米大統領選最終予測:クリントン306~357(選挙後懺悔コメントあり)

明日11/8がアメリカ大統領選挙の投票日ということで、一応予測のアップデートをしようかと思います。てゆうかもう少し頻度高くやろうと思ってたんですが、ぶっちゃけ4ヵ月前と大きく情勢が変わってないわけです。

4か月前の予想:クリントン286 vs トランプ188(6/8時点)

州別マップはこちら http://www.270towin.com/maps/MmzZR

どこかの情強に人気だったニュースアプリ(2015年3月時点)のプロピッカーの中には「私の周りのアメリカ事情通は首尾一貫してトランプ勝利と言っている」みたいな戯言を言っている人もいるようですが騙されないように。クリントンで決まりです。私の周りのウォッチャーは「クリントンで決まりなのに話題になるからトランプと接戦だと引っ張る米マスゴミうぜえwww」で見解が一致しています。(例えば 神風でも吹かない限り、第45代アメリカ大統領はヒラリーだ!

(トランプを支持する人がいないと言っているのではなく、またクリントンがベターだからそう言うのでもないです。州別に分析すればそういう結論しか出ないということです。)

とはいえ少しは情勢変動要素もありましたので、まあ少しアップデートしましょうかね。

副大統領候補

前回の予想の時には決まっていなかった副大統領候補が決まりました。

民主党 ティム・ケイン (バージニア州上院議員)

共和党 マイク・ペンス (インディアナ州知事)

地味な人選でしたね…まあ大統領が派手だからいいんじゃないでしょうか。

バージニア州(13)は以前の予想では共和・民主どちらにも色分けしませんでしたが、これで民主党に振ります。インディアナ州(11)はもともと共和党に色分けしていたのでそのままです。バージニア州13議席がクリントン陣営に上乗せされて、これで299 vs 188です。

ファイナルアンサー?ちょっと待った!

前回の予想はさすがに遊びすぎたというか、特定のロジックで押し切った部分が強いんで…つまり予備選でサンダース、トランプが勝ったからトランプに振ったけど、いやいやどう考えても地域的にそこ民主党が強いでしょ、ってとこがいくつかあるんです。例えばハワイ。西部のワシントン、オレゴン。東部のバーモント、ニューハンプシャー。

これらのうち、リアルクリアポリティクスで「Solid」(一番濃い色、確勝)となっている、ハワイ(4)とバーモント(3)だけ共和→民主に変えさせてくださいごめんなさい。他の州も変えたいところではありますが、まだ逆転の目があるってことで、トランプに振ったままにしておこうと思います。ここまでで 306 vs 181 です。

(つかニューハンプシャーToss-Upすか!ここにきて接戦州増やしすぎじゃないすかwww4か月前に接戦州を6つまで絞った俺なんなんすかwww)

テキサス民主にひっくり返る説を最初にブチ上げたのは俺だ!

上記で民主党を増やしましたけど、当然逆も考えられるわけです。予備選でクルーズ、クリントンが勝ったから民主に振ったけど、地域的には共和党が強い州、代表的なのはテキサス(38)です。自分でも無理筋気味かなと思ってました。

ところが…リアルクリアポリティクス見ていただくと、テキサス真っ赤じゃなくなってるんですよ。Likelyっていう、上から2番目でまだ共和党優勢ではあるんですけど、本当に逆転の目が出てきてしまいました。ヒスパニック人口が増加しているからとかいろいろ識者が分析し始めてるみたいですけど…たぶん日本で最初に言い始めたの俺だってドヤりたいからテキサス共和党民には寝ていてほしい!(失言)

そしてトランプがSolidの州は11州、63議席ありますが、すべて既にトランプで計上してしまっていました。なので民主→共和への振り替えはなし。

最終的な予測マップはこちら

http://www.270towin.com/maps/xPQxL 

クリントン 306 vs トランプ 181、接戦州として判定しなかったネバダ(6)アリゾナ(11)コロラド(9)ミネソタ(10)ノースカロライナ(15)の5州の選挙人数合計が51なので、レンジ予測としては

クリントン 306~357

トランプ 181~232

となりました。ちょっとレンジ広めですけど、このくらいにしておけばテキサスの番狂わせが実現しなかったとして、38議席くらい接戦州で取ってレンジ内には入ってくるでしょ。

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