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病院薬剤師 就職活動(1)

私は病院薬剤師経験5年弱(病院のみ)です。中小〜大学病院、公的から民間病院まで計5箇所経験しました。家庭の事情や医学部再受験などで職歴が多くなりました。その中で改善点や私のような失敗を防ぐため情報発信していこうと考えています。あくまで体験談ですのでご参考までにしてください。


①大前提

できる限り新卒カードは大事に、職歴を重ねない、一つの会社で3年以上継続し勤務することが重要です。(ただし、やむをえない理由による退職は当然ですが致し方ありません)現在の採用可否を決定される方々は上記について絶対的な信仰を持たれている方がおられるためです。若い世代はそのような信仰は少ないと思いますが上の世代の方々はそのように思われている方々が比較的多い印象です。



②就職する上での条件

転居を伴わない転勤のある公的病院(優先度:公務員>赤◯◯、済◯◯などの公的病院)が最も考慮すべき条件の一つです。転勤なしであったとしても公的病院を選ぶ方が好ましいです。



③就職する上での条件(転勤について)

転居を伴わない転勤については、転勤のない職場は組織の腐敗が起きやすい傾向があり、転勤があれば組織の風通しが良い傾向にあり、職場環境が良いことが多いです。職場環境が悪かったとしても転勤によってそれを間逃れることができます。また職場が苦しくとも転勤まで頑張るといったモチベーションの維持に繋がります。ただし、転居込みだと定住後に苦しくなるので、転居を伴わない方が好ましいです。以上が転居を伴わない転勤を勧める理由です。


④就職する上での条件(公的病院)

公的病院を選ぶ理由は民間病院(全てではありません。好待遇の民間病院も探せばあると思います)との生涯年収、年間休日、福利厚生、手当などの差です。公的病院は昇給や退職金の面で民間病院より生涯年収が上回る傾向が強いです。また年間休日についても公的病院が10日前後多い傾向にあります。民間病院は土日祝日に勤務があることが多いです。また連休も取れないことが多々あります。民間病院では公休月何日間休みというのは、祝日がある場合はその祝日も公休に含まれることがあり、その月の他の公休が減ります。福利厚生についても公的病院の方が手厚く産前産後、育児、介護休暇等の取得条件や取得年数の多さについても公的病院に軍配があがります。手当についても住宅、扶養、通勤なども前述同様です。以上より病院の場合、公的病院一択と考えられます。また立場も守られており私は公的病院を選びます。


まとめ

以上より、転居を伴わない転勤のある公的病院(公的病院が優先)を条件に就職し、できる限り新卒カードは大事に、職歴を重ねない、一つの病院で3年以上継続し勤務することが重要だと考えます。致し方ない退職は仕方がありませんが、良い公的病院に就職できた場合、定年まで勤務することが好ましいと考えます。昇給や退職金を考えると転職はできる限り避けるべきです。今後は各論を投稿していく予定です。


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