに過ぎず、本質は読んでいただいた方に、これらのポイントを増やしてもらえたら、それを習慣にしてもらえたらという思いから作った仕掛けです。

記事という比較的短期で消費されるコンテンツにおいて、試みとして未来に残せるものはないかと思った末に、辿り着いた2020年のプレビューの形!バラ色だよ!兄やん。

ただ2019年のプレビューとは完全に別物。動機が違います。そして長くやるものでもないので、2020年限りと決めてスタートさせました。

このプレビュー、コロナ禍という事もあり、試みとしてはとても難しかった。おそらく読み手にとって環境が変わり、もっと手軽に読めるものの方が良かったシーズンだったと思います。
でも、やる事に意味があった。
失敗か成功かは、きっと未来が教えてくれるでしょう。
そういう貴方はやって良かったか?と聞かれたら、自信を持って良かったと言えます。
だから、タモさん気にしないで。

まぁ、贅沢を言うなら、ACL優勝で締めたかったな。
そんな『プレビュー2020』でした。

【プレビューを書いてみての感想】

一応、この様な形式でプレビューを発信する事はもうないと思うので、全体を通しての感想を綴っておきたいと思います。

プレビューは良くも悪くも、読み手の思考を引っ張ります。詳細に書こうとすればするほどに。
この部分は、正直2年もやっていて、究極のいや至高の塩梅というのが分かっていません。山岡にも海原雄山にもなれませんでした。

理路整然と書けば書くほどに、あたかもそれが正しいと錯覚させてしまいます。でも、それが真実とは限らない。人の真実は、その人だけのものです。

プレビューを書いていて、このバランスがとても難しかった。
こんな事を気にする人はいないのかもしれませんが、私はプレビューを書いていて、とても気になった部分です。

あとは、良かった事と悪かった事くらいですかね。
良かった事は、多くの人に読まれた事。多くの大切な人物と出会えた事、又はこの先もどこかでお会い出来るかもしれません。そういう影響力を持てた事はとても貴重な経験でした。

悪かった事は、多くの時間を捧げた事。特に今年はきつかったです。過密日程かつ2部制。
実質書いたのは20試合くらいだと思いますが、それでも大変でした。かなりの時間泥棒ですね、プレビューというやつは。

という事で、ここまでがプレビューのレビュー。

何度も言いますが、一度でも私のプレビューを読んでいただいた方々に、感謝をお伝えしたい。読んでいただける方がいたからこそ、続ける事が出来ました。本当にありがとうございます。

【取ってつけた様に未来のお話】

さぁ、今シーズンのマリノスが始動しました。
既に種は蒔かれていると思っていて、それが咲くかもしれないし、咲かないかもしれない。
まぁ、どのチームもそうなんですけどね。特に今年のマリノスはそう感じます。

今年は予想するよりも、蒔かれていた種の何が咲いたかを見るのが楽しい年なんじゃないかなと思います。とても楽しみなシーズン。

そして私も、そろそろ始動をしないといけません。
その前に、良いですか?ここからは完全な蛇足です。
プレビューのレビューとしては完結しています。
何よりも、ここまででの文章で貴方を包んでいた優しさの羽衣はボロボロです。読み進めるならば、再度、優しさに包まれて来てください。

では、

何を始動するかですが、今後、まったく記事を書かないって事はないとは思います。ただその時の題材がサッカーかどうかは分かりません。
よって、サッカーは別のコンテンツを選択して発信を続けようと思います。
恩師の言葉通り、サッカーに対して見る以外の関与を続けます。

戦術系はもういいです。そもそも、それはあまり好きではないので。

という事で、何をやるか。
喋ります!べしゃり暮らします!
いま、某チャット系SNSが流行っておりますが、Twitterの『Audio Spaces』に期待をしているので、それが出来るまでは手っ取り早いので、ツイキャスで話をします。

ただし、マリノスに限らない話をします。
なので、他のマリノスサポーターのキャス陣とは被らない内容になると思います。

マリノスの話もしますが、お届けするコンテンツは、今週末に見に行けるサッカーの話。日本のサッカーの話です。
それは育成年代、大学サッカー、女子サッカー、社会人サッカー、シニアサッカー、年齢も性別もカテゴリーも超えて話します。時々は海外の育成の話も。ひょっとしたら、シニアサッカーならば、選手の生の声をお届け出来るかもしれません。

ただ、海外のトップオブトップの話はしません。私は、もっと近く。あなたの街にあるサッカーの話をしたい。画面では見られないサッカーの話。私の話を聞いて、そんなサッカーをちょっと見に行ってみようかなと思ってもらうための試みです。

そして、話した事が回りまわって、いつかマリノスを強くする何かになれば良いなくらいの感覚で続けようと思います。
マリノスサポーターが、試合をたくさん見る事のきっかけになるような、そんな配信が出来るように頑張ります。

という事で、それ用のアカウントを作ってあります。

埋め込むとツイートするたびに表示される内容が変わるのですが、こちら。

新しいアカウント名は、『蹴球旅心』 @tabi_kokoro。
読み方は『しゅうきゅう たび こころ』です。

これからは、ココロくんとして頑張ります。
一応、アカウントの使い分けは、

マリノス系:Bun
それ以外:蹴球旅心

です。

そして、キャスに関してはアーカイブ化はしません。
生放送オンリーだからこそ、伝えられるものがあると思っていますし、週末の話をするので毎週の情報番組の様に開始時間も固定をするつもりです。
きっと『木9』かな。ケンミンショーと戦います。

既に2回のプレ配信(要はお試し放送です)をしておりまして、もう一度プレ配信をして、そっから本配信とします。

因みにですが、2回やって気付いてしまった事があります。
それは、1人でやっていると、私の話がとても真面目になってしまうという事。
どちらかと言えば不真面目な人間なので、とても窮屈さを感じて配信していました。そんなの、僕は嫌だ!

助けてください!(cv山田孝之)

という事で、一人で話をしているとしんどいので、アシスタントを募集しようと思います。
是非、やってみたいという方。私とサッカーの話をするだけの簡単なお仕事です。
出演条件はありません。報酬は出演2回にあたり、スタグル1食ぐらいは付けても良いんだからね!
興味のある方は是非!DMください。
または、気になったテーマの時に飛び入り参加とか大歓迎です。

という事で、続けられたらいいなと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。かなりニッチな配信ですが、プレ配信からは時間とテーマの前告知をしますので、興味があれば聞きに来ていただければ幸いです。

・・・あれ、終わらせ方が分からないぞ。まぁ、いっか。

という事で、プレビューのレビューを読んで頂いて、ありがとうございました。
まだお会いした事ない方も、いやもうBunさんの事は飽きてますからという方も、スタジアムで会える事を楽しみにして、今シーズンを迎えたいと思います。

それじゃあ、バイバイ。
Bunでした。

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