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灯台と雪嶺

まぁ負け惜しみだけど、飛行機でひとっ飛びせずに陸路を取るとき、それぞれの土地独特の異なる文化や景色に接するのが楽しみだ(同じ自動車旅でも、若き日に駐在していた米国とは大違い)。
名物グルメたちは各ICやSAをそのまま通過することを許してくれず(体重増は2キロ以上を覚悟)、土地土地で耳にする方言は心を和ませる(青森での朝の「おはようございました」には懐かしさで胸一杯)。
加えてぼくの場合は、道すがら表れる山々の姿に目を奪われる。なかでも今回初見だった堂々の独立峰・岩手山や、陽を浴びて銀色を放つ蔵王山には、かなりの脇見運転を強いられた。
それらにも増して、北海道の山々はどれも美しかった。まだ本格的に登ったことがないので、近いうちにピッケルを手に戻ってきたい。
※写真は小樽港から

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