2018年度JRA賞が決定した件

2019年1月9日 14:05

様々なドラマが生まれた2018年。そんな2018年を彩った各馬がJRA賞に選出されました。各部門の受賞馬をここで見ていきましょう。

最優秀2歳牡馬
アドマイヤマーズ

最優秀2歳牡馬は朝日杯FSを制したアドマイヤマーズが受賞。ホープフルSを制したサートゥルナーリアと票が割れましたが、やはり2歳牡馬のチャンピオンを決めるのは朝日杯というイメージも強いのかこちらが選ばれました。
実際朝日杯では非凡なレースセンスを見せていたので今年の活躍を期待したいです。

最優秀2歳牝馬を受賞したのは阪神JFの勝ち馬ダノンファンタジー。
この世代の牝馬でGⅠタイトルを獲得したのはこの馬だけなので当然の結果でしょう。
今年は新馬戦で破れたグランアレグリアにリベンジなるか注目です。

最優秀3歳牡馬はブラストワンピースが選ばれました。最後までどの馬が選ばれるかわからなかったのがこの部門じゃないでしょうか。
古馬相手に重賞を2勝したことが評価されたのでしょう。ダービー馬のワグネリアンら4頭を抑えての受賞は立派です。強い明け4歳世代の代表格として今年も頑張ってもらいたいですね。

最優秀3歳牝馬は文句無しでアーモンドアイです。牝馬三冠にJCはレコードのおまけ付き。既に国内に敵無しの感もあり、今年は悲願の凱旋門賞制覇に向けてとにかく無事でいってほしいです。

最優秀4歳以上牡馬は昨年のダービー馬レイデオロが受賞。混線模様だった古馬戦線ですが、秋競馬の中心にいたのは間違いなくレイデオロだったでしょう。今年はどのようなローテーションを歩むのか注目です。

エリザベス女王杯で悲願のGⅠ制覇を果たしたリスグラシューが最優秀4歳以上牝馬に。個人的にとても好きな馬なのでただシンプルに嬉しいです。コンスタントに走るがんばり屋さんなので来年も更なる活躍に期待したいです。

最優秀短距離馬はスプリント春秋制覇を果たしたファインニードルが堂々の受賞。国内では無敗で2018年を終えたこの馬。残念ながら最優秀短距離馬の発表後すぐに引退が決まりましたが、次の世代にまたスターホースが生まれることを期待しましょう。

ダートのアーモンドアイとも称されるルヴァンスレーヴが3歳ながら最優秀ダートホースに輝きました。チャンピオンズCでの横綱相撲は記憶に新しいところ。主戦のM.デムーロ騎手は色々なメディアでこの馬と海外に行きたいということも話していますが、ダート界の超新星が今年どう進むのか注目です。

最優秀障害馬に選ばれたのは2018年の競馬界を盛り上げた立役者、オジュウチョウサンでした。中山GJを圧勝した後はまさかの平地転向。有馬記念は鞍上の武豊騎手のエスコートもあり見ていた人に感動を与えてくれました。今のところ次走はダイヤモンドSを視野に入れているそうですが今年も目が離せなさそうです。

さて、各部門の受賞馬をざっと見ていき残すは年度代表馬のみ。2018年を代表する馬に選ばれたのはどの馬なのか。

見事アーモンドアイが満票で年度代表馬に輝きました。この馬が選ばれたことに異論を唱える人はいないでしょう。それだけ圧巻のパフォーマンスを見せ続けてくれました。

2019年も現3歳世代に楽しみな馬がいたり更に競馬が盛り上がりそうな様子。スポーツという面でも楽しめるのが競馬のいいところですね。今年も素晴らしい一年になることを願って。
それではまた。

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