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【初心者向け】試合の流れを逆算しよう【桜降る代に決闘を】

はじめまして、幸雪(こうせつ)といいます。
最近東北地区で、新規のミコトがどんどん誕生しています。
ボードゲームやカードゲームに触れたことがない人も一定数居るので、
考え方のヒントになれば…と、まとめてみました。

読者の想定としては…
ルールはだいたいわかるよ!
十回くらい戦ってみたけど、なかなか勝てないよ!というミコト
です。

このゲーム、最初ルール見たときはランダム要素多めに見えますが、
山札1巡目はかなり自分の思った通りに動かすことができるんですよね。
この1巡目で試合の土台作りをすることで、
しっかりと試合後半の駆け引きを楽しむことができるわけです。

今回は、
山札1巡目でしっかりと土台をつくる
ことをゴールにしたいと思います。

このゴールに向かって、どのような試合運びを想定すればいいかを、
試合の流れから逆算して考えていきましょう。


桜花決闘のながれ

各種大会の三拾一捨ルールでは、おおまかに以下のような流れになります。

①三拾一捨(BAN選択)

②眼前構築

③引き直し(マリガン)

④間合いの取り合い

⑤本格的なカードの打ち合い

事前の段階を計画して逆算していくと
相手に対して少しでも有利な形で、
カードの打ち合いに持ち込むことができます。
では、各段階をゴールから順にみていきます。

この記事では、カムヰ単体のカードを具体例に挙げます。
(カムヰは通常札が非常に強力で、カムヰ単品でも説明しやすいためです)

各段階の目標設定

⑤カードの打ち合い

それぞれのミコトが得意な間合いに入った状態のことです。
この段階での理想的な状況を、
構築の段階で設定しておくことが非常に重要です。
設定した目標に向かって、試合展開を作っていくのです。



具体例

カムヰの設定目標…
A.3ターン目に
B.間合い3
C.手札に紅刃・血飛沫・散華刃が揃っている。

これらをまとめて相手に叩き付けることで相手に大ダメージを与えて、焦った相手を防御に回らせる! という試合展開の土台

破格の攻撃力
オーラを削った上で回復も阻害する
効果で相手のオーラを奪う


④間合いの取り合い

より有利な手札やリソース状況で、自分の間合いに入ろうと
お互いのミコトが駆け引きをしている状態のことです。

せっかく自分の攻撃できる間合いに入っても、
手札が一枚もなければ攻撃できませんよね。
この駆け引きのことを、プレイヤー間の俗称で
「折衝」と言ったりもします。

この折衝の駆け引きはメガミによって得意なことが大きく違うので、
大雑把に理想を書きますと

集中力による基本動作だけで自分の間合いに入る

ことが理想です。
前ターンから持ち越した手札と、
今のターンに引いた手札を合わせて、
最大4枚の通常札を相手にぶつけることができるからです。
打ち合いに向けて手札を整えながら、
間合いも調整していけるように目標設定をしましょう。
メガミ毎に様々なテクニックがあるので、
毎試合意識してみるといいと思います。

具体例

3ターン目に手札をキープしながら間合い3に行くためには
基本動作だけでは足りない…
⇒棘縫いか血晶乱流を1巡目のどこかで使おう

カムヰの間合いに近づいて、そのまま攻撃することができる
攻撃も一緒にできるが、全力札なので2ターン目までに打つ必要がある。

カムヰ2ターン目終了時(ここが設定目標)
手札… 棘縫い 紅刃
集中力…1
オーラ…3
間合い…7

相手が2回前進した。

カムヰ3ターン目開始時
手札… 棘縫い 紅刃 血飛沫 散華刃
集中力…2
オーラ…3
間合い…5

このあと、カムヰは集中力2を使って2回前進を行った
A.3ターン目に
B.間合い3
C.手札に紅刃・血飛沫・散華刃が揃っている。

⇒⑤カードの打ち合い で設定した目標を達成した!

相手が前進してこなかった場合は棘縫いで近づくこともできますね。

③引き直し(マリガン)

3ターン目に狙ったカードを引けると、グッと理想が近づきますよね。
なので、マリガンの時点で仕込んでしまいましょう。

後のターンに必要なものは山札に戻し、
要らないカードは手札に残しましょう。
手札上限があるので、後で引いたほうが伏せずに済みます。

具体例

カムヰは最初の3枚で

棘縫い 血飛沫 散華刃

と引いたが、血飛沫と散華刃は3ターン目に使いたいため、
山札の底に戻した。
⇒3ターン目に引くことができた!


②眼前構築

ここまで立ててきた計画が実行できるようにデッキを組んでいきます。
「なんとなく使えそうなカード」を適当に突っ込むのではなく、
どのターン・場面でどのように使うかイメージできるとgood!
イメージがしにくい札は、
後で考えると要らないカードだったなあ
となることが多いです。

具体例

紅刃・血飛沫・散華刃は3ターン目に使いたいので確定。
血晶乱流と血飛沫は、どうしても欲しいシーンが1度しかないし
1枚しか使わないからどちらかでいいか…
紅刃などと合わせて使うことができる四剣乱刃を代わりに入れよう!


①三拾一捨

この領域を突き詰めるのは、正直中級者以降だと思います。
これまでに考えてきたプロセスを

自分のメガミの組み合わせ3通り
×
相手のメガミの組み合わせ3通り

みたいな感じで脳内でシミュレーションして判断する必要があるからです。
まずは、深く考えずに
自分のやりたいことを明確につぶしてくるメガミを(知っていれば)
BANすればいいと思います。
また、私が試合の反省をする場合でも、
BAN部分を反省するのは最後です。

BANはとても大事な要素ですが、まずは決闘そのものを振り返りましょう。

具体例

こちらはカムヰを含む3柱
カムヰが戻ってきたときに、相手が
ウツロ・ミズキだった場合絶望的に不利になってしまうので
他は気にせずウツロとミズキがいたら必ずBANする。


メガミ毎の目標設定

今回はカムヰを例に、
3ターン目にまとめて攻撃札をぶつける
という目標設定を行いました。
ただ、この目標設定はメガミによって千差万別です。
また、同じメガミでも複数のパターンがあります。

カムヰの別パターンは
4ターン目に再構成から、
紅刃・血飛沫・他攻撃札 + 切り札「阡」
を一気にぶつけるプラン
なんかもあります。

メグミが、後半に備えて1巡目に種結晶を二つ萌芽させておく
という目標を立てていたり、
ヒミカが、2ターン目に シュート・マグナムカノン・ラピッドファイア
とまとめて撃ってくるプランを立てていたりします。

当然ですが、二柱のメガミを組み合わせるゲームなので、
組み合わせた目標設定をしてくることもあります。
目標の立て方はメガミ毎、組み合わせ毎に違うので
個々のメガミを見てみてください。
また、2ターン目に血晶乱流⇒3ターン目に攻撃札を4枚使う
のような、よりハードルの高い目標設定もできることがあります。
いろいろと試してみましょう。


まずは押し付けよう

目標を設定するのは当然、相手もやってきます。
相手の思惑を外しながら、
自分の考えた試合展開に持って行けたほうが当然強いです。
とはいえ、これはかなり難しいです。
こんな記事を書いている私も修行中ですし。

まずは、自分の目標を明確にすること。
目標を達成して、自分の試合展開にしてしまうことです。

自分の展開に持って行けなかったとき、相手が何をしていたか…?
って気づいていくことで、次のステップが見えてくると思います。


ここまでお読みいただきありがとうございました。
攻めまくるメガミを好んで使う私の経験則をまとめてみました。
この考え方が絶対のものではありませんが、
私の場合は明らかに勝率がよくなったのでご紹介しました。
わかりにくいところや疑問などありましたら、
コメントやXなどで随時対応させていただきます。


ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME
URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html

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