第48回宣伝会議賞贈賞式・その2

◎贈賞式開始 司会は梅津弥英子アナ
いよいよ開始時間となり、司会者がステージに現れます。
司会者は毎年男女ペアで、女性は現役アナウンサーが
担当されていたようです。
2011年、第48回は梅津弥英子さんでした。
まず、宣伝会議賞を知らない方に向けたのであろう
賞の内容、審査の進行、審査員の紹介などが
スクリーンに映される形で行なわれ、
協賛企業賞の発表に進みます。
ステージのスクリーンに受賞作品が映し出され、
名前を読み上げられた受賞者が立ち上がり、
一礼します。

◎見えない壁の存在
全社分の紹介が終わると、シルバー以上の発表です。
この時は現在と違い、シルバー以上の受賞が確定している
10名か11名だったかがステージに並びます。
その並んだ皆さんと、
テーブルに残る協賛企業賞受賞者の間に、
大きく厚い壁があるような感覚が起こります。
この回から新設された眞木準賞、
続いてコピーゴールドとCMゴールド、
そしてグランプリの発表と続きます。
その受賞者の皆さんに対して、
憧れの気持ちと同時に、強い劣等感がわいてきます。
あの人たちがメインで、私たちはおまけのようなものだ。
いや、そんなことはない、
協賛企業賞は広告主が選んだ作品に授与されるもので、
広告の本分を考えれば、高い評価を受けたのだよと
自分に言い聞かせるのですが、
どうしても劣等感を拭い去ることができません。
贈賞式は終了し、受賞者全員の記念撮影が行なわれ、
一同は祝賀パーティーの会場に移動しました。
(つづく)



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