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病院薬剤師 就職活動(3)事例から学ぶ 第1回

(2)では募集の調査方法を記載いたしました。(3)以降は実際に体験したかのような事例(あくまでフィクションと捉えてください)からトラブルを避けるための対処方法やこうすればよかったといった改善点を記載いたします。ただし、非常にネガティブな内容になりますので、そのような内容が苦手な方は当記事を読むのをお勧め致しません。



①事例 その1

とある公的病院への就職活動で起きた事例です。

インターネットで募集を確認し、採用担当者に募集の有無を確認したところ現在も募集中とのことでした。このため見学を申し込み受諾していただきました。また連絡手段はメールを依頼していました。その後はメールでやりとりをしていただいていました。



後日、見学に伺いました。その際に応募書類を持参しました。そして持参書類は採用担当者が受諾されました。見学時に薬剤部の職員は募集をしても応募がなく困っていると発言されていました。



見学時に、後日文書にて試験日を通達するとのことを告げられました。



約1週間後、採用担当者から電話がありましたが、メールで依頼していましたのでその時点では取らずにメールにてメールでの連絡を再度依頼しました。それでもメールでの返答はなく何度も電話があり致し方なく電話対応しました。電話対応すると採用担当者から見学に伺った日以前に公的病院側から他者に合格通知を出しておりその方が合格を受理されたので、募集打ち切りとのことを告げられました。



その後、採用担当者から育休代替職員として雇ってもいいが時給1500円台と非常に安いので他に行かれた方がいいですよと告げられます。



合格通知を出しているのに、病院のホームページに採用情報が残っているのはいかがなものかと思いました。そしてその採用担当者が募集継続しているといった通知や薬剤部職員の募集しても応募がないといった発言はなんだったのかと思いました。その採用担当者では話にならないと思い管轄している地方自治体へ前述の件を問い合わせ連絡をしました。その際は、採用担当者の名前を出し他の方から回答をいただきたいとの旨を依頼しました。



後日、結局その採用担当者からメールにて連絡があり、採用情報は消し忘れていたとのことでした。その返答に対し、私は合格者を出しているのに募集中と返答いただいた件について、どういうことなのか伺いましたが1ヶ月以上経過した今でも返答はありません。現在ではご縁がなかったと思い次の就職活動を行なっています。


②事例 その1 対処方法や改善点

見学時にすでに合格者がいた件について

→見学時に再度、募集があるか否かを確認すべきであったと考えます。


すでに合格者がいるにも関わらず、薬剤部職員が募集しても応募がなく困っているといった発言や採用担当者による募集が継続しているといった通知に対して

→見学時には合格者を出しているため、虚偽と捉えられかねない発言や通知であったと考えています。この状況は運が悪かった、もしくは虚偽と捉えられる可能性のある発言を平気で行う職員(おそらく次期部長)のいる職場で業務しなくて済んだので幸運であると捉えるしかありません。理不尽ですがこういった対応をされた場合、入職できたとしても職場環境は酷い可能性があり入職前に判明し良かったと捉えましょう。


メールでの連絡を依頼したにも関わらず執拗に電話をしてくる採用担当者に対して

→ひたすら電話をスルーしましょう。メールでの連絡を何度も依頼しましょう。当事例のように、文書に起こすと明らかに問題と捉えられる可能性のある内容を告げようとしている可能性が非常に高いです。メールで伝えられないような内容を電話で受け取る必要は全くありません(緊急時は除きますが)。


地方自治体の対応について。採用担当者以外の返答を依頼していましたが結局メールにてその採用担当者が返答をしてきた件について。

→どうしようもありません。怒りが湧きますが、そのような地方自治体や公的病院に関わるだけ時間の無駄です。他の真っ当で倫理的な対応をする地方自治体や公的病院への就職活動に切り替えましょう。


まとめ

公的病院や地方自治体といえど中身は人間です。色々な方がおられます。少しでも真っ当な倫理観のある職場で業務することを目指しましょう。私もまさか公的病院や地方自治体がこのような対応をしてくるとは夢にも思いませんでした。怒りの拠り所がありませんでした。しかし、そのような対応をしてくる職場は非常に劣悪な環境であることが多いです。もし入職してしまった場合、薬剤師が平気で虚偽と捉えられる可能性のある返答をするような信じ難い環境が待っています。入職する前で良かったと思うようにしています。また、メールの重要性を痛感した事例でした。そして募集の有無は常に確認するようにしてください。不条理な対応や扱いをされた場合でも、明らかに求職者の方が立場が弱いです。そのような状況になった場合は早く忘れ、よりよい職場で働ける機会があり幸運であったと捉え素早く次を目指しましょう。以上はあくまでもフィクションと捉えていただけると幸いです。


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